『鎌倉殿の13人』に源義経が登場しました!
わずか1分の登場シーンとはいえ、なかなかよく出来ていましたね。菅田将暉くんの義経はなんだかとても可愛らしく、いかにも良い子そうで、今後の悲劇を思うと今からもう哀しくなってしまう。そして田中泯さんの藤原秀衡!バツグンですね。あの風格、威厳。ああいう空気を出せる俳優さん、今いないですからね、貴重だわー。素晴らしい、大好き!
田中泯しか勝たん!
秀衡と義経の別れの場。あれは間違いなく中尊寺の敷地内だね。周囲の森の雰囲気は、現在の中尊寺月見坂から金色堂へ登っていく道の周辺の森の雰囲気を明らかに意識しているし、二人のバックの丘の上に建つお堂は、観光パンフレットによく載っている金色堂の外観を撮った写真に、構図がまったく同じ。つまりあれは金色堂、でも金色に光り輝いてはいないので、覆堂によって保護された状態、ということ。
えっ?待て待て、
おかしいぞ。
この時代、奥州街道は中尊寺の敷地内を貫いていたので、金色堂の下での別れはあり得ないことではない。まあそれはいいでしょう。でも
この時代の金色堂は、覆堂で保護されてはいません。その皆金色の偉容を、白日の下に堂々と晒していました。
ですから、あの別れのシーンでは、日の光に照らされた金色堂が燦然と輝いていなければおかしい。
覆堂が建てられたのは、記録によれば鎌倉時代に入ってからのこと、奥州藤原氏が、平泉が滅びてから後のこと。それなのに、ああそれなのに。
なんてつまらないミスをしてくれちゃってんだよ!まったくもう。
それともあれは、金色堂ではないというのか?しかし森の雰囲気といい、丘の上にポツンと立つお堂といい、明らかに観光パンフレットの金色堂そのままやないかい!あれが金色堂じゃないというのなら、一体なんだというのだ?説明せんかい!責任者出てこーい!(人生幸朗師匠風に)
ホントにもう、気を付けてくださいよ。こちとらドラマを楽しみにしてるんだからさ!
まあ、それはそれとして
菅田義経に大いなる期待感!
面白くなりそうだ。
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