新・日記どす(DOS)

写真は「ビートルズ」のヘルプごっこ(笑)~音楽からB級スポット訪問記まで、幅広くいろんなことを…笑いをこめて…綴ります~

『2022堺ブルースフェスティバル』堺 Minaさかい、堺市役所前で大西ユカリさん&仁義なき小林バンド…アンコールは木村充揮さんも…

2024-03-26 06:00:46 | ライブ

2022年春、堺 Minaさかい堺市役所前の広場を中心に

南海高野線、堺東駅周辺のいたるところで
地元のブルースバンドの演奏が行われてた

『2022堺ブルースフェスティバル』 


IMG_4853


そのメイン会場

「堺 Minaさかい」の手前の広場で

木村充揮さんの爆笑??ライブの後には

これまた楽しみな大トリの

「大西ユカリwith仁義なき小林バンド」

仁義なき小林バンドのみなさんが先に登場

まずは小林さんのサックスの響きが実に心地よい
そんな昭和のサウンドに包まれて
イントロが流れると同時に
大西ユカリさん登場

まずは

和田アキ子さんのカバー曲
「バイバイアダム」


パンチのきいた、まさに昭和を彩る世界観…
もう昭和生まれの私ですから
サウンドが心地よくて

そして歌でホロっとさせて
MCでは大爆笑といった

一粒で二度美味しいどこかのアーモンドチョコレートのような
大西ユカリさんのライブ

歌い終わって、早速爆笑のMC

「王子様(木村さん)から、急にお呼びいただいて、ほんまやったら生野の王子様が、しゃっとやらはったら、ええようなものなのに、私みたいなものが、こんなええ時分に歌わせていただいて、本当にありがとうございます」と、まずは、感謝の言葉を

「今日は、たくさんの出演者のみなさまが、数えたら100組くらい、いらっしゃいましたよ、6箇所でね、ぐるぐるぐるぐるやっておられるんです…どんどんどんどん規模が大きくなって、偉いもんです…ほんまに、みなさんも、たくさん今頃から、ぼちぼち、おかずの段取りせなあかんのに、ごめんやで!」
最前列のお客さんに声を掛ける大西ユカリさん
「朝からきてはるの?タダで(笑)、今日は、ほんま、エエ買いもん、しはりましたね」

「みなさん、最後に、ちゃんとできますように、しっかりと締めれますように、一生懸命やりますんで、ただ、ちょっと口内炎がありまして、話とか伝わるかどうか、分かりませんが、一生懸命やらせていただきます…堺、ありがとうございます…「ブルースフェスティバル」やから、いろんなブルースをやります」と語って

「伊勢佐木町ブルース」
青江三奈さんのカバー曲

間奏のテナーサックスの響きが、昭和の匂いを漂わせて、そして、圧巻の情念こもった大西ユカリさんの歌

そして、どこまでも、色っぽく
「あ~あ、あ~あ」

そして
♪見えすぎちゃって困るの~

サビは、この歌詞をリフレイン

確かに、ステージの大西ユカリさんが、よくみえる!(笑)

「ブルースフェスティバルやから、今日はブルースをやらせていただきます…笑…ブルースをもう一曲、曲を聴いたら、どっこも、ブルースと違うかもしれんけど、タイトルには、確かにブルースとついております」

「まぼろしのブルース」

これぞ、大西ユカリワールド全開!
懐かしくも妖美な、昭和サウンド

間奏のテナーサックスの響きの心地よさ
それに絡むキーボードの旋律が、どっぷり、昭和感を醸し出して

歌い終えてのMC

「今の曲の「あ~あ」というところ、最初の4回、失敗みたいになりましたね…「あ~あ」と歌ったら、ガッサガサやなと思って、お水を思わず飲ませていただきましたが、ガッサガサの「あ~あ」でスミマセンでした…あのCDやったらきれいに聞こえるんで、どこぞで買ってもらって聴いてもらえれば(笑)」

そして、客席見渡して、最前列の目立つお客さんをいじる!

「エエ歳して、この服装、ええな…うわっと前の方までやってきたけど、ノーマスク(笑)ありがとうございます…たぶん、みんな地元の人なんやろ?えっ、神戸から?なんでまた?これのために、おしゃれして…おしゃれな方はお洋服関係の人ですか?それとも、謎の不動産王?」
と尋ねると、返ってきた言葉は、ペテン師(笑)

「ああ、そうですか?まあ、ええか、ペテン師で、分かりやすい!ペテン師のみなさんが、踊っておられますんで、前の方が、あまりにもおしゃれに踊るから、騙されそうになるけれど、気をつけていただいて(笑)」

