愛のつるし一回転飛行機

けん玉姉のけん玉普及活動日記。
2008年秋、転移性乳がん患者となる。
病気のこと、日々の生活なども。

姉とライフソースかたつむり

2010年09月23日 | かたつむり
 カタツムリはどうなってるのと聞かれる事が多いので、ここらでお答えしておきます。実は残念な事に姉の入院中に全然、面倒をみてる余裕がなく全てが終わった後で気がつくと全滅してました。おそらく、彼女がそうなったのと同じ頃だったと思います。みんなつれていったのでしょうか・・・・

 ですが、この間、多くの弔問の方々と話すうちに気がついた事があります。彼女の友達は男女を問わないということです。実際、結婚してれば普通、少しは遠慮する物ですが、男友達もたっぷり作っているのです。どんな人とでもかまわずつきあっているんですね・・・また、大っぴらに隠しもしないので、変な風に疑いようもありませんでした。どうも彼女は、性差と言うものを気にしない考えだったんです。

 よく知られているようにカタツムリは性差のない生き物です。両性具有で、性の平等のシンボルにもなってるほどです。これを愛するというのは、男らしくないと駄目だとか、女らしい人でなきゃとかいう気持ちをすて、人としてのいいつきあいをしていくのが大事ということでしょうか。

 それって、どうなんだろうと、庭に埋めてやった、カタツムリの殻の渦巻きをみていたら、昔読んだ、ライフソースデザインとか言うものを思い出しました。古代人が遺跡に書く図柄がよくこう言う渦巻きになってるんですね。なんと言うか、生命の根源を意味する物だとか人類学者が唱えてたりする説にあるそうなんですが、実際、そう言う力のシンボルとして、多くのスピリチュアルな世界でもカタツムリ型の文様が使われてるようです。こんな感じです。
                 

 カタツムリそのものの象形化にしかみえないです。ライフソースデザイン(生命根源の図柄)・・・全てを産み出す大元を意味する形の生き物だったとは! 彼らが愛し合う様子を眺めながら、姉はよく言ってました。「うーん。造化の妙だわ」と・・・確かに、男だとか女だとかにこだわらず、わけ隔てなく姉が人を受け入れるわけには性差を超えた生き方を美しいと思う気持ちもあったのかもしれません。カタツムリは侮れませんね。

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2 コメント

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Unknown (みにみに)
2010-09-24 16:05:06
5/27の日記以来、更新されないことを気にしていました。

8/2、姉(みえにゃ)さんの訃報をカタツムリ関係の友人から知らせていただきました。
その後も、こちらのブログで闘病の様子を読ませていただいていました。
なんて言葉を書けばいいのかわからず、お彼岸になってしまいました。

姉さんには色々なアドバイスを頂き、とてもお世話になりました。
この場を借りてお礼申し上げます。

カタツムリ達がどうしているのか、気になっていました。
一緒に連れて行かれたんですね・・・
良かったと思います。

私はもともと渦巻き模様が好きでした。
そして精神的に病んで退職を決意する少し前にカタツムリと出会い、飼育を始めました。
は何も言いませんが、私の思い・呟きをだまって聞いてくれ、自分の存在理由を見出せず苦しむ私に「毎日世話をする役目」を与えてくれました。
を通じたネット上での交友関係も作れ、孤独感を軽くしてくれました。
一生懸命生きる姿も、私に今までにない考え方を与えてくれました。
いとおしい、大切な家族です。
私事をならべ、申し訳ありません。

姉さんの御冥福を心よりお祈り申し上げます。
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みにみに様 (Nパパ)
2010-09-24 21:26:42
 コメントありがとうございます。姉もカタツムリに癒されて何か力を得ていたようです。もうカタツムリはいなくなってしまいましたが、姉の思い出として、いくつか、カタツムリの事も書いていきますので、またコメントよろしくお願いします。
返信する

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