新・日記どす(DOS)

写真は「ビートルズ」のヘルプごっこ(笑)~音楽からB級スポット訪問記まで、幅広くいろんなことを…笑いをこめて…綴ります~

犬山「星月夜」で、富永寛之さん、黄啓傑さんとのトリオ編成の矢野絢子さんのライブ!

2015-06-29 06:59:41 | ライブ
一週間ほど前の金曜日…

仕事は…やるべきことが次々と…
湯水のごとく湧いてくるので…
溜まっているといえば…溜まってましたが…


この日は…
定時に職場を出る…

そして…
この日は…直に家には帰らずに…

金山駅で名鉄に乗り換えて…

犬山へ!!


おお!!国宝犬山城!!








でも…この時…すでに夕方6時半…


時間的にも
完全に…犬山城クローズされてますなぁ…

私…
自称、城マニア
(実は…妄想、城マニア…苦笑…ですけど)
…であるので、ホントは休日にして??…のんびり犬山城散策をしたかったんだけど…
職業柄…そんな訳には…いかないので…苦笑



さてさて…
金曜日の夜に…

こうして
犬山までやってきたのは…



この夜…


星月夜で…矢野絢子さんのライブがあったから…


…でアリマス…







この夜は…



10thアルバムレコ発~君に会いにゆく~」ツアー


そう
新譜「君に会えない日」発売ツアーでありまして…



犬山…ちょっと遠い気がしたけど…
ライブに行きたい!行きたい!!
行かなくちゃ!!



さらに…


トランペットに黄啓傑さん
ギターに富永寛之さんと…


ブルームーンカルテットの…
両フロントマンと一緒のトリオ編成!!



…なので…



犬山…ちょっと遠い気がしたけど…
ライブに行きたい!行きたい!!
行かなくちゃ!!


…と思って…
平日の夜ですが…思い切って…笑…犬山までいってきました!!




星月夜…


実は…今回が2回目デス
…確か1年~2年ほど前に…来た憶えが…


だから…道は迷いません…笑


ビールを呑みながら…
ライブが始まる前から…
めちゃイイ感じで(お店の雰囲気がなかなかイイのです…)
…ほろ酔いで…くつろいでいたら…

お待ちかねの
ライブが…始まった!!







1曲目から…笑…
タイトルワカンナイケド…


どこかで…聴いたことのなるようなメロディ…

ひょっとしたら
スタンダードなナンバーだったのかも…


黄啓傑さんのトランペット
富永寛之さんのギターが…
素朴で…ストレートに唄いあげてる…矢野絢子さんの唄声に溶け込んでいる感じ…



ジャージーな曲調の雰囲気に…


ビールの酔いも手伝って…
なんとも、気持ちがよくて…よくて…



挨拶がてらのMC


新譜「君に会えない日」は初の愛知にふさわしい…
 愛を知る…アルバムだそうな…


実はまだ…
新譜「君に会えない日」は…今日手に入れようと思っていたので…
まったく聴いてないんだけど…
期待感が膨らむ!膨らむ!!




ズバリ!端的に思ってること…言っちゃえば…


矢野絢子さんのアルバムだから
イイに決まってる!!…笑






その新譜から

「素敵なこと」


素敵な…素敵な…
伸びやかな…実に心地よい…矢野さんの歌声…


心象情景が広がり…心に滲みる矢野絢子ワールド炸裂!!



歌詞の中では…

貴方を想うこと→素敵なこと…と唄ってますが…


私としましては…

こうして矢野絢子さんの唄に浸ってること→素敵なこと…

…なのでアリマス…





今回のアルバムは…


「そこにいないあなた」をテーマにして

作品が綴られているそうだけど…



「そこにいないあなた」は…


以下のように…3つに大きく分けられる



1 今はいないけど夕方には帰ってくるあなた

2 今はいないけどいつか会えるかも知れないあなた

3 今会いたくて、でも二度と会うことのできないあなた




この3つのタイプの中でも
3番目のことをテーマにして描かれた唄


「もう一度キスをしよう」


実に切なく黄さんのトランペットが…優しく響き…
富永さんのギターの旋律が…切なさ、寂しさを一段と彩る感じで…

そして…なんとも寂しげで…心に滲みる矢野さんの唄声…



歌詞を噛みしめてると…
心象風景には…若かったあの頃の思い出が浮かび上がってきて…
初めて聴いたのに…ずっと何度も聴いたことのあるような…
懐かしいような…切なさ、優しさを感じる素敵な曲でした…



「霧雨ベイビー」


雨が降ったこの日の犬山…この季節にぴったりの曲…

ちょっぴりジャージーで…
大人の雰囲気も感じさせる曲で


♪坂道の途中~

…と…曲の中盤からドラマテックに盛り上がる…

間奏のトランペットが…ギターが…

実に美しく…この曲に彩りを加える…



次の曲は

「真紅」


ジャズ…???
いやいや…むしろムード歌謡ぽい感じ…??


矢野絢子さんの…今までの雰囲気とは違った…
新たな一面すら感じられる…そんな雰囲気をもった曲…


そして…
このトリオの演奏が…


まさしく阿吽の呼吸といってもいいほど…
息のあった…演奏…
もっといえば…アレンジが実に素晴らしくて…


黄さんのトランペットが…実に激しく…
生き生きと…
壁に床に…そして私たちの耳に…心地よく響き渡る…



そして…
何と言っても…


唄っている矢野絢子さんが…
なんとも艶っぽくて…
唄を聴いてるだけで…なんだかドキドキ…



次の曲は…
先ほど唄った…
「もう一度キスをしよう」の対になっている曲で…


男性目線で描かれた曲


「ドックオブザベイ」


聴いてると…
孤独感も漂い…
でもこれからも生きていく力強さも垣間見えた…1曲…


矢野さんの…曲を作って唄いあげる…その世界観の広さにも…
驚かされながら…


唄に…浸る!浸る!!




