奄美カンポンLIFE

being on the road. where is next? 奄美移住生活悲喜交々。

市場は楽しい

2006-01-31 00:00:11 | 亜細亜な旅
鹿児島中央駅前のバスターミナル奥に市場があります。野菜、果物、魚介類、花、みやげもの等々色々なものが売られていました。この一帯が市場になっていて、なかなかの盛況ぶりでした。

この市場の中に「じゅん坊」というめっちゃ美味い鶏飯屋さんがあります。御主人はなんと古仁屋出身の人で、僕たちが瀬戸内から来たというとおかわりをサービスしてくれました。(また後日記事にします)色々な場所で鶏飯を食べましたが、僕の中ではじゅん坊がナンバーワンです。

特に何も買わなかったのですが、ブラブラ歩いて回るだけでも、なんか楽しくなってきます。那覇や石垣の公設市場とか大好きです。旅先ではつい市場を探してしまいます。輪島の朝一も楽しかったなぁ。

アジアの旅中も、行く国、行く街のたびに市場めぐりをしていました。アジアの市場ではマレーシアのコタバルという街のセントラルマーケット及びナイトマーケットが一番好きです。コタバルには3週間ほどゲストハウスに滞在したのですが、飽きることなく毎日市場へ繰り出していました。

ああコタバルな日々が懐かしい。書いている内に無性にコタバルへ行きたくなってきた。これ以上書くと「行きたい発作」を起こしそうなので、もう止めときます。



ホテル東横インの不正改造問題

2006-01-29 20:52:47 | 奄美な仕事
このニュースには驚き、あきれ、怒りがおさまりません。同時に悲しくなります。

ハートのある建物を作っていこうという趣旨のハートビル法という法律により、ホテル、スーパー、ファミレスなど一定規模以上の建物に対しては、車イス用の駐車場など障がい者や高齢者に配慮した設備の設置を義務付けています。また、自治体によっては条例により更に厳しい基準を設けているところもあります。

ビジネスホテルチェーンの東横インはこの法律を意図的に違反し、一旦基準を満たした設計図で検査をパスし、その後別の設計図を元に、障がい者用のスペースや部屋等を他の目的に作り変えたというのです。

信じ難い話です。社長の会見が更に信じ難いものでした。

「障がい者用の駐車上は見栄が悪い」(差別意識の固まり)
「障がい者用の部屋は年間1~2回の利用しかない」(ので無駄という事でしょう)
「時速60キロで走るところを67、68キロで走っていた」(だから何?)
「大変なことになっちゃったな」(まるで他人事)

これが社長のコメントとは情けない限りです。でもきっと本音なのでしょう。全く罪の意識がないようです。罪の意識がないどころか、もはや開き直りです。

ひどい事件だと思いますが、氷山の一角なのかもしれません。ひどい事件だと思いますが、今の社会の世相を反映しているのかもしれません。ハートビル法ができて、バリアフリーという言葉が一般化し、痴呆症が認知症とその表現を改められても、まだまだ社会の中に福祉の思想は浸透していないのかもしれません。

鹿児島市の天文館にある東横インも不正改造していたようです。安くて、立地が良くて、朝食や新聞が無料でとなかなかサービスのいいホテルで、出張の際宿泊も考えたんですが....。

現時点での東横インの不正改造は12府県23ホテルになるようです。まだまだ今後増えるのではないでしょうか。

嘉徳川レポート 06.1.28 二人リバーリバイバル

2006-01-28 21:53:23 | 嘉徳にて
家の用事の合間にtakaと嘉徳川へ行き、リュウキュウアユの産卵床掃除をしてきました。この場所は昨年12月にニイムラさんを隊長に10名ほどでリバーリバイバルした場所。

12月のリバーリバイバルの様子はコチラで ⇒ リバーリバイバル嘉徳編

川の水位はほぼ12月時の状態まで下がり、みんなで作った石の堰や、産卵床も水面に出ていて、ほぼ以前の川の状態に戻っているように思えました。ジョレンがなかったので、てげてげ節のせめなつさんから頂いたクワで川底の掃除をしたり、崩れた堰を直してきました。

川底はもうカチカチに固まっていて、クワで掘り返すと以前のように赤土が多量に溜まっていました。少ない時間でしたが、これでリュウキュウアユのみなさんが少しでも産卵しやすくなれば幸いです。

嘉徳川は小さな川です。リュウキュウアユの個体数も役勝川や住用川に比べてそれほど多くないかと思います。環境の変化の影響も受けやすいのではないかと思います。それだけに大切にしていきたい場所だと感じます。

