あみたろう徒然小箱

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ストレスフリー !   アイディア抜群の石けん置き

2015-05-26 | goods ・インテリア
 機能を生かした無駄のないデザイン

  
平らに置くと底面は後ろに傾く(中央)。水を落とすために引っ掛けると底面は前に傾く(右)
底面凸ラインは前方に向かい高くなっているので、底部が傾斜しても石けんは安定する 


実用品である石けん置きに、これほど注目し、感心するとは思いませんでした。
もともとモノ選びにはこだわる性分ですから、いままで使った石けん置きは数知れず。
磁器、合成樹脂、ガラス、ステンレス、シリコンなどを使ってきましたが、
デザインやおしゃれ度は良くても、
その使い勝手の悪さから満足できないというものがほとんどでした。
ところが、今回紹介するこの石けん置きときたら・・・・、
大半の石けん置きがもつ欠点がない、まさにストレスフリーの優れもだったのです。

石けん置きを大まかに分けると、以下の3タイプではないでしょうか。
1)すのこ状トレーの下に、水受けトレーが重なっているタイプ。
これは、上トレーに石けんカスが付着し、下トレーに石けんから溶け出た水が溜まります。
まめに上トレーをブラシでこすり洗いし、
下トレーに溜まった水を捨ててブラシ洗いしないと、
下側に石けん水が溜まっていて、あらまぁこんなにジャブジャブにと驚くことに。
2)「ソープディッシュ」と呼ばれるお皿タイプ
こちらは平鉢状で、もっともシンプル。
底部には凹凸があり、石けんをのせると凹凸の段差で石けんの水が切れます。
しかし、凹凸はそれほど段差があるわけではないので水切れは悪く、
こちらも、まめにブラシで擦り洗いしないと、
軟らかになった石けんカスがあちこちに付着することに。
3)ワイヤー状のステンレス製。
クールなデザインが売りで、長所は常に石けんが乾いていること。
でも、水受けの下トレーがありませんから、
石けんから垂れた水はそのまま下に落ちることになります。
だから、石けん置きの下にお皿を置く必要があります。

で、ここからが私が感動した新発見アイディア石けん置きの紹介です。
石けんの水切れが良く、溜まった水は傾斜を伝って自然に流れ落ちる。
どこへ?
それは「シンクに落ちる」という、思いもかけないアイディア。
ネーミングは平凡ですが、その名も判りやすい水切り石けん置き
ダイヤコーポレーションという会社のポリプロピレン製で、格安というおまけつきです。


この会社が開発した製品を見ると、意欲的でアイディアに富んでいます。
グッドデザイン賞受賞製品もあり、
独創性かつ機能性を生かし、デザインにも力を入れていることが判ります。、
この石けん置きだって、なかなかの機能美。
ダイヤコーポレーションの製品でマスコミに取り上げられた独創的な製品はたくさんあるようで、
トップページでそのラインナップを見ることができます。
この「水切り石けん置き」、ぜひとも紹介して欲しいです。

「水切り石けん置き」の優秀な点は先に述べましたが、
それらを可能にしているのは、トレー部にかなり段差のあるアール付き凹凸があり、
水を落とすシンクに引っ掛けて設置すると、
トレー底面に少し傾斜がつく仕組みになっていることです。
傾斜に添って水が伝い落ち、その先端には水を逃がす穴があります。
シンク等に水を落としたくない場合は、台に普通に置けば底面は後ろに傾き、
水が流れ落ちるのを防げます。
それらの仕組みは、以下の製品裏の説明図を見ると一目瞭然です。

もちろん、ときどきのブラシ洗いは必要ですが、
上記3タイプに比べると、石けんカスが付着することがほとんどありません。
それにしても、よくもまぁこのようなアイディアを考えたもの。
まさに、機能と独自性とデザインが合致した製品と言えるのではないでしょうか。

結局、あまりに使い勝手が良いので、
洗面所には洗面コップと石けん置き用に2つ、
バスルームに1つ、キッチンのシンクの石けん置きとしても1つと、合計4個が活躍中。
 

最近、もっとも感心した日用品です。

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