問わず語りの...

流れに任せて

馬が落とし、人が拾う

2024-06-01 17:40:50 | 歳時記

 

 

 

チャグチャグ馬コは、岩手県盛岡市や花巻市、岩手県中央部で行われるお祭りです。

 

綺麗に着飾った馬コたちが、神社までの道を練り歩く。日頃農業や森林伐採などに使役される馬たちに感謝し慰労するためのお祭り。馬コを家族のように大事にしてきた岩手の人たちならではのお祭りといえるでしょう。

 

 

衣装が重そうで馬が可哀そう、などという声もチラホラ聞こえてきますが、森林で伐採された木々を運んだりするのも彼ら馬コの仕事であり、そんなことに比べたらあの程度の衣装など、軽いものです。

 

 

南部馬はサラブレッドなどに比べて丈は低いが、がっしりとした体格をしており、力仕事に向いているとも言え、まあだから、心配するには及ばないということ。

 

 

200年に亘って行われてきた祭りだし、馬が好きだから、大事だからこそ行われている祭りであって、決して人間本意というわけではない、馬のことはちゃんと考えている、と

 

 

私は思いますけどね。

 

 

馬の”落とし物”を人が拾う。優しい、良い風景ではないですか。

 

 

 

チャグチャグ馬コ。今年は確か6月8日(土)開催予定だったかな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

岩手民謡『チャグチャグ馬コ』

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