時間が無くて海岸や河口の方には回れませんでした。それでも嘉徳の景色はとても気持ちがいいです。今度旧嘉徳小学校のムンユスィにも行ってみたいと思っています。陶芸と写真の二人展を先日までしていたのですが、都合がつかず行けませんでした。

カメラ係はtakaでした。



<リュウキュウアユ産卵床はこんな感じの場所、いい感じで流れています。>



<クワはせめなつさん、ウエーダーはニイムラさんよりいただきました。>

加計呂麻あれこれ

2006-01-27 21:47:16 | 奄美な生活
桜の季節ですねぇ。あっちこっちで満開状態、これは生間から諸鈍に抜ける道の桜。桜のうしろにはヘゴ。いかにも奄美です。



アオサの季節ですねぇ。加計呂麻ではあっちこっちの海岸にアオサが付いてきています。味噌汁や吸い物に入れるとオイシイです。諸数にて。



諸数のホライゾンクラブ前にある「平家漁法」の跡。満潮になるとこの石垣の中に魚が入り込み、干潮で取り残された魚を一網打尽にするという、なんとも画期的な漁法です。このような漁法が成立した時代には、魚が溢れるほどいたんでしょうね。



枝がつながっている合体木。左が松、右がガジュマル。ガジュマルの枝が松の枝に巻きついたんでしょうね。勝能(カチユキ)にて。


祝 第三回加計呂麻フォトコンテスト入選!

2006-01-26 21:31:37 | 奄美な生活
このたび瀬戸内町企画課・加計呂麻地域塾主催「第三回加計呂麻フォトコンテスト」にこの写真で入選しました!めでたい!喜ばしい!

タイトルは「島の田園風景」、そのままです。

去年の5月に加計呂麻島の諸鈍で撮影した写真です。おじちゃんがなかなかおちゃめです。奄美では田園風景は珍しくなってきているとのこと。内地者の僕には田園風景はどこか「ホッ」とします。ちなみに諸鈍の稲作は2期作です。

審査委員には、越間プロダクションの越間誠代表も入っています。越間氏にもこの写真を見てもらったことは嬉しく思います。僕はその土地の風景の中に、その土地の人が何気なく佇んでいる写真が好きです。なかなか声をかけれなくて、そんな写真はあまり撮れませんが。

アジアの旅中もたくさんの写真を撮りましたが、風景写真より写真の中にその土地の人が写っている写真の方が印象深いものがあります。

やっぱりどうせなら、もっと上手く撮れるようになりたいですね。それはカメラの性能や腕より、相手の人とのコミュニケーション力の問題かと思っています。

実は2年前第一回加計呂麻フォトコンテストにも入選したんです。当時はまだ移住前で、奄美に旅行で来た時に撮った写真を応募しました。

何はともあれ、めでたく喜ばしいことでございます。


嘉徳川レポート 06.1.23  変わらない風景はない

2006-01-24 21:36:53 | 嘉徳にて
昨日空港から家に戻る際、ビッグⅡにも寄らず、ツタヤにも寄らず、ダイエーにも寄らず、エブリワンにも寄らず、ひたすら瀬戸内を目指し、工事が始まっているであろう嘉徳川に寄ってみました。

嘉徳川河口の工事の詳細についてはコチラで。⇒ リバーリバイバル研究所

嘉徳橋に着くと川の水位が下がっていて、河口が大きく開放されていることが伺われました。吉川工房前に着くと、ユンボとダンプカーの姿があり、ダンプのタイヤ跡が河口のラグーンに向って延びていました。

ある程度自分の中で工事の様子を予測して河口に向いましたが、その無残な状態には言葉が無かったです。痛々しく感じました。ニイムラさんはよく「変わらない風景はない」と書かれていますが、まさにそう感じました。

あの小さな嘉徳川が何百年もかけて運んだ砂、それを人為的に取り除くのはあっけないものです。僕は素人で専門的なことは分かりませんが。この工事には正当な理由があるとも思います。これ以上海岸が侵食されれば、そちらの方が問題かと思います。それは理解していても、まざまざと工事の様子を生で見てしまうと複雑な気分です。あの場所にこれほど大規模な工事が入ったのは初めてではないでしょうか?

川の水は綺麗でした。河口の閉鎖も解かれリュウキュウアユの産卵も大丈夫かと思います。堤防ができる訳ではありません。来月中旬には工事は終わります。

ニイムラさん、ニイクラさん、でも、辛かったです。

海岸の侵食が問題であるなら、この工事は根本的な解決にはなりませんよね。何故侵食が進んでいるのでしょうか?川から運ばれてくる砂が減っているのでしょうか?単なる単発的な台風による自然災害によるものなのでしょうか?

