問わず語りの...

流れに任せて

2000年以降公開の邦画、個人的BEST10 その①

2022-04-20 05:32:53 | 映画

21世紀も入って20年以上経ちました。この辺で一度、自分の中での21世紀以降の邦画BEST10をまとめてみようと思いました。

あくまで個人的なものだし、今思いつくものを挙げているだけなので、数日後にはまた変わっていることと思いますが(笑)とりあえずはこんな感じで。

 

では、いってみましょう。

 

 

 

 

 

 

第10位

 

『時をかける少女』2006年公開。

監督:細田守。

 

甘酸っぱくてほろ苦い、青春の思い出。アニメならではの表現で、10代という切なくも瑞々しい時代を見せてくれた。

これ、アニメじゃなかったらこう上手くはいかなかったろう。アニメっていいねと思わせる良作。

 

 

 

 

第9位

『Ribbon』2022年公開。

企画、脚本、監督、編集:のん

 

劇場用作品第1作にしてこのレベル!次にどのような作品を見せてくれるのだろうかという期待を込めて、この位置につけました。

あんまりハードルを上げ過ぎるのは可哀そうかな、という気もしますが、この方には底知れぬ才能を感じますので、敢えて期待を込めて。

この方はとんでもなく「化ける」かもしれませんよ。

 

 

 

 

 

第8位

『千と千尋の神隠し』2001年公開。

監督:宮崎駿

宮崎駿作品で個人的に一番好きなのは、やはり『ラピュタ』と『カリオストロ』なんですけど、2作とも20世紀の作品なので対象外。それでもやはり駿さんです。8位にこれが食い込みました。

神々の描写の見事なことね。日本の神のことをよく勉強しながらも、自分なりのものに昇華させて表現しているのには感心させられます。

最近では舞台化もされているとか。この作品は時代を超えた新たな「神話」として、後世まで語り継がれるかもしれません。

 

 

 

今日はここまで。

 

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声量オバケとももクロがコラボ

2022-04-19 07:37:59 | ももクロ

西川貴教 featuring ももいろクローバーZ『鉄血♰Gravity』

 

 

西川貴教さんとももクロとの仲の良さはつとに有名ですね。

 

ももクロから「声量オバケ」の称号を賜った西川さんと、ももクロとの、初の本格的コラボ曲。

映画『Kappei』主題歌。アニメの内容は映画と直接関係はありません。

 

餃子と焼売の戦いって、面白いけど意味わからん(笑)。

 

ヘヴィ・メタル・テイスト満載の曲ですねえ。西川さんは元々ヘヴィ・メタル・バンドをやってた方ですし、声量オバケの称号に恥じない(笑)見事な歌唱です。

 

映画そのものは私の苦手なタイプの映画なので、特に紹介はいたしません。予告編も貼りません。どんな映画か知りたい方は、ご自分で調べてね。

 

映画なぞ観なくても、曲だけで十分。良い曲とは言いませんが

 

面白味はある曲、ではあります。

 

こういうメタル・テイストのある曲が、普通に使われるようになったんだねえ。

 

時代は変わった。

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『鎌倉殿の13人』第15話は神回!

2022-04-18 05:57:43 | 時代劇

いやあ、凄いのを観せていただきました。

 

この当時はまだ武士道など確率されていませんから、武士たちはみな欲得づくでの行動なわけです。

 

自分たちの経済基盤である所領を安堵してもらいたい。平氏がそれをやってくれないなら、もう一方の武家の棟梁である源氏を神輿に担ごう。それで源頼朝(大泉洋)が選ばれた。

 

でもその頼朝がイマイチ信頼できない。ならば神輿を変えちまおう。それが今回の謀反なわけですね。

 

『仁義なき戦い』ですよ、松方弘樹のセリフ。「あんたぁワシらが担いどる神輿じゃないの。神輿が勝手に歩ける言うんなら歩いてみいや!おぉ!」

 

 

でも、ただの神輿では収まらなかったのが頼朝なわけです。そうしてそれが、上総介広常の「死」に繋がる。

 

ある程度歴史を知っている人なら、上総介が斬殺されるのは知ってるわけです。問題はどのようにして斬られるのか、

 

それが、ドラマとしての山場。

 

なるほど、こう来たか!

 

やられました!もう、お見事という他ないです。

 

上総介を演じた佐藤浩市さんの、あの「死に顔」ね。なんでオレが!?と、わけがわからないまま死んでいく切なさ。それをただ見つめるしかない北条義時(小栗旬)の苦しさ、辛さ。

頼朝だって本当は辛いんです。でも舐められたら終わり、すぐに足を掬われる。そんな苛烈な権力争いに勝ち残るために非情で残酷な決断を下していく。

 

上総介はそのためのサクリファイス。

 

恐ろしい。まさに「仁義なき戦い」。

 

善児(梶原善)、また出てきましたね。この男が出てくると必ず誰かが死ぬ。必殺仕事人というより、まるで死神だ。

 

なにか、色々な伏線が張られた回のような気もしますね。ただの神輿であることを拒んだ頼朝ですが、その頼朝も後々不審な死を遂げることになる。もはや神輿の用をなさなくなった頼朝を、北条氏が「捨てた」とも考えられ、その死にもやはり、

 

善児が関わるのだろうか?

 

また梶原景時(中村獅童)も頼朝の死後追放され、所領に戻る途上で死に至る。

 

ここにも善児が?

