「死刑囚の絵画展」を観に行った…
開催期間はたったの3日間限定…
はい…私…
「限定」という言葉に弱い???ので…
「死刑囚の絵画展~獄中からの声」
この作品展の展示場所は
多くの死刑囚の収容されている
名古屋拘置所近くの「名古屋市市政資料館」3階の1室…
館内撮影禁止…
展示室には
多くの死刑囚たちの絵画作品が展示されていまして…
私…死刑囚に対しての
ウンチクはまったく持ち合わせていないので
風間〇子さん
北村孝〇さん…などなど
名前を聞いても…その方を全く存じ上げてなく
ましてや
その方が…どのような罪で死刑が確定したのかも
分からない…そんな状態での絵画鑑賞でした…
作品は…
小学生低学年の描いた絵…と思えるような幼稚な絵もあったり…
この人…犯罪を犯す前は
職業が画家さんだったんじゃないかな…
…と思えるような絵も多く展示されていて
その「迫力」に驚かされる…と同時に…
社会への「不満」「恨み」
それは死刑に対してのものなのかどうかはわからないが
そういった…ことをテーマに描かれた
作品もあったりして…
眺めていると
恐怖感すら感じる絵も…あったりして…
複雑な想いが交差する…
ただ…真っ先に感じたこと…
それは
彼らが(彼女らが)殺害した被害者は
こうして絵を描く自由すら奪われたのだということ…
さてさて…その作品の中に、「和歌山毒物カレー事件」の林真〇美死刑囚の名前がありました…
彼女の作品は3点展示されていまして…
一つが…まるで小学生低学年の絵かと思われるような
粗い不確かな人物構図で描かれた
「母と子」というタイトルの作品
家族愛…をテーマに掲げてある…ようにもみえる
正直…
私には…この絵の真相がわからない…
描かれているように
本当に
「子」を想う
どこにでもみられるフツーの母親の想いだったのかも知れないし…
死刑囚が「絵を描き、それを世の中に発表する」ということは
外の世界と繋がる絶好のチャンス
唯一と言っていいくらいの貴重なコミュニケーション
不特定多数の誰かにみられることを意識して描いた
パフォーマンスなのかも知れない
2つ目の作品は
「私は無実ーたすけてください」
彼女は
一貫して無実を主張しているらしい…
真相は、これまたわからない…
彼女の訴えるように犯人は他にいたのかもしれないし…
これまた
彼女が誰かにみられることを意識して描いたパフォーマンスなのかも知れないし…
三つめのの彼女の作品に「青空泥棒」というのがあった…
青空の見えない独居房で、いつ執行されるかわからない…その日の恐怖におびえながら、世間から隔離された非日常的な孤独な世界で過ごす毎日…
…万が一、彼女が訴える「無実」が真実だとしたら…
「青空」を奪ったこの制度は、あまりにも酷すぎる…ようにも感じたこの日…
この死刑制度が、何らかの殺人行為を抑止する制度になっているのか…
私には答えがみつからなかったのです…
一方で
犯した罪を悔悟する絵も多くある中で
自分をこのような状況に陥れたのは「被害者」だと言う恨みのような思いを感じた絵もみられ…
もし…
この制度がなくなって
今の「死刑囚」に当たる罪を犯した人が
無期懲役囚となり
万が一
恨みを募らせたまま「仮釈放」の制度で解放されるのだとしたら…
この絵画展の開催テーマの大きな目的が
「死刑制度の廃止」でありまして…
人権擁護の立場で
述べる…その主張もよくわかります…
しかし…
両手をあげて…そうだ!そうだ!と思える気持ちにもなれず…
死刑制度…
以上に…
劣悪な…非道な…
殺人事件が…
犯罪が…なくなるような…取り組み…の方が大切じゃないか…
…と漠然と思ってみても
やはり
私には答えがまったくもってみつからないのです…
絵画展を観終わった後
妙に…無性に「青空を見上げてみたい衝動」に駆られた私…
見上げてみると
私の気持ちを反映してか
多くの雲で隠され
ほんの少しの青空がのぞかせているだけ…でありました…
開催期間はたったの3日間限定…
