桜花賞に向けて（中間調整チェック）

週始めに怒涛の更新ラッシュです！！
有力どころの中間の調整具合と一週前追い切りの動きをチェックです。
順番は登録馬のあいうえお順です。有力どころという判断も私的判断です（笑）

・アイムユアーズ
　昨年暮れのファンタジーＳ（１着）→栗東滞在→阪神ＪＦ（２着）と同様の
　調整過程で、今回も報知杯ＦＲ後17日目に初時計をＣＷで出しています。
　馬なりで余力十分に集中した走りに映りました。
　最終追い切りを栗東坂路で馬なりで済ませれば仕上がりそうです。

・イチオクノホシ
　アイムユアーズ同様にＦＲ後に栗東に滞在しており、18日目に坂路で時計を
　出してきました。馬なりで全体時計は遅いものの終いは12.2秒と切れを見せました。

・ヴィルシーナ
　3月中旬から速いところを２本乗られています。クイーンＣからの直行ローテは
　昨年のホエールキャプチャと同じです。こちらは最初から栗東組という点では
　より調整は楽だと思います。最終追い切りの時計と動きに注目でしょうか。

・エピセアローム
　チューリップ賞の18日後から坂路で時計を出しています。一週前追い切りでは
　僚馬ジェンティルドンナと併せて遅れはしましたが、相手は岩田騎手騎乗でこちらは
　助手ということで気にすることはないかと。むしろ跳びの大きさとキレイさ？では
　こちらの方が良く見えました。最終追い切りは一杯に追われる同馬です。
　どんな最終追い切りとなるか注目です。

・サウンドオブハート
　美浦で2月末から乗られ始め、ポリトラックと坂路併用でじっくり調整されている
　ようです。一週前の映像は坂路馬なりで、良いも悪いもない感じでしたが、土曜日の
　3/31に坂路で一杯に追われ49.3-36.1-23.8-12.3という自己ベストを出しています。
　恐らく輸送があるのでこれが実質の最終追い切りだと思われますが、気合入ってますね。
　ただ同馬は最終追い切りを一杯や強目で終えたときが好成績です。最終も輸送を考慮し
　緩めるのではなく、ちょっと強目で攻めてきて欲しいと思っています。

・ジェンティルドンナ
　エピセアロームと同様の調教過程です。チューリップ賞前は熱発したため調教が2週間
　空いた同馬ですが、間隔の詰まっている今回はそういうことは無さそうで一週前も
　岩田騎手を背にしっかり終い伸ばされていました。

・ジョワドヴィーヴル
　チューリップ賞18日後から時計を出し始め、いきなりＣＷで自己ベストと順調と
　言えそうです。今回はＣＷオンリーで3日に1本時計を出しており、巻き返しへの
　陣営の執念が感じられます。ただ成長力がどうかという不安も感じ始めています。
　全体時計は自己ベストでも終いの切れが見られなくなっているように感じます。
　杞憂に終わるかも知れませんが、最終追い切りで切れが感じられるか要注目です。

・ハナズゴール
　東京の500万条件を勝った後に栗東に入り、チューリップ賞に臨みました。その時は馬体減が
　あったため坂路馬なり２本で、これは要らないと切ったものの蓋を開ければ強い勝ち方でした。
　今回はそのまま栗東に滞在し、レース19日後から3日に1本坂路で乗られています。
　同じ馬なりでも終いは12秒台など具合が非常に良さそうです。一週前の動きもパワフルで
　終いは12.2秒と力を見せました。前走の馬体減での激走が心配でしたが、これだけやれて馬も
　応えているので大丈夫ではないでしょうか？

・パララサルー
　アネモネＳ後に栗東に移動し、レース18日後（一週前）に坂路で馬なりを乗られています。
　馬なりでしたが首をぐっと下げて集中した走りでした。金曜日にも坂路に入り全体55.4秒を
　馬なりで乗られています。これまでの最終も馬なり調教でそこそこ速い時計を出す馬です。
　ローテは厳しいですが、最終追い切りでどこまで攻めてこれるか楽しみです。

これと言って中間の調整に？？が付く馬はいなそうです。その中でもハナズゴールの充実振りは
かなり目立っていると思います。今のところの大本命と言えそうです。
各馬の最終追い切りを待ちたいと思います。


