児童ポルノ法、衆院法務委員会を見て。

法務委員会の児童ポルノ法審議の中継の話をNパパに聞いた後、私も息子と一緒に少しネット中継を見ました。

えっ・・・国会って、こんなの！？
印象操作と言うか、世論誘導と言うか・・・
ヤラセあり、ウソあり、ごまかしあり、泣き落としあり・・・って

見てみたい方は、
衆議院インターネット審議中継
で、6月26日の法務委員会を見てください。

でも、全部で5時間以上あって見るのが大変ですから、
まとめサイト
ここで、各人の発言内容が箇条書きにまとめられていますから、見てみてください。

これが改悪児童ポルノ法の実態だとすると、今まで思っていたよりはるかに、ひどい法律ということになります。

驚いたこと　その１：
・自公案では宮沢りえの「サンタフェ」が児童ポルノ！！
以前から規制派議員が「規制の対象にはならない」と言っていた、宮沢りえ17歳の頃の写真集「サンタフェ」。莫大な部数が売れた超話題作です。持っておられるお父さんも多いのでは・・・自公案が通れば、捨てなければならないそうです。そればかりではありません。昔から大変な数の出ているグラビアアイドル雑誌も、その年齢の確認できないものは（確認できるわけがないから）全部アウトです。
「映画、出版物、大女優だろうと関係ない、今までの映画も本も写真も18歳以下のヌードなら全部捨てるように。」これが自民党議員の言葉です。

驚いたこと　その２：
・ジャニーズも児童ポルノ！！
児童ポルノの対象は女の子ばかりではありません。ジャニーズの10代アイドルが、コンサートで汗をかいて上衣を脱いでいるようすも、児童ポルノとして処罰されます。ということは、10代の水泳選手や、陸上選手、体操選手、あらゆる衣服の一部を付けていない人の姿を写真やビデオに撮ることはできません。スポーツのテレビ中継もできなくなるでしょう。また、家族で海水浴に行ったときの記念写真も、赤ちゃんをお風呂に入れている写真も、捨てなければなりません。

驚いたこと　その３：
・児童誘拐事件を描いたテレビドラマも、児童ポルノ！！
自民党の議員は、民主党議員に対して、こども（着衣）を縛り上げたイラスト(自筆？）を持ち出し、「民主党案ではこれは規制できない」とか言いたてていました。
演技で無く、性的虐待としてそれをやったというのならその時点で犯罪で、その映像も現行法ですでに許されないものです。

前はドラマで演技でやった場合は許されていたわけですが、性的虐待に見える映像なら駄目と言うことになります。児童誘拐事件を描いたテレビドラマも、全部違法になってしまいます。多くの刑事ドラマも、ビデオ録画してただけで犯罪になります。疑わしいものはともかく全部、捨てるべきだそうです。

驚いたこと　その４：
・ウソ泣き！？
自民党議員の発言の時、斜め後ろに座っていた公明党女性議員は、始終ごそごそ動いたり、くすくす笑ったりしていました。そして、目薬を何度もさしていました。
その後、彼女の発言の番が来ると、いきなり涙声で児童ポルノの惨状を訴えました。

驚いたこと　その５：
・アグネス・チャンも泣き落とし！！
私がこどもの頃、トップアイドルだったアグネス。
まっすぐな長い髪、白いハイソックスにミニスカート。10代の魅力を発揮して大人気だったのに・・・
今や、日本ユニセフ協会大使として児童ポルノ撲滅に奮闘しているのはネットではあまりにも有名。彼女を操っているのが何か定かではないが、彼女の発言はいちいち出鱈目、感情的、ウソだらけ・・・


明日は、Ｎパパの考察をお送りします。



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