昨日空港から家に戻る際、ビッグⅡにも寄らず、ツタヤにも寄らず、ダイエーにも寄らず、エブリワンにも寄らず、ひたすら瀬戸内を目指し、工事が始まっているであろう嘉徳川に寄ってみました。
嘉徳川河口の工事の詳細についてはコチラで。⇒ リバーリバイバル研究所
嘉徳橋に着くと川の水位が下がっていて、河口が大きく開放されていることが伺われました。吉川工房前に着くと、ユンボとダンプカーの姿があり、ダンプのタイヤ跡が河口のラグーンに向って延びていました。
ある程度自分の中で工事の様子を予測して河口に向いましたが、その無残な状態には言葉が無かったです。痛々しく感じました。ニイムラさんはよく「変わらない風景はない」と書かれていますが、まさにそう感じました。
あの小さな嘉徳川が何百年もかけて運んだ砂、それを人為的に取り除くのはあっけないものです。僕は素人で専門的なことは分かりませんが。この工事には正当な理由があるとも思います。これ以上海岸が侵食されれば、そちらの方が問題かと思います。それは理解していても、まざまざと工事の様子を生で見てしまうと複雑な気分です。あの場所にこれほど大規模な工事が入ったのは初めてではないでしょうか?
川の水は綺麗でした。河口の閉鎖も解かれリュウキュウアユの産卵も大丈夫かと思います。堤防ができる訳ではありません。来月中旬には工事は終わります。
ニイムラさん、ニイクラさん、でも、辛かったです。
海岸の侵食が問題であるなら、この工事は根本的な解決にはなりませんよね。何故侵食が進んでいるのでしょうか?川から運ばれてくる砂が減っているのでしょうか?単なる単発的な台風による自然災害によるものなのでしょうか?
また、長い年月をかけて川が砂を運び回復してくれることを願います。単純馬鹿な僕はいつか長良川もゲートが上がり、サツキマスが帰ってくることを信じています。
また、川底の掃除をしてきますね。
<水位は先月のリバーリバイバル時よりはまだ高い状態ですが、かなり流れていて、こもりのすぐ上の瀬は勢いよく流れていました。(嘉徳橋より)>
<河口は右岸際へ非常に勢いよく流れていました。ニイムラさんの予測通り、ラグーンの水位を下げるために、重機で河口を開けて様子でした。>
<重機で砂を削った跡、フカフカな砂地だった場所です。川は写真の右端です。>
<2段になっている上部が、砂を移した場所のようです。>
嘉徳川河口の工事の詳細についてはコチラで。⇒ リバーリバイバル研究所
嘉徳橋に着くと川の水位が下がっていて、河口が大きく開放されていることが伺われました。吉川工房前に着くと、ユンボとダンプカーの姿があり、ダンプのタイヤ跡が河口のラグーンに向って延びていました。
ある程度自分の中で工事の様子を予測して河口に向いましたが、その無残な状態には言葉が無かったです。痛々しく感じました。ニイムラさんはよく「変わらない風景はない」と書かれていますが、まさにそう感じました。
あの小さな嘉徳川が何百年もかけて運んだ砂、それを人為的に取り除くのはあっけないものです。僕は素人で専門的なことは分かりませんが。この工事には正当な理由があるとも思います。これ以上海岸が侵食されれば、そちらの方が問題かと思います。それは理解していても、まざまざと工事の様子を生で見てしまうと複雑な気分です。あの場所にこれほど大規模な工事が入ったのは初めてではないでしょうか?
川の水は綺麗でした。河口の閉鎖も解かれリュウキュウアユの産卵も大丈夫かと思います。堤防ができる訳ではありません。来月中旬には工事は終わります。
ニイムラさん、ニイクラさん、でも、辛かったです。
海岸の侵食が問題であるなら、この工事は根本的な解決にはなりませんよね。何故侵食が進んでいるのでしょうか?川から運ばれてくる砂が減っているのでしょうか?単なる単発的な台風による自然災害によるものなのでしょうか?
また、長い年月をかけて川が砂を運び回復してくれることを願います。単純馬鹿な僕はいつか長良川もゲートが上がり、サツキマスが帰ってくることを信じています。
また、川底の掃除をしてきますね。
<水位は先月のリバーリバイバル時よりはまだ高い状態ですが、かなり流れていて、こもりのすぐ上の瀬は勢いよく流れていました。(嘉徳橋より)>
<河口は右岸際へ非常に勢いよく流れていました。ニイムラさんの予測通り、ラグーンの水位を下げるために、重機で河口を開けて様子でした。>
<重機で砂を削った跡、フカフカな砂地だった場所です。川は写真の右端です。>
<2段になっている上部が、砂を移した場所のようです。>
以前は嘉徳沖で海砂が採取されてました。
かなりの量です。
海砂は取っても翌日には廻りから集まってくるので、
元に戻るそうです。これも浸食の要因の一つと思います。
最近は与路島沖の砂を採取してるそうです。
砂は移動しつつ安定すると思います。どこか別の場所に持って行かれたわけではないので、どのようにこれから川が変化していくかを見届けてあげるのが、ぼくたちの出来ることかかと思います。
記録はチカラです。
今度嘉徳にいったら、以下のアングルで写真を撮っておいて下さい。
1、染物屋の前の小高い丘から河口、パノラマとなるように何枚か連続して。
2、現在の河口部分、岩を入れて水位がわかるように
3、嘉徳橋から下流
4、嘉徳橋から上流 左岸の岩を入れて、水位がわかるように。
5、集落の前の砂浜から、階段を入れて、
6、階段の下から東側アダンの状態
7、階段の下から西側アダンの状態
砂の動きをモニタリングして、今後どうしたら海岸の保全ができるか、考えてみましょう。
にいむら
でも少しでも嘉徳がその美しさを残し続けてくれたら。そう思ってやみません。
嘉徳の浜がズタズタになっているという話をきいていたのでとても気になって、行ってみようと思いながらなかなか行き出せないでいましたが、ブログをみてびっくりしました。
嘉徳の浜は、奄美大島で唯一護岸堤も消波ブロックのないシマとして自慢していたのに、残念です。これもひとえに全部、ブッシュが悪いって言ってやりたいですね。すべての悪の元凶はアメリカの政治のやり方にあり~。そう思いませんか。
ちょっとご挨拶にしてはカゲキだったでしょうか。名瀬にいらしたときはぜひお立ち寄りくださいませ。
モニタリングしたいと思います。
初めて嘉徳の浜に下りた時、えらく感動したことを鮮明に覚えています。自然の姿ってこういうものなんだなって思いました。
ブッシュ路線、僕も反対です。格差社会、痛みの伴う改革等々、結局そのしわ寄せを受けるのは普通の人達、と思えてなりません。
嘉徳はどうなっているだろうかと24日の夜、ニイムラ氏と話していたところでした。
こうして浜の様子をmasaさんがみんなに教えてくれること、この浜の将来にとって大事なことになってくると思います。
ですから辛いでしょうが、みつめ続けていただければと思います。
だから、辛いだけでもないんです。行きたくなる場所だから、通ってしまうんだと思います。