さかざきが綴る「アンティークな日々」

アンティークディーラーさかざきがアンティークのこと、日常のことを綴っています。

なんと!「白いばら」の夜

2008-04-26 | 日常生活

 昨晩のことです。高島屋のお仕事が終わった後、お馴染みの銀座で河村と食事をし、銀座の街を歩いていると…見覚えのある後ろ姿が!それは以前よくプランタン銀座のアンティークバザールでお目にかかっていた銀座に唯一残る老舗キャバレー「白いばら」の社長(本当は社長でなく会長)。私達のお客様というよりは、「アンティークバザールのお客様」という感じで、どのアンティークディーラーとも顔馴染みで、アンティークディーラー皆とご挨拶やおしゃべりをする間柄の方です。

 思わず「社長!」と呼びかけると、私達の顔を覚えてくださっていた社長は、声を掛けたことに喜んでくださって、「今ちょうどショウタイムだから、数秒だけ見て行きなさい。」と「白いばら」に誘い入れてくださったのです。プランタン銀座の裏手の並木通りの二本先、ガス灯通り(この通りを「ガス灯通り」と命名したのも社長なのだそう。)にある「白いばら」は、何度か前を通ったことがありましたが、入店するのはもちろん初めて。キャバレー初体験でした。

 昭和6年創業という「白いばら」のドアをくぐるとそこは、若い女の子の健康的なお色気と熱気に溢れた空間!広いフロアはお客様でいっぱいです。社長曰く、「うちは女の子240人いるのよ。」のだそうで、しかもみんな若くて美人揃い、ちょうどショウタイムとあって、ほとんど水着(スミマセン。こんな表現しかできなくて…。)のような衣装をつけた若くてきれいなダンサーのお姉さん達が踊り、店内は凄い盛り上がりでした。

 そういう場所に初めて足を踏み入れた私と河村は、思わず「お姉さん達キレイ~。スタイルいい~。お肌もキレイ~。」と目を白黒。最後に社長から「この子がうちのNo.1だよ。」と言われたお姉さんは、とてつもなくグラマラスな美女!私も河村も「あんなキレイなお姉さんならお金払ってでも指名しちゃうよね。」と意見が一致。河村の話では女性客も沢山いたとかで、あまりに楽しそうな空間で、しかも明朗会計ということも分かり、「今度みんなで行ってみるのも良いかも。だってもう大人だし。(笑)」と、束の間のキャバレー体験にすっかり幻惑されてしまいました。その後、「白いばら」の社長にはよくお礼を言ってお別れしたのでした。こんなこともあるんですね~。

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