住宅街とはいえ、我が家は名古屋でも街中、東京だったら世田谷という感じでしょうか。私自身、子供の頃から「町の子」として育ったつもりだったのですが…。(ちなみに我が家の場所はこんなところ。もちろん付近に山や森はありません。地下鉄の駅からだって10分程度、決して野生動物に縁がある場所ではないのに。)
我が家の庭にタヌキがいるらしい、と母が言い出したのは昨年の夏頃。まさかこんな街中にタヌキがいる訳ないと「野良猫と間違えたんじゃないの?」なんて一笑に付した記憶があります。その後、隣家に住む妹夫婦も、「夜、庭にタヌキが出た!」と言いだし、「???」という感じの私だったのですが…先日、見てしまったのです!夜遅く、近所に買い物に出掛けようとした私の車の前を横切ったものを!!
その姿は猫よりもずっとフサフサで、顔は鼻先が尖っていて、猫の耳とは違う丸い耳!しっぽもフサフサで猫よりもずっと太い。猫とは全然違う~!一瞬「えっ~!!」と声を上げてしまった私。本当にタヌキだったんだ!
山から下りてくるといっても、近所に山なんてないし(くどいようですが、うちは名古屋の街中です。)、妹の話では夜の庭に親子三匹で現われたとか。さらに、「タヌキは木の根や木の板などが好きで群れで生活するらしい。庭の桜の下のウッドデッキの下(ウッドデッキは崖に張り出すように作られています。)に巣があるのかも?」という話でした。その話を聞いても、まだ「まさか庭にタヌキの巣があるなんて???そんなバカな。」と半信半疑だった私ですが、先日薔薇の画像を撮るために久し振りに庭に下りた私は、ワサワサ生える薔薇を見て納得。「これじゃ、タヌキも住むわ。」
それにしてもうちのタヌキ、いったいどこから来たのか謎は深まるばかりです。
これが妹がうちの庭で撮った証拠写真。ね、確かにタヌキでしょう?