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　外は春の大嵐です・・・

桜花賞の前哨戦

桜花賞の前哨戦のレースレベルです。
近い順に挙げています。とにかく馬場が悪いレースばかりで困ったものです。

・レース名　コース距離（天候・馬場）タイム差　タイムランク
　勝ち時計（5For4F-上がり3F）勝馬3F　位置取り　勝馬

・フラワーＣ　中山1,800m（雨・重）　完全タイム差：-　ランク：-
　1.53.3（63.3-37.5）36.5　11・11・11・８　オメガハートランド

・報知杯ＦＲ　阪神1,400m（曇・良）　完全タイム差：+0.3　ランク：D
　1.22.8（46.1-36.7）36.5　３・３　アイムユアーズ

・アネモネＳ　中山1,600m（曇・不良）完全タイム差：-　ランク：-
　1.39.6（61.4-38.2）37.2　12・12・13　パララサルー

・チューリップ賞　阪神1,600m（晴れ・良）完全タイム差：-0.1　ランク：C
　1.35.5（60.2-35.3）34.0　８・８　ハナズゴール

・クイーンＣ　東京1,600m（晴れ・良）完全タイム差：+1.4　ランク：S
　1.36.6（62.7-33.9）33.6　２・２　ヴィルシーナ

・エルフィンＳ　京都1,600m（晴れ・良）完全タイム差：+1.6　ランク：S
　1.36.9（62.9-34.0）33.8　２・２　サンシャイン

・紅梅Ｓ　京都1,400m（曇・良）　完全タイム差：+0.4　ランク：D
　1.22.7（48.4-34.3）33.8　８・８　サウンドオブハート

桜花賞の２大前哨戦である，報知杯ＦＲとチューリップ賞は良馬場発表ですが
実際には雨の残る重たい馬場でのレースでした。
良馬場で行われたレースとなるとクイーンＣとエルフィンＳまで遡りますが，
この２つのレースは超スローの上がりのレースであり，本番直結となると・・・。

ともかく馬場状態が良くなりそうな今年の桜花賞で，前哨戦の結果がそのまま
反映されるとは考えにくいですね。良血関西馬の巻き返しといういつもの
パターンが繰り返されるのでしょうか？

レースレベルはチューリップ賞が完全タイム差-0.1のCランクということで
一番高評価です。王道トライアルでCランクは立派だと思います。
恐らく2着以下をちぎったハナズゴールのみ高評価で、後続はDランク相当と
思われます。ハナズゴールの成長力が凄かったのか、関西勢が道悪不得手で
能力を削がれたのか、判断が難しいですね。休み明けでしたし。
一応２歳暮れの阪神ＪＦはタイムランクDなので、ジョワドヴィーヴル達は
自分の能力相当には走ったと言えるかも知れませんが・・・。
それでも関西勢の巻き返しがありそうで怖いですね。

個人的には近２走でレース上がりより１秒近く速い脚をコンスタントに使える
ようになったハナズゴールが面白そうだと思っています。
が、決め付けの狙いすぎはよろしく無いので，調教と馬場状態，展開を一から
検討するつもりで桜花賞に挑みたいと思います。

次は中間の調整と一週前追い切り映像をチェックしたいと思います。
　

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　関東馬の戴冠なるでしょうか？

土曜日に向けて（NZT・阪神牝馬S）

土曜日には重賞が２鞍行われます。

＜土曜　中山1,600m　ＮＺＴ＞
東京で行われるＮＨＫマイルＣの前哨戦です。

～過去５年～　※走破時計　千m－後半3F（勝馬3F）　位置取り　馬番
2011年は阪神開催のため割愛
2010年　1.32.9　58.0-34.9（34.8）　８・２・２　16番　サンライズプリンス
2009年　1.33.8　58.4-35.4（34.9）　12・６・６　５番　サンカルロ
2008年　1.35.0　57.7-37.3（35.9）　５・５・４　４番　サトノプログレス
2007年　1.33.9　58.3-35.6（35.3）　２・３・３　６番　トーホウレーサー
2006年　1.33.5　57.8-35.7（35.2）　３・３・５　１番　マイネルスケルツィ

中山マイルは内枠有利が定説ですが、実際に馬券に絡んだ馬は一桁馬番が多いです。
大外枠から強引に捲くって行き好時計で勝ち切ったサンライズプリンスは相当強いです。
基本的にはインコースでじっと我慢し、４角でちょいと外に持ち出して差し切るという
勝ちパターンが多いですが、サンライズプリンスのように距離損してでもスムーズに外から
ポジションを押し上げて捲くり勝つという方法もあります。相当の力差が必要ですが。

