今日は最良の一日

人生は今日の連続です。

「負け組の日本史」山本博文・監修

2018-04-01 07:06:05 | 
「負け組の日本史」山本博文・監修
勝者が歴史を作っている
だが、歴史の表舞台から消えた負け組のその後をたどると、意外な結末があったりもする
大名に復活していた足利義昭、将軍時代より官位が上がっていた徳川慶喜、関ケ原で戦った諸将のうち、最も長生きしたのは宇喜田秀家
明智光秀の家臣の娘が、大奥で頂点を極めた、石田三成の子孫が大名になっていた
平安後期、奥州で滅ぼされた安倍氏の子孫が今の総理大臣
いや~面白いね~
日本人は、もともと敗者に寛容な民族なのかもしれません

「北条早雲」-明鏡止水編-富樫倫太郎・著

2018-03-22 04:50:01 | 
「北条早雲」-明鏡止水編-富樫倫太郎・著

富樫倫太郎が壮大なスケールで描く歴史小説第4編
北条早雲こと伊勢宗瑞は、一旦領有した西相模を、大森氏頼の反撃で奪い返された。
再び大森氏を攻めるより前に、伊豆を統一すべく、足利茶々丸との決戦に向かう

戦国の梟雄と言われた北条早雲の魅力が詰まった長大物語の第4編です


「日本史の内幕」磯田道史・著

2018-03-02 08:24:37 | 
「日本史の内幕」磯田道史・著

歴史を今に伝えているのは、その当時書かれた文書に他ならない
しかし、古文書は素人が見たって何書いてあるかわからない、だから、歴史家などが解説した本などを読んで、理解するしかない。
古文書が読めたらどんなにか楽しいだろうか・・・

この本の著者の磯田道史氏は古文書を読むスペシャリストだ
古文書を読み、その歴史の1シーンに近いところから歴史を論じている。
そんの著者の楽しいエッセー

読み終えた後、雑学の幅がまた広がった気がする

「壬申の乱と関ケ原の戦い」-なぜ同じ場所で戦われたのか-本郷和人・著

2018-02-12 04:57:01 | 
「壬申の乱と関ケ原の戦い」-なぜ同じ場所で戦われたのか-本郷和人・著

岐阜県関ケ原町
天下分け目の合戦が行われた地として有名だ。
ただ、有名な「関ヶ原の戦い」だけでなく、古代の国家体制を確立させた「壬申の乱」室町幕府の体制を確立させた「青野ヶ原の戦い」と、歴史上重要な合戦の主な舞台となっている。
なぜ国家体制が確立される前の戦いが、この関ケ原で行われたのか・・・

中世史が専門の歴史家がなぞ解きに挑みます
久々に面白い歴史書に出会いました


「ともに生きる」丸山敏秋・著

2018-02-08 05:08:58 | 
「ともに生きる」丸山敏秋・著

(一社)倫理研究所 理事長が著した本

丸山理事長のかつて書いた本や講演を聞いたことがある人は、復習のような感覚で読める。
また、そういった機会がなかった人は、今の世を生きるヒントが得られる本として、読めると思う


映画「ミッドナイトバス」

2018-02-07 04:53:58 | 映画
映画「ミッドナイトバス」

久しぶりに映画館に足を運んだ

新潟が舞台の映画「ミッドナイトバス」

1シーン 1シーン 映し出される情景の裏に描かれている内容まで考えなければ理解できない、深い内容だと思った

一方  新潟に住む私としては、撮影されている場所をみて「あ!ここだな!」と、思いながら見てしまった
窓ガラスの向こうの風景さえ見入ってしまった

遠山はちょい役だったな、でも新潟出身だけあって、新潟弁のセリフは完璧だった(笑)

ただ、原作読んだ時の感動はなかったな・・・・

公式サイト

「町工場の娘」諏訪貴子・著

2018-01-21 08:10:13 | 
「町工場の娘」諏訪貴子・著

NHKのドラマに感動して、そのドラマのもとになった本を読みました

町工場の創業社長であるお父様が急逝
当時、専業主婦の32歳の著者が、急遽その町工場の社長に就任することになった
だが、その工場は売り上げに対して従業員の数が多すぎた、
就任1週間後に5人のリストラを断行
取引銀行から合併話を持ち掛けられたが、それを拒否
手探りの中で、会社の再生が始まった

行動力溢れる女社長の物語

こちらも感動してしまいました

「下流中年」-一億総貧困化の行方-

2018-01-14 08:20:26 | 
「下流中年」-一億総貧困化の行方- 雨宮処凛/茅野稔人/赤城智弘/阿部彩/池上正樹/加藤順子 共著

30代 40代 50代 本来なら、社会の中核をなして働いている世代
女性であれば、家事育児をこなしながら、働いている世代なのだが
正規雇用の先がなく、非正規で働いている割合が増えている
非正規でも仕事があればいいのだが、もう何年も仕事につかず、というか、就けない中年も多い
親の介護で、収入源は親の年金のみ、なんて親子もある
その日生きていくだけで精一杯、結婚して幸せな家庭を作っている同世代の人たちの話を聞くたびに、「自分は社会から置いていかれている」と感じざるを得ない

失業率が下がっていることを政府は自慢するが、「下流中年」が増えていることも認識しなければならないと思う




「アベノミクスによろしく」明石順平・著

2018-01-07 16:07:49 | 
「アベノミクスによろしく」明石順平・著

日経平均株価は上昇して、失業率は下がって、GDPは確実に成長し続け・・・
アベノミクスの効果は確実に・・・ほんとか?

みんなが景気が良くて、私の周りだけ景気が悪いのか?

実は・・・
もうすでに、アベノミクスは大失敗に陥っているのだ

その根拠を具体的な数値で検証した本

度が過ぎる金融緩和政策は、いづれ破たんしかねない
その前に、気づいてほしい

経済のことに詳しくない人でも、わかりやすく書かれています

「士業を極める技術」横須賀輝尚・著 菰田泰隆・監修

2018-01-04 04:25:46 | 
「士業を極める技術」横須賀輝尚・著 菰田泰隆・監修

難関の国家試験に合格して、○○士になったところで、じっとしていたって仕事は来ない
当然のように士業の先生も営業をしなければいけないが、手続き業務はわざわざ士業の先生に頼まなくても、できることばかりだから、需要は減っている
そんな時代なのに、国家資格者の数はうなぎのぼりで増えていて、食えない士業の先生をどんどん産み出している・・・

どんな事業でも、売上はお客様の数×客単価である
売上を上げるには、客数を増やす、客単価を上げる

客単価を上げること=高付加価値の商品(サービス)を売る
高付加価値の商品=高難度業務
ただ、高難度業務=お客様満足度でなければならない

どの事業も同じだ

この本は。高難度業務に取り組むことで、クライアントに貢献し、士業を極める方法について書かれている
表紙に「営業不要で依頼殺到」と書かれているが、後半はアナログ営業の内容になっています