あみたろう徒然小箱

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無性に食べたくなるヘルシークッキー

2019-10-22 | よもやま話

生地の粉を500g使うとこのぐらいできる

何年ぶりでしょうか、久しぶりにキャラウェイたっぷりのハーブクッキーを作りたくなりました。
八王子に住んでいたとき、不思議なほど趣味が合う1つ年下の友人がいました。ともに手作りが大好きなので、ちょっとインパクトのある服を一緒に縫ったり、あちこちの素敵な店を見て歩きました。あるとき、私がこれはおもしろいと思ったデザインの服を買って彼女に見せたら、彼女も色違いを買っていて驚いたことがあります。
彼女は雑誌の『ミセス』を読んでいて、そこに出ていたあまり使ったことのないハーブ入りのクッキーを焼いたらとても美味しかったからと、クッキーとレシピをくれました。
それがこのクッキーの原型です。
それは全粒粉とグラハム粉をベースに、極力砂糖を減らしものでした。私は健康的で添加物の少ないものが好きだったので、それをさらにアレンジしました。




▲キャラウェイ+ナッツバージョン 

▲ちりめんじゃこ+白ごまバージョン

●キャラウェイにクルミ、アーモンドなどのナッツ類をくわえたものが一種。ナッツは松の実だけを入れていた時期もあります。要するに何でも良いんです。
●もう一種は私のアイディアで、骨粗鬆症予防クッキーとでもいいましょうか、たっぷりのちりめんじゃこに白ごまをザラザラと加えたものです。
もともと雑な性格なためキャラウェイもナッツもだいたいの量ですし、ちりめんじゃこも白ごまも目分量です。あるときなどは具をたくさん入れすぎて、なかなか生地となじまず丸くまとめるのに一苦労ということも。
それ以来、良いからといって欲張って入れすぎないようにしています。
『ミセス』ではバターを使っていましたが、ときどきはそれをオリーブオイルに換えたりもします。
言ってみれば、いいかげんな性格だけど健康志向の強い、ちょっとクセのある味が好きな人にはピッタリのクッキーがこれです。

【作り方】
《生地作り》全粒粉500g (あればグラハム粉をプラスして500gに)
バター(有塩または無塩) またはオリーブオイル 200g
全卵  2個
砂糖  120g
BP 小さじ1杯半
①バターを柔らかく練り、砂糖、全卵を加えてよく混ぜる
②全粒粉とBPをよく混ぜてふるいにかけたものを①に加える
《キャラウェイ+ナッツ》バージョン
キャラウェイ50gが目安。ナッツは手元にある何でもOK。新たに買うなら、
アーモンド、松の実、カシューナッツ、ピーナッツなど好みで。
ナッツは小皿にのせ、2、3分ほどオーブンで加熱しておく。
《ちりめんじゃこ+白ごま》バージョン
細かめのちりめんじゃこ、白ごまをごっそりザラザラ。
ちりめんじゃこはフライパンでから煎りしておく。
③上記2バージョンの材料を2つに分けた②に混ぜ入れ、
ピンポン球大に丸めた生地を上 から潰して平たくする。
④形成したクッキーを200℃で20~25分焼く。焼き具合を見て時間を調節。
こんがり系が好きなら時間を足す。
⑤焼き上がりに溶いた卵黄をハケでぬりつや出しをするすが、
もともと素朴なクッキーだから塗らなくてもかまわない。

ちりめんじゃこは上質のものを選ぶと大きすぎなくて美味しいです。白ごまと合わせると、いかにも「体にいい」という味に。
キャラウェイは馴染みの少ないハーブですが、いったん好きになるとやみつきになります。キャラウェイバージョンが好きという人、じゃこバージョンが好きという人、人によって好みが分かれるようですが、私はどちらも大好きです。
生地はこの分量が良いですが、その他はだいたいの量で全然かまいません。
厳しく作らなくても失敗することはないので、ぜひお試しください。


30年以上前からあれこれ記しているヘルシークッキーのノート

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