はい…私…
「限定」という言葉に弱い???ので…
「死刑囚の絵画展~獄中からの声」
この作品展の展示場所は
多くの死刑囚の収容されている
名古屋拘置所近くの「名古屋市市政資料館」3階の1室…
館内撮影禁止…
展示室には
多くの死刑囚たちの絵画作品が展示されていまして…
私…死刑囚に対しての
ウンチクはまったく持ち合わせていないので
風間〇子さん
北村孝〇さん…などなど
名前を聞いても…その方を全く存じ上げてなく
ましてや
その方が…どのような罪で死刑が確定したのかも
分からない…そんな状態での絵画鑑賞でした…
作品は…
小学生低学年の描いた絵…と思えるような幼稚な絵もあったり…
この人…犯罪を犯す前は
職業が画家さんだったんじゃないかな…
…と思えるような絵も多く展示されていて
その「迫力」に驚かされる…と同時に…
社会への「不満」「恨み」
それは死刑に対してのものなのかどうかはわからないが
そういった…ことをテーマに描かれた
作品もあったりして…
眺めていると
恐怖感すら感じる絵も…あったりして…
複雑な想いが交差する…
ただ…真っ先に感じたこと…
それは
彼らが(彼女らが)殺害した被害者は
こうして絵を描く自由すら奪われたのだということ…
さてさて…その作品の中に、「和歌山毒物カレー事件」の林真〇美死刑囚の名前がありました…
彼女の作品は3点展示されていまして…
一つが…まるで小学生低学年の絵かと思われるような
粗い不確かな人物構図で描かれた
「母と子」というタイトルの作品
家族愛…をテーマに掲げてある…ようにもみえる
正直…
私には…この絵の真相がわからない…
描かれているように
本当に
「子」を想う
どこにでもみられるフツーの母親の想いだったのかも知れないし…
死刑囚が「絵を描き、それを世の中に発表する」ということは
外の世界と繋がる絶好のチャンス
唯一と言っていいくらいの貴重なコミュニケーション
不特定多数の誰かにみられることを意識して描いた
パフォーマンスなのかも知れない
2つ目の作品は
「私は無実ーたすけてください」
彼女は
一貫して無実を主張しているらしい…
真相は、これまたわからない…
彼女の訴えるように犯人は他にいたのかもしれないし…
これまた
彼女が誰かにみられることを意識して描いたパフォーマンスなのかも知れないし…
三つめのの彼女の作品に「青空泥棒」というのがあった…
青空の見えない独居房で、いつ執行されるかわからない…その日の恐怖におびえながら、世間から隔離された非日常的な孤独な世界で過ごす毎日…
…万が一、彼女が訴える「無実」が真実だとしたら…
「青空」を奪ったこの制度は、あまりにも酷すぎる…ようにも感じたこの日…
この死刑制度が、何らかの殺人行為を抑止する制度になっているのか…
私には答えがみつからなかったのです…
一方で
犯した罪を悔悟する絵も多くある中で
自分をこのような状況に陥れたのは「被害者」だと言う恨みのような思いを感じた絵もみられ…
もし…
この制度がなくなって
今の「死刑囚」に当たる罪を犯した人が
無期懲役囚となり
万が一
恨みを募らせたまま「仮釈放」の制度で解放されるのだとしたら…
この絵画展の開催テーマの大きな目的が
「死刑制度の廃止」でありまして…
人権擁護の立場で
述べる…その主張もよくわかります…
しかし…
両手をあげて…そうだ!そうだ!と思える気持ちにもなれず…
死刑制度…
以上に…
劣悪な…非道な…
殺人事件が…
犯罪が…なくなるような…取り組み…の方が大切じゃないか…
…と漠然と思ってみても
やはり
私には答えがまったくもってみつからないのです…
絵画展を観終わった後
妙に…無性に「青空を見上げてみたい衝動」に駆られた私…
見上げてみると
私の気持ちを反映してか
多くの雲で隠され
ほんの少しの青空がのぞかせているだけ…でありました…
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