あみたろう徒然小箱

お気に入りのモノに囲まれ、
顔のつぶれたキジ猫と暮らせば、あぁ、極楽、極楽♪

BALI島-2 バリ猫がスリムなわけは・・・

2012-07-16 | 猫 ・ cat ・ ねこ
バリ島ウブド/ミルクティ色のスリム猫

熱帯地方の猫はもとより亜熱帯地方の猫も、おしなべてスリムです。
たびたび行くバリ島の猫も、沖縄の猫も、中国南西部の温暖な地方の猫も、みんな細くて足が長い。
体重で言えば、せいぜい3、4㎏でしょうか。
顔は小さくてシャム猫系の逆三角形顔が多く、体毛もショート。
細い足はひょろっと長い。
我が家の“あみたろう”のように、毛はフサフサ、超丸顔で短足という猫はいません。
親戚が首都圏から石垣島に飼い猫を連れて移住したら、島の人が猫を見てその大きさに驚いたんだとか。
こちらで見る限り平凡な猫でしたが、
痩せて小柄な沖縄猫を見慣れた眼には異様に映るのも無理はありません。

猫は、約一万年近い時間をかけて世界中に広まったのだそうですが、
人間がその土地の風土に適応して、肌の色や体型を変えていったように、
猫も少しずつ体つきを変えていったのだそうです。
猫といえばエジプトから広まったとつい考えていましたが、とんでもない。
家畜化された猫としての証拠があるのがエジプト文明だそうですが、その発祥はずっと前だそうです。
猫の元祖は、体長20~30cm位の「ミアキス」と呼ばれる小動物なんだとか。
それも、なんと今から5000万年~4000万年前にヨーロッパや北米で生息していたというのですから、
そうなるともう想像の域を超えていますね。
その「ミアキス」は猫や犬の祖先というのですから、ますます???。
「ミアキス」から、ネコ科、イヌ科、イタチ科、ハイエナ科、アライグマ科などに分かれたんだとか。
う~ん。こうなると私の中では猫とはかけ離れてしまう。

伝搬していった土地に合わせて体型を変えていった猫は、
南国の場合、その暑さに対応するため、スリムで、足が長く、顔の小さな体型になったのだそうです。
外側に長めに生えている毛の下に生える密集した下毛(アンダーコート)がなくなったりして、
その土地に合わせ涼しく過ごせるように進化していったのだそうです。
ちなみに、うちのあみたろうのアンダーコートの密度は半端じゃない。
あみたろうの先祖は北方系か? 
とにもかくにも、あみたろうの毛はかなりかなり普通とは異質です。
それに関してはいずれまた・・・・。

どこを旅しても猫を見るとカメラを向けたくなる私は、もちろんバリ島でも猫をキャッチ。
とりわけお気に入りなのは、冒頭のミルクティー色をしたとんがりフェイスの猫
シャム猫にかすかに茶トラが混ざったんでしょうか。
日本では見られないミルクティー色がとてもお洒落です。
洋食レストランの店先の長椅子でのんびり昼寝をしていて、なんとも癒やされる寝顔でした。
弧を描く眠り眼と耳、鼻と足裏マメのピンクがなんとも可愛いですね。
UBUD中央部にある「DELI CATS」という店。
店名のごとく猫がゾロゾロいるので、猫嫌いは近づけませんが、
洋食がおいしいので西洋人で賑わっています。
店先のたたきで身繕いしていた見返り黒猫もスリム。
・・・というか、ガリガリ。↓
DELI CATSの見返り猫
DELI CATSミルクティ猫
くだんのミルクティー君、目覚めるとツンツン顔で、これまた可愛い。

一方、UBUDの定宿のプールサイドで寛いでいたのが、この黒猫。
ツキノワグマみたいに、お腹にだけ黒の塗り残しが・・・。
声をかけるだけでゴロゴロと転がる愛嬌者です。

定宿の黒ちゃん  こっちを向いとくれ~

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