兵庫県借地借家人組合本部

借地・借家・マンションのトラブルなんでも相談

阪神大震災 復興住宅訴訟 和解協議の意思確認 西宮市は「検討中」 地裁尼崎支部 /兵庫

2018-05-13 | 日記

     阪神大震災 復興住宅訴訟 和解協議の意思確認 

      西宮市は「検討中」 地裁尼崎支部 /兵庫 

阪神大震災 復興住宅訴訟 和解協議の意思確認 
         西宮市は「検討中」 地裁尼崎支部 /兵庫

https://mainichi.jp/articles/20180510/ddl/k28/040/477000c

 西宮市が阪神大震災の被災者向け借り上げ復興住宅「シティハイツ西宮北口」の入居者に建物明け渡しなどを求めた訴訟の準備的口頭弁論が9日、神戸地裁尼崎支部であり、河田充規裁判長は改めて和解協議の意思を双方に確認した。

入居者側は継続入居を条件に応じる考えを示し、市側は次回期日の6月20日に回答すると述べた。

 和解協議は昨年7~11月に3回行われ、双方が折り合える条件を示せず打ち切られていたが、4月の市長選で石井登志郎市長が当選。

石井氏は入居者側の弁護団が実施したアンケートに「和解を視野に対応する」と回答し、選挙戦でも提訴した市の姿勢を批判しており、裁判所が訴訟に対する市の方針を再確認した。

 弁論後、市住宅入居・家賃課の担当者は「現段階では検討中としか言えない」と述べるにとどめた。

入居者側の代理人の吉田維一弁護士は「入居者は日々不安な生活を送っており、市長には一日も早く判断してほしい」と述べた。【石川勝義】

方針変更なら了解得るべき 西宮市議

 「シティハイツ西宮北口」を巡っては、市は係争中の7世帯以外では既に住み替えの合意を取り付けている。

 市の提訴は市議会の可決を経ており、市の訴訟方針が変わる場合は議会で議論となるため、ある市議は「継続入居を希望する気持ちは理解できるが、仮に市が方針を変えるのであれば、退去した人たちの了解を得るなど、不公平感を残さないようにしなければ議会の理解も得られないだろう」と話した。【近藤諭】


最新の画像もっと見る