さかざきが綴る「アンティークな日々」

アンティークディーラーさかざきがアンティークのこと、日常のことを綴っています。

まだまだ続く怒濤の日々

2011-05-14 | 

 寝過して飛行機に乗り遅れることもなく、無事パリに到着しております。ただし…到着そうそうパリでストの洗礼に。悪名高きフランスの公共交通機関のストですが、昨日は空港とパリ市内を結ぶRER(郊外高速鉄道)で行われていた模様。目的地のホテルの最寄り駅まで到着せず、途中の駅で折り返し運転。仕方なく降りた駅からタクシーに乗ったのですが、タクシー乗り場の長蛇の列に待つこと1時間以上。午後6時半には飛行機はパリに到着していたはずなのに、いつものホテルに着いたのは午後9時40分。途中、RERの駅のエスカレーターが全て止まっていたために、長い階段を二つのスーツケースを持って決死の覚悟で降りる、というアクシデントにも遭遇しつつ、いつもは約1時間で行き来できる空港とホテルが、「3時間かかるって、いったいどういうこと!?」と誰ともなく怒りをぶつけ、ヘロヘロでホテルに着いたのでした。

 早速今日から今度は怒濤の(?)買付けが始まります。今日はどんな物と巡り会えるか?それでは行って参ります!

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怒濤の日々を乗り越え、行ってまいります!

2011-05-13 | 

 いよいよ明日(既に今日になってしまいましたが)から買付け。名古屋で過ごした昨日も、今日も、様々な用事に明け暮れ、ようやくここまで漕ぎつけました。(笑)今回は、フランスやイギリスの日々を楽しむ「癒しの買付け」にしたいと思っていますが…きっと無理でしょうね。でも、それぞれの国のディーラー達には出掛けることを伝えてあるし、お店をオープンすることも伝えてあるので、きっといつも以上に良い出会いがあるはず。そう信じて出掛けてきます。

 河村は後日東京からフランスへやって来て合流するので、それまでせいぜい羽を伸ばすことにします。また余裕がありましたら、現地からも更新しますね。

 とりあえず午前1時半の今現在、明日5時半に起きる事が出来るかどうかが、私の一番の心配事です。←「だったら早く寝ろ!」と河村から突っ込まれそうです。

 ショップのオープン日もめでたく決定し、ホームページを色々と更新してみました。どうぞご覧になってみてくださいね。それでは行ってきま~す!!

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お引越し その2

2011-05-11 | 日常生活

 またまたご無沙汰で済みません!なんとかすべてのお引越しを終え、私は今名古屋にいます。(ちなみに河村は東京です。)

 まずは5月7日にサロンに不用品の回収業者に来ていただき、サロンを仕切っていた大きなパーテーションを回収。このパーテーションも、今回の引越しでは悩みのタネでしたので、「これ、買ったときには高かったんだよな~。」と心の隅で思いつつ、回収していただいてほっとしました。ついでに、大きな書棚も自宅へ運んで貰い(今回のお店はサロンよりも狭くなるので、残念ながら大きな書棚は持って行けないのです。)、ついでに自宅に長らく鎮座していた母のエレクトーンも一緒に回収。いやいや、昨今、「物を捨てる」ということは結構タイヘンですね。

 翌日の5月8日はいよいよ引越しです。それまで頭の中をキャンディーズの「微笑み返し」が頭の中をエンドレスで巡る中、なんとかすべての荷物の整理を終え、ようやく引越し屋さん登場!行きつけの美容室推薦のS社にお願いしたのですが、それはもう全員挨拶の出来る礼儀正しいコ達で、元「体育会系」のサカザキにはそれだけで好感度UP!その後も、皆キビキビ働き、面倒なガラスケースやバッフェの梱包も、嫌な顔ひとつせず丁寧にキッチリ。引越し屋さんの仕事ぶりを初めて目にして感動、すっかり「引越し屋さんLOVE」になったサカザキです。

 そして、引越しの荷物をトラックに積み込むと、今度は自分達が東京へ移動。自分達の荷物は、東京へ行くたびに少しずつ運んでいたのですが、それでも車の中は自分達の衣類や食器などで満杯です。連休中の渋滞の続く中、なんとか東京にたどり着いたのは夜10時。そんな時間にお店の内装を請け負ってくださった施工業者さんにお店まで来ていただき、内装が完了した最終チェックを。業者さんからは度々メールで工事の進行状況の画像をいただいていたのですが、前日、「あとは見てのお楽しみということで!」と言われていたので、ドキドキしながら扉を開けると…思わず「わぁ、可愛い!!」と叫んでしまいました。私達が望んでいたとおり、そこはラヴリーな雰囲気でいっぱい!引越しの大変さと名古屋を離れる淋しさとで落ち込み気味だった気分はいっきに明るくなりました。まだ画像はお見せできませんが、もの凄く可愛いお店が出来上がりました!!(←例によって自画自賛。)早くお客様の皆様にも見ていただきたくてなりません。