前走スプリングＳで惜敗した馬たちが巻き返すレースで、掲示板にのった馬はかなりの
確率で好走しています。今年の出走馬には・・・いませんでした（笑）

ダービー卿ＣＴも能力や調教よりも展開予想が肝でした。
逃げ・先行勢のレース振りや枠順などから、恩恵を受けそうな馬を狙いたいところです。


＜土曜　阪神1,400m　阪神牝馬Ｓ＞
～過去５年～　※走破時計　千m－後半3F（勝馬3F）　位置取り　馬番
2011年　1.20.4　57.1-34.8（34.4）　５・４　１番　カレンチャン
2010年　1.20.2　57.0-34.7（34.2）　７・７　７番　アイアムカミノマゴ
2009年　1.21.4　58.2-34.6（33.6）　10・11　12番　ジョリーダンス
2008年　1.21.4　58.5-34.2（34.2）　１・１　３番　エイジアンウインズ
2007年　1.20.7　56.9-35.2（34.5）　５・５　６番　ジョリーダンス

最強スプリンターカレンチャンが初重賞制覇を飾った出世レースです。
桜花賞ウィークということで高速馬場に設定されているようで勝ち時計は速いですね。

馬場がフラットな場合は内目を先行した馬もそう簡単には止まらないため，
外を回して差し切るのは難しいレースで，直線は全馬の脚色が同じになる感じです。
外差馬場であれば内の馬が垂れるのと，内を突いても徐々にしか伸びきれずに，
大外に出した馬が一瞬で差しきれるレースとなっています。
ジョリーダンスが好走した年は差し有利の馬場と言えそうです。

産経大阪杯の派手な差し切り勝ちを見ますと，内目は荒れており外差し馬場のようにも
感じますが，伸びて来たのはショウナンマイティだけですので直前までのレースを
しっかり確認し馬場傾向を把握したいと思います。

ジョリーダンスが複数年で活躍していることを考えますと，今年は昨年３着に来ている
スプリングサンダーが好走しそうです。脚質もジョリーダンスとかぶりますし，
牡馬との重賞で２着しての臨戦過程も良さそうです。


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　桜花賞へ弾みをつけたい土曜日です

桜花賞に向けて

週初めから飛ばします！（笑）
新装された阪神コースで行われた桜花賞過去５年のレース傾向です。
勝馬には錚々たる名前が連なっていますねぇ～。さすが桜花賞。

＜日曜　阪神1,600m　桜花賞＞

～過去５年～　※走破時計　千m－後半3F（勝馬3F）　位置取り　馬番
2011年　1.33.9　58.5-35.4（34.3）　15・16　８番　マルセリーナ
2010年　1.33.3　58.9-34.4（34.1）　５・４　９番　アパパネ
2009年　1.34.0　59.1-34.9（33.3）　16・16　９番　ブエナビスタ
2008年　1.34.4　58.5-35.9（34.5）　10・10　15番　レジネッタ
2007年　1.33.7　59.8-33.9（33.6）　３・３　18番　ダイワスカーレット

勝馬は真ん中から外枠の馬たちです。
さらに過去５年で３着以内に入った１５頭で、内枠で馬券に絡めた馬は
2007年の3番カタマチボタンのみです。１４頭が真ん中から外でした。

今年これまでに阪神マイル戦は９鞍行われましたが、馬番の平均は
内から0.7ということで、やはり外枠有利と考えて良さそうです。

今年の開催でのマイル最速時計は古馬1,600万条件の武庫川Ｓの1.35.3という
遅い時計が最速です。今年のこれまでの馬場状態を見ていると、ここ２年のような
1分33秒台での決着は無いという気がしますがＪＲＡはどういう馬場に仕立てるでしょうか。

桜花賞の過去５年はレース上がりの平均が34.9秒に対して、勝馬の上がり平均は
33.9秒ということで1.0秒の差があります。
今年これまでの９鞍では、レース上がりの平均が36.1秒に対して、勝馬の上がり
平均は35.3秒であり0.8秒の差があることから、これまでの桜花賞の傾向同様に
差し・追い込み馬を狙いたい感じがします。
新装阪神コースになりマイル戦も大きなコースとなりました。前半のガツガツした
先手争いのイメージはありませんが、残り３Ｆから仕掛け始めると地力の無い
馬は脚があがるようで、最後の１Ｆの時計の落ち込みが顕著です。
そこを末脚がしっかりした馬たちが差し切るのが桜花賞と言えそうです。

今週は明日は荒天となりそうですが、それ以降は晴れが続きそうです。
阪神牝馬Ｓという格好のレースが土曜日に組まれていますので、時計の出方や
伸びてくるコースなどしっかりチェックしたいところです。

桜花賞楽しみですね♪
　
　
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　悔いの無い予想をしたいですね