「私は富田林で生まれまして、ここ、堺から近く、富田林で大きくなりました…昭和39年生まれ、小学校の、3、4年生で、紀伊半島を習います、ここら、堺も紀伊半島、その紀伊半島を習った時分には、ドラマで「キーハンター」がやっていた!「キイハントウ」と「キーハンター」ややこやしいなって先生に言ったらお前はアホかと言われて、その思い出が忘れられへんものですから、キイハントウ、キーハンターをオマージュしまして、ちょっとスパイな感じで曲をお届けします…キイハントウとキーハンター、ああ、ややこやしい」と前置きして

「キーハントー」

まさに、ご機嫌な、昭和歌謡
野際陽子さんのモノマネも、ちょいちょい、披露しつつ
サックスがフューチャーされた昭和歌謡!
途中からサスペンス調に曲調が変わって
昭和感満載のスリルとサスペンスの世界観

「シンガー」

愛の歌を高らかに歌い上げる!
圧巻の歌声、心に沁みる!沁みる!
この大西ユカリさんの歌声を彩るような、エレキとサックスの響き合いが、もうたまらない!大西ユカリさん、最高!

歌い終えて
最前列で踊っているお客さんに感謝の言葉を、そして
「私も、こうやって歌わせていただくのは、半年振りくらいで、コロナが暴れよったものですから」と話しているときに

とあるお客さんが、なんやらわめいて会場スタッフとともに、横に去っていくのをみて

「徹底した警備、大変素晴らしい(笑)」

と一言添えて、本題へと

「また、コロナがやってきても、心で踊ったらええじゃないですか、本当にコロナでえらいめにあいましたよね!三年ぶりで、やっとの開催、おめでとうございます…スタッフのみなさんも運営サイドのみなさんもお客さんも、ようさん、来てくださいまして、ほんまにありがとうございます」と感謝の言葉に続いて、メンバー紹介
キーボードの元岡衛さん、ベースの「zingoro」さんを紹介して

「次はzingoroさんのベースから始まる曲?zingoroさんの「z」は小文字です」とマニアックな情報を付け足し

「サニー」

勝新太郎さんのカバー曲

心地よい昭和のムード歌謡

zingoroさんの刻むベース音、それを彩るような元岡衛さんが奏でるキーボードの旋律
「キーハントー」と曲調が似てるアレンジで

♪あそこでTシャツが売ってるから買ってね~

と、「堺ブルースフェスティバル」ならではの歌詞に替えて

うたい終えてからは、もちろん、物販、「堺ブルースフェスティバル」のTシャツの紹介、斡旋(笑)

「三千円で、Tシャツ、3年くらいはいけるから、計算したらどうですか?1日にしたら、なんぼ?ものは、そないして買うんやで!」

ここで、さらに、メンバー紹介、リーダーのサックス、小林充さん、ギターは、釣りが大好き、古賀和憲さん
二度、紹介を繰り返して

「一人ずつなまえを復唱しなくてもええんですけど、こないしてちゃんと紹介するのもええもんやなって…後、漏れてるのは誰やったっけ?まあ、ええか、どんどん行きましょう…そのうち、また紹介するチャンスがくるかと思います…時間がゆっくりなんで、ゆっくりしゃべってるけど、どないしよう?もう、ちょっとで終わりやねん!」

この後、王子様を呼ぶけれども、その前に、もうちょっと、と

「That Old Lucky Sun」


レイ・チャールズの曲を日本語詞にのせて

圧巻の歌声が、青空いっぱいに響きわたる!
心に沁みる!沁みる!


ふと、この唄をよく歌っていた、石田長生さんのことも思い出しながら


バンドサウンドが心地よくて
唸る小林充さんのサックス


最高のグループ感

歌い終えて、再度メンバー紹介、ドラムの梶原大志郎さんを紹介する
梶原大志郎やから「DK」イニシャルやなと、一言付け足して
「もう、終わるみたいな感じやったんですけど、まだまだ時間があるんですよ!せやけど、冷えてきたしね、そないおって、無理してるかもしれんけど、まあ、いいか!」

そんな、ふうにしゃべっていると、客席から声援が飛ぶ!飛ぶ!

「わかりました!じゃあ、もうちょっとやらせていただきます…そしたら、ちょっと身体を動かしましょう!お座りになってる方は、そのままで、けっこう…お立ちになってる方もそのままで…奥様、韓国ドラマみてる?韓国ドラマで、まず、最初に勉強するのが、「ミヤネヨ」「コマウォヨ」「サランへヨ」この三つがわかったら、韓国ドラマはおもしろい…「ごめん」の次は「ありがとう」、そして、「愛してる」、この三つがわかったら、韓国ドラマはおもしろい!そんな感じの曲を」と
動きを手振りでいれて


♪嵐をおこして~

「こういう動きを入れましょう!いろいろ、入れながらやっていきますから、だいたい歌い終わるころには、マスターなさってると思います…踊りをマスターできたら、どこで、発揮したらええの?それは、大人やから、自分で調べて、ライブにきてもらって…今日も素敵なパンフがあるんです…バンドのみなさんのプロフィールがかいてありますから、どこでどないしてどないなったって、それを読んで、自分で調べて、今度は、お金を払ってきてもらえますか?今日は、ええ買い物しはりました…堺市のおかげで!
そんな気持ちをこめまして、ごめんやで、ありがとう、愛してる…」と

「ミーコーサー」

一緒に振り付け、手を振って踊って、踊って、ご機嫌のノリノリの昭和サウンド
歌い方、曲調、動きは、和田アキ子さんぽくもあり
韓国語も交えて!

