幻日 2006-12-10 17:14:13 | 山・クライミング 自然界のミステリー、今度は写真付! 2001年4月22日、残雪の守門岳を登ろうと旧守門村二分集落から二口に向かって歩いている途中です。 太陽の光が雲に反射して七色に光っています。 実際の太陽は右。 これを幻日と呼ぶらしいです。(同行の詳しい人から聞きました)
ブナ林のざわめき 2006-12-10 13:51:58 | 山・クライミング ミステリーというほどではないのですが、山に行くと不思議な体験をすることありますよね。 3年前の初冬に鬼が面山に行ったときの経験です。 六十里トンネルの入り口から歩き始めてしばらくは綺麗なブナ林の中を歩きます。その頃はブナの木に樹霜が出来ていて高いところではエビのシッポが形成されていました。 天気は晴れ、すがすがしいくらいの青空が広がっています。 歩くにつれて気温が上がってきたためか、樹霜がはがれていっせいに落ち始めました。 空からシャーベットが降ってきている感じです。そのおちる小さな音が森全体に響き渡っているものですから、物言わぬブナの木がひそひそ話をしていて森全体のざわめきになっているように聞こえました。 山は不思議なプレゼントをわれわれに与えてくれますよね。 記録はこちらです
「山のミステリー」工藤隆雄著・東京新聞出版局 2006-12-10 13:34:48 | 本 著者が山小屋の主人などから直接聞いたミステリー話を55話掲載。 山の幽霊話、人智を超えるもの、自然の不思議、ひとの不思議と4つのジャンルに分けてまとめている。 怪談奇談だけでなく、ちょっと推理したくなるような話もある。 最後の数話は人としての行いにスポットを当てた考えさせられる話題。 山を愛する皆さん、この本を読んで山行のスパイスとしましょう。