恒例の彼との映画鑑賞←一応ハートマークつけといた
邦画にしか興味のない彼と、洋画の方が好きな私。
最初の頃は何を見るかでかなりもめた(苦笑)
今じゃ90%彼が見たい作品。
だって洋画見ようものなら、横でゴソゴソ動くし寝ちゃうし
気が散って仕方ないのよね
なので、洋画はひとりで見に行くか他の人と見に行きます(笑)
さて「誰も守ってくれない」
踊る大捜査線のスタッフが作ったのね。
見終わって一言「表現するのが難しい by彼」
そうなの、感想は?って聞かれても、何と言っていいのか悩む。
感想書きにくいので、今回はパス!しようかと思ったけど。。。
少しだけ。うまく言葉に出来なくて。。。自分の中で答えが見つからないと
言うのか、整理がつかないと言うのか(苦笑)
いつもなら、見終わった後彼と感想を言い合うのですが
今回は難しいよねで終わってしまった
小学生の姉妹を殺害した殺人犯の妹を守る刑事のお話。
冒頭の映像と音楽だけの数分。
そこだけで涙出そうになった
加害者家族のお話はめずらしいかも。
志田未来ちゃん熱演してましたね~
何だか見てて腹が立ったり、考えさせられたり、涙出ちゃったり。
「それでも僕はやってない」と同じように、面白いとか面白くないとか
そういうんじゃなくて、これが現実社会なんだよな~ってこわくなった。
楽しむとか感動するとかじゃないんだけど、良かったんじゃない?
現実をそのまま映画にしたって感じ。リアル。
この先、あの刑事も、あの妹もどうなっちゃうんだろう?って思うけど。
犯罪者の家族を守る警察。ちゃんとマニュアルがあるんだね。
苗字をすぐ変えたり、ひとの気持ちとか関係なく手続きが行われる。
へぇ~って感じだった。すごい事務的で。
一番こわかったのが、マスコミとネット。
パパラッチすごかった。
記事にするために、どこまでも執拗に追いかけてシャッターを押す。
息をのむカーチェイス。刑事役の松田龍平は相変わらずいい味出してるけど
どこかで見たような、ネットの掲示板にはプライバシーも
何もない。住所や名前、写真までもが公開されている。
匿名なのをいいことに、祭りだワッショイって感じでまるでゲーム感覚の
ように楽しんでいるようにしか思えない人々。
ネットって、ホントこわい。
何で加害者の家族を警察が守るんだ!?と、刑事の家にもマスコミが。
嵐のような時期を過ぎれば、ネットも他の事件へと動く。
みんな当事者じゃないからね。祭りが終われば、次の祭りへ。。。
言いたいこと言って騒いで、無責任だなぁ。
あれは取り締まれないのかね。
もし自分が殺人犯の妹だったら、母だったら、友達だったらと
思ったらこわくなったよ。
勝浦(佐藤浩市)が沙織(志田未来)に言った
「守ると言うことは、その人の痛みを感じることだ」というセリフが印象的だった。
15歳の女の子には荷が重すぎる現実。
沙織のこれからの人生、どうなるんだろう。。。
なんか、どよ~んとした気分になってきた(苦笑)
良かったのが、佐藤浩市と松田龍平のコンビ。
いい味出してましたね~このコンビで刑事ドラマとか面白そう(笑)
いや~この映画、感想難しいや。
公式サイト
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