歌い終えて
「どうですか?まだまだですか?わかりました…後程、王子様もアンコールやるけど、その前に…アンコールって言われてへんけど、やろうと思ってました(笑)…では、最後に自分の新曲なんですけど、これで終わりにしたいと、シュッとした曲、ちょっと揺れれるかなと…「ブルースフェスティバル」昨日と今日とお疲れさま」
最後に「コロナに負けるな」
とまとめて

「泣いてたまるか」

ちょっと歌い出して、すぐにやめ、
「最初のイントロ、ちょっと抜けとったやろ!」と、水を飲みながら、バンドのせい?(笑)

「最初のイントロがとてもエエので、聴いてもらいたい、ちゃんとやらせてもらおうと思って」と
「泣いてたまるか」

大阪の雰囲気が前面に感じられる見事なバンドサウンドは圧巻!

歌い終えて大西ユカリさん

「そうですか、みなさんの声が聞こえてきました!木村充揮とかいて、「西城秀樹」と呼びます!私のお兄ちゃん、ちなみに、私は、大西ユカリとかいて「河合奈保子」と呼びます(笑)」

と言いながら、木村充揮さんを迎え入れる!

木村さん、奇妙に踊りながら登場

「途中から呼ぼうかなと思ったんですけど、いっぺん、でできてはりますんで、いつ、呼んでもええかなと思って…まっすぐ歩けるか?(笑)よかった!よかった!ここまでこれたから」と木村充揮さんを紹介する

「大阪の世界の王子様」と

木村さん、
「王子って言ったら奈良やがな、おおじょうしまっせ!」
早速、オヤジギャグ炸裂!

「王子様と往生しまっせ、とかけて、訳のわからんこと、言うております」と大西ユカリさん
それを受けて木村さん
「ありがとうございます!一緒にやります」




「タイガー&ドラゴン」

まずは、大西ユカリさんから、歌い出す!踊る木村さん!

♪俺の話をきけ~から、歌うのは、木村さん

サビは、二人、声を合わせて
カッコいいバンドサウンド、最高!

アンコールの声に応えて、木村さん

「もうひとつ、ユカリちゃんと一緒に歌おうか?」
「一緒にやりましょう!」と大西ユカリさん
さらに、客席に向かって

「寒いところ、大丈夫ですか?もうちょっと、がんばろう!寒いけど、木村さんが、エエ感じになってきまして…」

と、ここで天候が急変!

それを実況中継?する大西ユカリさん

「風が吹いてきた!荷物飛ばされんように!雨が降ってきたか!えらいこっちゃ!ほんまやったら、10曲やろうと思っていたけど、後、一曲にしようか!晴れる予定でいたんやけどな、みなさん、うまいこと、雨よけてな、それじゃあ、元気にいきますから、みなさん、工夫して、いただいて、濡れへんように、雨が降ったら、屋根のあるところに、いかないかん…」としゃべってる「屋根」という言葉が、木村さんの頭の中に残ったようで、
木村さん、一言「や~ね!」

「屋根と、や~ね、これ、木村さんの大サービスです!」と笑いこける大西ユカリさん

そして、急に激しくなっていく雨の状況をみながら、大西ユカリさん

「雨、えらいこっちゃ!それじゃあ、もう一曲やって終わらしていただきます」



「当たれ、宝くじ」

木村さんが歌い出す!ところが、嵐のように、雨が降ってきて、宝くじは、当たらないのに、大雨の粒は、当たる!当たる!風も突風、傘もさせない!

みんな、避難、避難!
どんどんとステージ前には人がいなくなる!

土砂降り!

「気をつけてね~」
と、優しく声をかける大西ユカリさん

曲の最後まで、演奏を続けるバンドのみなさん、あっぱれ!

いやあ、あまりの天気の急変に、びっくり!間違いなく心に残るイベントライブでした!

凄いのは、嵐のようなのに、アンコールの声がとんだこと!

大西ユカリさん、木村充揮さん!
凄すぎる!

またフリーライブ、タダやったって言っても、本場、大阪、堺のお客さんの熱は、違うなとも感じたり…

いやあ、ライブも嵐も凄かった!


もう、傘も使えぬ嵐で、服は、びっちゃびちゃ!
アブドーラ・ザ・ブッチャーの入場曲で、ブッチャーが、登場して、客席をかきまわした、そんな状況に似てたかな??
どんな、喩えやねん!

その後、10分も経たないうちに、陽がさしてきたんだよね…

これぞ、ブルースそのものやないか!(笑)



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