…と…新譜からのオンパレードで…


次の曲が1部の最後の曲…


ミディアムテンポが印象的な…


「月はのぼりました」


このお店が…「星月夜」だからこその…
1部のラストに選んだ1曲でしょうか…

心に滲みました…


歌詞から浮かんでくる心象の情景に自分の経験、想い出を重ね合わせてみる…
すると…自然に…感動が、想いが溢れてくる…
…それは、もちろん矢野絢子さんの素晴らしい歌唱力があってこそ…



矢野さんの歌…
ホント素晴らしいのよ…
歌詞に描かれた情景が…想いが…
歌を聴いてて…ひしひしと伝わってくる…


心に浮かび上がる「月」

若かりし頃…
ときめいたこともあったな…
懐かしさも込み上げて来て…


唄の中に「愛」がいっぱいの…
新曲オンリーの第1部でありました…








2部のスタートは…


トランペットの黄啓傑さんと
ギターの富永寛之さんとの…
インスト
から…


ジャージーな雰囲気が漂い…
エレキとトランペットが絶妙に絡み合う…

心から…癒される…



曲終了後…
矢野絢子さん登場し…


ブルームーンカルテットの素晴らしさを語り出す…
矢野絢子さん!


ブルームーンカルテットの素晴らしさを語り始めたのに…

その間…ビールを取りにって…
矢野さんの話をまったく聞いていない富永さん!なんか笑える!!!



続いては
黄啓傑さんが唄う!!

唄うは…
カバーソング…

フランク・シナトラの娘…
ナンシー・シナトラが唄う

「Something Stupid」

…を日本語で…それも恋の数え唄バージョン!!???




黄啓傑さん
…唄の紹介でハードルあげたけど…

歌詞がちょっと曖昧で…笑…思わず笑いが…
矢野絢子さんに…笑って怒られ…笑…

このアットホーム感…いいねっ!




さてさて…
矢野さんも唄うはカバー曲…



これまた…恋の数え唄…


ちあきなおみさんの

「四つの願い」




マイクを片手に…
まるで昭和のアイドルみたいに…笑
ピアノから離れて…
あちらこちらと…動き回って唄う!!


こんな動き回る矢野さんが観れるのも…???
トリオの演奏だからこそ…



この夜…
犬山にきてよかった!!




さらに…
もう1曲カバー曲


浅川マキさんの


「少年」



富永さんの話によれば…浅川マキさんはツアー中に名古屋で亡くなられたとの情報が…



「私たちも、間違いなくツアー中になくなるわ!!」



この矢野絢子さんの発言に
脇を固める黄さんと富永さん…なんの異論もなく???…笑



さてさて

「少年」


私が浅川マキさんを知らないこともあるのでしょうが…
矢野絢子さん…まるで…持ち歌のように…
情感込めて歌い上げていました…



ここまで…
新曲とカバー曲でライブが進行されてきたけど…






ここで…
私の知ってる曲が…



それも矢野さんの唄の中で5指に入るほどの大好きな曲が…





それは

「二―ナ」


この曲…10分以上もあるめちゃめちゃ素敵な楽曲!!…なんですよ!



この唄…
「二―ナ」というノスタルジックな椅子の一生を歌った…
ストーリーのある…
そして、後半の語りがジーンと心に響いてきて…
最後に…ほろっとさせられる思わぬ展開…
…で…終止符

情感溢れるこの唄…


ホント良質の短編映画を観たような…
素敵な感動が伝わる…
情感溢れる素敵な歌なのデス…


そんな素敵な歌…
「二―ナ」が、ここで聴けるなんて…嬉…




感動的なこの曲が
黄さんのトランペット
富永さんのギターで…一段と感動が…溢れ出る想い…



そして…何と言っても
矢野さんの
伸びやかな歌声に…
…情感溢れる歌の世界に…心から癒される…




さらに…


ピアノとギターが創り上げる幻想的なイントロで始まる…



「汽笛が泣いて」


♪しゅっぽしゅっぽ汽車はゆく~♪




このサビのフレーズが…
なんとも…幻想的に…心に…滲みる…



本編ラストは


新譜より

「りーりー」



これまた

ピアノとギターで創り上げられる幻想的な世界が浮かび上がる…


伸びのある…
情感こもる唄声に応えるようなギターの音色…

そして間奏に響き渡るトランペットの音色の美しさ…



もう!最高の一言!!



もう一度言おう!!


この夜…
犬山にきてよかった!!






そうそう…


UNで唄う前に…

矢野さんの語る新譜の紹介が…
ちょっと可笑しくて…笑

「…一瞬のなんとも空気を震わすだけの…はかない愛が…
 三千円で…何度も聴ける…」


富永さんがツッコむ!!

「愛は買えるんですか??」


それに対して…
矢野絢子さん!即答!!



「愛は買えます!買えます!!」…笑




UNは軽快に弾むように…唄って演奏して…


なんとも楽しく…ステキな「星月夜」の夜…






生憎の曇り空で
夜空には…星と月は見えなかったけど…

心には…
くっきりと…星と月が浮かんだ…

素敵な犬山での「星月夜」の夜なのでした…




(おお、今回のブログは…普段のこのブログでは考えられないような…
実にメルヘンチックな終わり方なり…笑)











PS…


ライブ後…
大好きブルームーンカルテット!!


黄啓傑さんと…
富永寛之さんと…









もちろん…この夜の主役!
矢野絢子さんとも…嬉!








写真から
お分かりのように…笑



もちろん!



「愛」を三千円で…買いました!!…笑




「愛は買えます!買えます!!」…笑







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