 さて、翌日にはS社のトラックが午前9時に到着。エレベーターが狭いので、ひとつひとつ二階のお店まで手運びしていただきました。特に、曲面ガラスが割れると替えのきかないガラスケースが、梱包の中からそのままの姿で現われたときには感動。大切なバッフェもガラスケースの3点セットも、どこも傷むことが無く美しいまま銀座に到着し、本当に嬉しかったです。引越し屋さんに感謝。ただし、什器や商品の入ったケースが入って、お店の中は足の踏み場もない状態に。まだまだこれからが大変です。

 その後、自宅に家具や荷物が届くことになっていたため、私だけ自宅に帰宅。すべての荷物を受け取って、また夕方銀座へ。お店で荷物の整理をしていると、またすぐに夜になり…あぁ、なんて一日は短いのでしょう!

 翌日の5月10日は、名古屋のサロンの退去日になっていたため、私だけ朝から車で名古屋へ。連休も終った平日の昨日は、どこも渋滞することなく、スムーズに名古屋に着き、無事夕方からの立ち会いに間に合いました。その後も昨日は、自宅の片付けや花粉症のクスリを出して貰うため(毎年この時期のフランスではマロニエの花粉に悩まされるので。)病院へ、そしてコタツ布団を持ってコインランドリー、自分達の大量の冬物(ほとんどが河村の衣類)を持ってクリーニング店、最後に電気店へと奔走。あぁ、忙しい。

 そんな訳で、今日私は名古屋におり、そのまま13日より中部国際空港から出国の予定です。河村は東京でお店の準備や経理の仕事を片付け、後日成田からパリへ飛び立ち、向こうで合流の予定。まだまだお店のオープンまで、やることが山のようにあるのですが、まずは引越しが済み、今回の移転の半分の作業が済んだ気分。とりあえず今からサカザキは両替に行ってきます!

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お引越し その1

2011-05-06 | 日常生活

 皆様、お久し振りです!気付くと五月ももう六日、ゴールデンウィークも後半ですね。陽気も良くなった昨今、如何お過ごしでしょうか?

 エンジェルコレクションのお引越しもいよいよ佳境に入って参りました。私自身、自宅の建て替えのため数十メートル先にお引越ししたのが、人生の中の唯一の引越し体験。片やうちの河村は、転勤族だった親の関係で子供の頃から引越しを繰り返し、今回がなんと12回目(!)というツワモノ。今回は、お店と自宅の二箇所の引越しになるとはいえ、引越しがこんなに大変なものとは思いませんでした。

 セールの後からサロンの片付けを始め、出てくる!出てくる!7年半の間にこんなに様々な物を溜め込んでいたとは!それを必要な物と捨てる物に分類するという果てしない作業を繰り返し、さらに「名古屋の自宅行き」「東京のお店行き」「東京の自宅行き」と分けること二週間。その間に名古屋ー東京間に往復をこなし、溜め込んであった様々な物を手にしながら、住み慣れた名古屋やお友達から離れる悲しい気持ちが溢れるのを堪え、なんとか収束を迎えようとしています。

 さて、今回の引越しで一番の懸案はサロンの什器をどうやって運ぶかということ。ガラスケースの3点セットは扉を外してしまえばさほど重くないのですが、なにせ大きな曲面ガラスがはまっていて要注意。フランスの食器棚バッフェは210cmと背も高く、大理石の天板も付いた重量級。私自身は自分で運ぼうとは露ほども思わなかったのですが、河村はなぜか大ハリキリで、「大丈夫、大丈夫、自分がみんな運ぶから!」と全然大丈夫じゃない発言を繰り返し、私を不安のどん底へと突き落としていました。(「自分がみんな運ぶ」なんて言っても、絶対ひとりでは運べない訳で…。)

 そんな折、組み立て式になっているバッフェの、一番上のガラス戸棚部分を降ろすのに、重過ぎてどうしても私では無理な為、たまたま名古屋のお仕事にいらしていたブロカントAのご主人に急遽来て貰い、降ろしていただきました。その際に、「しのぶちゃん(ブロカントAさんは河村のことをこう呼んでいます。)、これをお嬢様(なぜか私のことはこう呼びます。)とふたりで運ぶのはどう考えても無理やで!俺は引越し屋を頼んだほうがいいと思うよ。」とツルの一声。この一声でやっと目が覚めた河村は、それでも渋々引越し屋さんに依頼することを許してくれました。(彼はどうしても自分で運びたかったようなのです。)そんな訳で、当日は引越し屋さんに東京まで運んでいただきます。やれやれ。あ~、良かった。(汗)

 後はなんとか無事に運んでいただくのを祈るばかり。エンジェルコレクションのお引越しはまだまだ続きます!

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