今月上旬、中国・雲南省で1つのカップラーメンを子供4人で分けて食べたところ、30分後には泡を吹いて死亡したニュースがありました。
原因についての報道があまり無かったので、中国製のラーメンは食べられない!!というイメージのままにいるようです。 原因として、廃油をスープに加工していたか~?というのがあり、そのように思っている人が多いようです。
実際は、何者かが毒物(殺鼠剤)を混入したようです。 賢い人はそのラーメン1個だけで問題が起きたのだから、そういうことだろうと思っていたようです。
日本でも、病院内の電気ポットのお湯に(アジ化ナトリウム)が混入された事件や、カレーに(ヒ素)が混入されてたり、自販機の中に毒入り缶コーヒーが置かれていたり、、、まったく、とんでもない事件が起きています。
ただ、中国で起きたこの事件の報道の仕方だと、毒入りのラーメンを作っているかのように思わせておいて、ハイそれで終わり!!のようで、おかしいな~と思うわけです。報道によっては中国からは3~4割の麺を輸入しているから、それ全部が怪しい~というよな記事だったり、5食で100円前後で販売されているのは全て中国製で危ない~と書かれていたり、、、、、!!
ダンボール入り肉まんの時もそうですが、報道の仕方でいわゆる風評被害が後に起きている事を考えて欲しいと思います。
ダンボール入り肉まんの時は、横浜中華街に訪れる人が減っただけでなく、ここの肉まんにダンボールは入っていないよね?という観光客がたくさんいたらしいです。そういう事を言う個人の資質の問題ですが、視聴者の興味をひく事を優先しての報道体質に苦言を呈したいと思いました。
くわえて、取材の仕方もそうです。対象者以外の<周りの迷惑を顧みず>生活をまるで考えていないかのような、取材陣の夜討ち朝駆け陣取り~!!困ったものです。
でも、報道のおかげで助かった事案はそれ以上にたくさんありますから、ありがたいことです。
だからこそ、一つとして誤った報道の仕方をしないようにお願いします。