 

あるいはまた、義経(菅田将暉)の死にも?

 

ああ、なんてこった!

 

「死を捲く男」善児の登場に、注目。

 

一方、政子(小池栄子)が御家人たちに慕われていく様子が描かれ、後の「尼将軍」誕生の伏線となっていることも見どころだし、上総介の死と対になるようにして、義時に長男が生まれますね。後の北条泰時です。

北条泰時はかの「御成敗式目」を制定した人物。「御成敗式目」は武家による初の法令集。武家を統率するための法令を編纂できるほどの権力を、北条氏が持つことになる、その象徴的な人物が、上総介の死と対をなすようにして生まれるという。

 

北条氏の権力の源は、上総介の死にある。

 

いやあ、凄すぎる、見事すぎる展開でした。

 

まさに、「神回」。

 

この上総介の役を佐藤浩市氏に振った三谷幸喜氏の慧眼には敬服します。またこの難しい癖のある役を見事に演じきった佐藤浩市氏には、称賛以外言葉がありません。

歴代大河ドラマ史上、最高に悲惨な「死にざま」、最高に悲しい「死に顔」でした。あれは生涯忘れられません。

 

佐藤浩市さん、お疲れさまでした!

 

 

今後のドラマ展開のすべての大元が、この回に凝縮されている。とても重要な回でした。見ごたえ最高でした。

 

改めて思う。このドラマ

 

凄えわ。

 

 

 

ありがとうございました。

 

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ANTHEM『Victim In Your Eyes』

2022-04-17 13:53:44 | メタルを聴け!

 

 

本当に悪い奴は誰なのか、黒幕は誰なのか、私は知らない。

 

私にできるのは、この目に焼き付けることだけ

 

恐ろしく、悲しく、そして尊い

 

犠牲(Victim)を。

 

 

 

J-METALの良心、アンセム初期の名曲!坂本英三のちょっと危なっかしいが力いっぱい攻めてくるヴォーカルが、妙に微笑ましい。

技術もあるけど、それ以上にこの「勢い」ね。納まりきれぬパワーを思いっきり叩きつけてくるパワー、でもそこに不良性はあまりなく、むしろ健康的な感じさえする。

そんなアンセムが

好きだった。

 

80年代J-METALの、「魂」の叫びを聴け!

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映画『シン・ウルトラマン』特報③公開!

2022-04-16 05:01:41 | 怪獣、特撮

 

怪獣、ではなく「禍威獣」だそうな。

 

禍々しき威の獣、ふむ、なんか

 

良いかも。

 

禍津神、タタリ神的な響きがあるね。私が常々いっている、怪獣とは大自然の怒りの精霊である、と言う説に嵌ってる気がする。

 

うん、良い。

 

それと宇宙人ではなく、「外星人」というのだそうな。なるほど、「外国人」というのと同じようなニュアンスということかな。

 

ザラブ星人がいたし、山本耕史はメフィラス星人らしいし、こうなるとバルタン星人も出てきそうな気配、ていうか

是非出て欲しい。

 

米津玄師の歌う主題歌のタイトルが「M八七」。これって、ゾフィーが撃つ光線の名前「M87光線」のことなのかね?「そんなに人間が好きになったのか」とはゾフィーのセリフだし、どうもゾフィーが物語のカギとなっている気がする。

 

うーむ、一体どんな内容なのだろうか。

 

岡田斗司夫氏が予想していた「ノンマルトの使者」をやるというのは、どうなのだろう?岡田氏は最近では、朝ドラ『カムカムエブリバディ』の展開予想を思いっきり外していたし、この方の予想は結構外れる。それに

 

「ノンマルトの使者」をやるなら、『シン・ウルトラマン』ではなく

 

『シン・ウルトラセブン』でやるべき。

 

と、個人的には思います。

 

いや、『シン・ウルトラセブン』があるのかどうか、知りませんけどね(笑)。

 

「禍威獣特設対策室」通称「禍特対(かとくたい)」。『シン・ゴジラ』をご覧になった方は「巨災対」を連想するかもしれませんが、この「巨災対」は抑々が、初代ウルトラマンに登場した「科学特捜隊」通称「科特隊(かとくたい)」を意識しているわけです。まあですから

「原点」に戻った

と、言うべきなのでしょう。

 

庵野さん、感無量だろうなあ。

 

出演者の方々もだいぶ判明してきました。特撮ファンはみんな大好きな嶋田久作さんが出てるし、『大怪獣のあとしまつ』にも出ていた岩松了さんもいるねえ。変なことしてないでしょうね(笑)。

 

上にも書きましたけど、山本耕史がメフィラス星人(!)土方歳三が、石田三成が、三浦義村がメフィラス星人!

上手くいってたらこれは面白そうだ。

 

この特報を観る限りでは、ウルトラマンは敵か味方なのか、という問題も出てくるみたいですね。それはそうでしょう。いきなりあんなデッカイのが現れて怪獣(禍威獣)を倒したからといって、すぐに味方だとは決められないでしょう。

 

これは平成ガメラ・シリーズでもありましたね。ガメラは敵か味方かという論戦は、シリーズ3部作を通じての重要なテーマでしたし、リアリティを追求するなら、当然こうした問題は取り上げるべきでしょう。

 

はたしてウルトラマンは、人類の味方なのでしょうか?

 

それとも......。

 

 

5月13日、愈々公開!

 

これを観ずして

 

死ねねーわ!

 

 

 

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