さかざきが綴る「アンティークな日々」

アンティークディーラーさかざきがアンティークのこと、日常のことを綴っています。

お引越し その1

2011-05-06 | 日常生活

 皆様、お久し振りです!気付くと五月ももう六日、ゴールデンウィークも後半ですね。陽気も良くなった昨今、如何お過ごしでしょうか?

 エンジェルコレクションのお引越しもいよいよ佳境に入って参りました。私自身、自宅の建て替えのため数十メートル先にお引越ししたのが、人生の中の唯一の引越し体験。片やうちの河村は、転勤族だった親の関係で子供の頃から引越しを繰り返し、今回がなんと12回目(!)というツワモノ。今回は、お店と自宅の二箇所の引越しになるとはいえ、引越しがこんなに大変なものとは思いませんでした。

 セールの後からサロンの片付けを始め、出てくる!出てくる!7年半の間にこんなに様々な物を溜め込んでいたとは!それを必要な物と捨てる物に分類するという果てしない作業を繰り返し、さらに「名古屋の自宅行き」「東京のお店行き」「東京の自宅行き」と分けること二週間。その間に名古屋ー東京間に往復をこなし、溜め込んであった様々な物を手にしながら、住み慣れた名古屋やお友達から離れる悲しい気持ちが溢れるのを堪え、なんとか収束を迎えようとしています。

 さて、今回の引越しで一番の懸案はサロンの什器をどうやって運ぶかということ。ガラスケースの3点セットは扉を外してしまえばさほど重くないのですが、なにせ大きな曲面ガラスがはまっていて要注意。フランスの食器棚バッフェは210cmと背も高く、大理石の天板も付いた重量級。私自身は自分で運ぼうとは露ほども思わなかったのですが、河村はなぜか大ハリキリで、「大丈夫、大丈夫、自分がみんな運ぶから!」と全然大丈夫じゃない発言を繰り返し、私を不安のどん底へと突き落としていました。(「自分がみんな運ぶ」なんて言っても、絶対ひとりでは運べない訳で…。)

 そんな折、組み立て式になっているバッフェの、一番上のガラス戸棚部分を降ろすのに、重過ぎてどうしても私では無理な為、たまたま名古屋のお仕事にいらしていたブロカントAのご主人に急遽来て貰い、降ろしていただきました。その際に、「しのぶちゃん(ブロカントAさんは河村のことをこう呼んでいます。)、これをお嬢様(なぜか私のことはこう呼びます。)とふたりで運ぶのはどう考えても無理やで!俺は引越し屋を頼んだほうがいいと思うよ。」とツルの一声。この一声でやっと目が覚めた河村は、それでも渋々引越し屋さんに依頼することを許してくれました。(彼はどうしても自分で運びたかったようなのです。)そんな訳で、当日は引越し屋さんに東京まで運んでいただきます。やれやれ。あ~、良かった。(汗)

 後はなんとか無事に運んでいただくのを祈るばかり。エンジェルコレクションのお引越しはまだまだ続きます!

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