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ネコとイタチ

 その姿を確認することなしに、天井裏で騒いでいるのがネズミどもだと思っているけど、ときどき、どすんとか、めりめりとか、ネズミとは思えないような大きな音がする。家の外壁に、どこか中へ入れるところがあって、イタチとか、アオダイショウとか、ネズミの捕食動物が入ってくるのかもしれない。そのときの恐ろしい状況をネズミの目線で想像してみたら、天井裏のネズミたちが気の毒になってしまった。
 イタチといえば、京都の北のほうの、日本海の見える町に住んでいる伯母の家にイタチが忍び込んで、伯母の飼っている黒白猫と、けんかになったことがあるという話を聞いた。詳しくは聞かないけれど、猫ともみあいになったイタチが、いわゆる「イタチの最後っ屁」を放って逃走したらしい。イタチは、おならの臭いことで有名なスカンクと同じ仲間である。スカンクは、直接そのガスを浴びると失明の危険があるほどで、衣服についた匂いは4ヶ月は抜けないらしいが、さすがにそれほどまでではないにしても、イタチがおならを放って逃げた伯母の家のお座敷は、その後、数日に渡って、匂いが抜けなかったという。それをまともに受けた黒白猫の鼻は、いったい大丈夫だったのだろうかと心配である。
 子供の頃は、実家の周囲で、よく薄茶色のイタチが道を走って横切るのを見た。今では、その細長い姿もとんと見かけない。
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コメント
 
 
 
見なくなりましたね。 (のり)
2007-03-22 18:22:48
小学生迄大阪(市内)に住んでいました。
イタチの姿を見るのは珍しくなかったです。
住む社宅の脇に通称ドブ川の住吉川が流れていましたが、蛇やスッポンも居ました。
川の水は何時もどす黒く川の底が見えないのですが、
捨てられたゴミや自転車なんかは見えました。
そんな汚れた場所には当然ドブネズミも居たんでしょう。
その天敵たるイタチが居ても可笑しくないのかなぁ。と、最近思います。
当初は「ガンバの敵だ!」と怖い生き物だと認識していました。
 
神戸に隣接する三木市では天井裏にアライグマが棲み付いて家屋破壊や近隣の農作物が被害を受けているそうです。
外来種の猛威で昔ながらの風景は見れなくなってるのかも知れませんね。
 
イタチの牙も爪も鋭いと思いますが、おばさん家の猫はおなら以外の被害はなかったんでしょうか?
 
 
 
Unknown (ぴろママ)
2007-03-22 22:29:28
こんばんは!
イタチを撃退した黒白猫さん、勇敢ですね~
でも、鼻の利く猫にとって、その攻撃はツライだろうな。

我家の猫はカメムシにちょっかいを出して、あっと思ったら目をシパシパして・・・
顔がすっかりカメムシ臭くなっていました。
すぐ洗ったけど、少し落ち込んでいる様に見えました。
 
 
 
のりさんへ (チナツ)
2007-03-24 17:33:03
ガンバって、昔見たことがあると思うんですけど、イタチがむちゃくちゃ悪顔に描かれてましたよねぇ。本当のイタチって、結構可愛い顔なのにね。
でもその顔に似合わず、獰猛なんですよね。たぶん、その後何も聞かないので、伯母の猫はおならの被害以外に、けがはなかったのだと思います。
 
 
 
ぴろママさんへ (チナツ)
2007-03-24 17:35:10
カメムシの臭いも強烈ですよねぇ…あの独特の臭い。
実家にはよくカメムシが飛んでくるので、私も、ちょっかい出そうとしている猫を、すんでのところで止めたことが何度かあります。
 
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