ヘヴィ・メタルには有望な若手バンドがいない、らしい。
最近の奴はほとんど聴かないので、実態はよくわからないのですが、確かに活躍しているバンドは昔から続けているバンドとか、一度解散して再結成したバンドとか、なんかそういう人たちばかりかなあ、という感じがしてしまうのは確か。
私の個人的感想ですよ、あくまでも。
まあねえ、音楽というか業界というか、「かたち」が変わってきてますからね。今はSNSのせい(?)で、バンドというものが育ちにくい状況にあるらしい。バンドというかたちに頼らない、新たなかたちのメタルが登場でもしない限り、生き残るのは難しいのかも。
栄枯盛衰、消えゆく運命にあるものは、消えゆくしかないのか…。
なーんてね、そんなことを考えても仕方がない。私はメタルが好きだ。だからメタルを聴く。
願わくば将来にわたるメタルの繁栄を希望するけれども。それは私には如何ともし難い。
消えゆく運命にあるものを愛でるのもまた良し…って、まだ消えゆくとは決まってないけどね(笑)
というわけで、人間椅子です。
人間椅子といえば、初期のBlack Sabbath的なオドロでズルズルなサウンドというイメージですが、こういう疾走感溢れる典型的なメタル・ナンバーも書くんだね。これはこれで良い。
和嶋さんの歌は上手いとは言えないけれど、これはこれで味わいがある。
そうそう、これで良いんだよ、これで。
続けていることの尊さ。人間椅子というバンドを産んだ青森、東北という土地。我が国日本に
感謝。