ヘヴィ・メタルには有望な若手バンドがいない、らしい。
最近の奴はほとんど聴かないので、実態はよくわからないのですが、確かに活躍しているバンドは昔から続けているバンドとか、一度解散して再結成したバンドとか、なんかそういう人たちばかりかなあ、という感じがしてしまうのは確か。
私の個人的感想ですよ、あくまでも。
まあねえ、音楽というか業界というか、「かたち」が変わってきてますからね。今はSNSのせい(?)で、バンドというものが育ちにくい状況にあるらしい。バンドというかたちに頼らない、新たなかたちのメタルが登場でもしない限り、生き残るのは難しいのかも。
栄枯盛衰、消えゆく運命にあるものは、消えゆくしかないのか…。
なーんてね、そんなことを考えても仕方がない。私はメタルが好きだ。だからメタルを聴く。
願わくば将来にわたるメタルの繁栄を希望するけれども。それは私には如何ともし難い。
消えゆく運命にあるものを愛でるのもまた良し…って、まだ消えゆくとは決まってないけどね(笑)
というわけで、人間椅子です。
人間椅子といえば、初期のBlack Sabbath的なオドロでズルズルなサウンドというイメージですが、こういう疾走感溢れる典型的なメタル・ナンバーも書くんだね。これはこれで良い。
和嶋さんの歌は上手いとは言えないけれど、これはこれで味わいがある。
そうそう、これで良いんだよ、これで。
続けていることの尊さ。人間椅子というバンドを産んだ青森、東北という土地。我が国日本に
感謝。
Vチューバーとかの音楽を好きな子もいれば、TikTokで昭和の音楽振り返ったりね。
メタルの胸熱も違った展開で聴けるのか?
関係ないけど、このバンドは息子が検索して見つけました。ヘヴィメタルじゃないけど、特撮の音楽バンドです。知ってるかも?
https://www.katokutai-band.com/about
ティガとかダイナとかから特撮好きは残っていたり、ゴジラの音楽はやっぱり世代に受け継がれていくぐらいなものなのかと。
形は違っていくけど。
続けるってことが本当にすごいし、TikTokからメタル回帰もあるんじゃないかな。
この間あるきっかけでSaekoだったかな?この方の曲をYouTubeで聴いてみたんだけど、特攻隊で散った将校さんの残した手紙を英詞にして歌って、世界に発信しているんです。今挙げた曲はバラードなんだけど、他の曲を聴いてみるとシンフォニックでドラマチックなメタル・サウンドに乗せて朗々と歌ってる。
バックの演奏が打ち込みなのが本物のバンドなのか、よくわからないんだけど、メタルのドラマチックな面を上手く生かしているなと思ったし、こういうかたちでメタルは生き残っていくのかもしれない。なんてことをふっと思ったりしましたね。
そうか、確かに未来への希望はまだあるのか。
玲さん、ありがとう。気づかせてもらいました。
「本物」はかたちを変えても、未来へと伝えられていく。
そう信じることにします。