長崎で過ごした時間もあっという間に終わり今日は再び門司に戻りました。今までも河村と一緒に何度も訪れている長崎ですが、以前長崎に住んでいた河村の案内で、今日は市街地から少し離れた神の島まで。神の島教会は海辺に建つ本当に可愛らしい教会、私達のお気に入りの教会です。今日も画像と共にどうぞ。
以前、神の島まで行くには、長崎港をぐるりと周らなければなりませんでしたが、2005年にこの女神大橋が出来てからはとても便利になりました。大きなドックを持ち世界最大級の客船が出入りする長崎港。この女神大橋は、大型船がその下を通れるよう、非常に高い位置に渡された本当に大きな橋です。歩いて渡ることも出来ますよ。
神の島は元々長崎港の西岸の南端にある島でしたが、戦時中から埋め立てが始められ、戦後に陸続きとなりました。神の島の岬に位置するこの神の島教会は、遠くからでもその真っ白な姿をはっきり目にすることが出来ます。
神の島教会からすぐ、岬の先にある「岬の聖母」。(左端に神の島教会があるのがお分りいただけるでしょうか。)長崎港に出入りする船すべてを見守るその場所で、船舶の安全を祈願して建てられました。以前は干潮時に陸続きになって渡ることが出来ましたが、今では立派な遊歩道が出来、いつでもマリア様の足元へ行くことが出来ます。
教会の門を飾る真っ白な十字架。周りを海に囲まれた岬の先にある小さな教会です。
1897年に建てられた神の島教会。国宝にも指定されている大浦天主堂に次いで建てられた由緒正しい教会です。小さな教会ですが、よく手入れをされた様子から今も大切にされていることが分かります。江戸時代の当時、まだ島だったここはキリシタンが隠れるのには都合が良かったとか。内部は撮影禁止だったのですが、素朴でカラフルなステンドグラスも可愛かったです。
神の島からの帰りは「女神大橋の上を歩きたい!」という河村の強硬な意見で、橋のたもとの駐車場に車を駐め、橋の上の歩行者用道路を。長崎港の全貌が見渡せるそのロケーションは素晴らしかったのですが…橋の上は強風で死にそうに寒く、あまりの寒さに泣きそうに、いえいえ本当に涙を流しながら歩いていた坂崎でした。
河村から「猪八戒の帽子」と呼ばれている(失礼しちゃう!プンプン)お気に入りのベレー帽をかぶって。機嫌が悪かったのではなく、ただただ寒かったのです。
楽しかった九州の旅もおしまい。明日は再び長距離ドライブの日、ようやく門司から名古屋へ帰ります。