また、長い年月をかけて川が砂を運び回復してくれることを願います。単純馬鹿な僕はいつか長良川もゲートが上がり、サツキマスが帰ってくることを信じています。

また、川底の掃除をしてきますね。



<水位は先月のリバーリバイバル時よりはまだ高い状態ですが、かなり流れていて、こもりのすぐ上の瀬は勢いよく流れていました。(嘉徳橋より)>



<河口は右岸際へ非常に勢いよく流れていました。ニイムラさんの予測通り、ラグーンの水位を下げるために、重機で河口を開けて様子でした。>



<重機で砂を削った跡、フカフカな砂地だった場所です。川は写真の右端です。>



<2段になっている上部が、砂を移した場所のようです。>

とにかく霧島は寒かった

2006-01-23 20:58:43 | その他もろもろ
霧島のホテルで開催された研修出張から奄美に戻りました。

来年度10月から施行される障害者自立支援法に関する研修会で、施設関係職員と保護者250名以上が集まりました。法律まだまだ流動的な部分もあり、法律施行後も見直しや介護保険との合流等、今後も振り回される状況は続きそうです。利用者の生活への影響も大きく、しっかりと状況把握をしていかなくてはいけないと思っています。

研修のスタイルは県によって様々です。色々思うところはありましたが、その点は省略。

鹿児島本土(この表現どうなんですかね?)の施設には先進的な取り組みをしている施設もいくつかあります。そうした施設の職員さんと話をしたり、講演を聴いたりすることはとても刺激になります。その他色々思うところはありましたが、その点も省略。

鹿児島から奄美に戻ると、奄美の自然の豊かさや風景の穏やかさを改めて実感します。特に飛行機が空港に着陸する寸前の奄美大島の姿はいつ見ても見とれます。違う場所に来たって気がします。貴重な場所、大切にしなくてはいけない場所だと思います。

霧島、寒かったです。雪を見たのは久しぶり。



<会場での研修風景、みなさん真剣です。>



<鹿児島市内>



<奄美大島・笠利町>

加計呂麻島・押角の桜並木

2006-01-20 23:27:44 | 奄美な生活
加計呂麻島の押角集落にヒカンサクラの並木があります。(たぶん)100本以上の桜が並んでいて、トンネル状態になっています。小雨が降り続いていましたが、なかなか趣のある景観・雰囲気を醸し出しています。

あまりメジャーな場所ではない様子で、訪れる人はほとんど見かけません。(たぶん)穴場です。県道から押角集落に入り、郵便局の手前を山側にしばらく進むと桜並木があります。特に看板等はありません。

施設では毎年ここで花見をしています。今年は来週の予定です。施設は隣の集落にあるんですが、当日は元気な人は往復約8キロを歩きます。僕も去年歩きましたが、ヘロヘロでした。



<よくありがちなアップ写真。でも、雨雫がいい感じ。>



<押角の桟橋、イカやチヌがよく回遊してきます。>



<押角集落の入り口。集落内の道は狭いので徐行で。>

世界一きれいな国にしよう

2006-01-19 21:03:13 | その他もろもろ
本日の南海日日新聞を職場で見てビックリ。「世界一きれいな国にしよう・日本横断、ごみ拾いに挑戦・小山田浩子さんが来島」って、鹿児島から奄美に戻るフェリーに乗っとった人やん!

鹿児島新港の待合所でザックを背負っている彼女を見かけました。僕はザックを背負っている旅人風の人にはつい声をかけてしまう性分なのですが、今回は丁度フェリーに乗り込む時で、タイミングが合わず声をかけませんでした。ちょっと後悔。

新聞によると、小山田さんは環境保護活動を推進する(有)moku(札幌市)の社員で、2005年5月3日の「ごみの日」に北海道をスタートし、徒歩で日本横断ごみ拾いに挑戦しているとのこと。スローガンは「ごみと出会いを拾う」、ゴールは沖縄。

もうすぐゴールですね、頑張って下さい。そして、最期まで気をつけてよい旅を。

人それぞれ置かれた状況は違いますが、その置かれた状況の中でその人その人なりに「行動すること」はとても大切だと思います。僕はこうした方に接すると(直接接した訳ではありませんが)、とても刺激を受けます。自分ももっと頑張らないかんなと。


小山田さんのブログ  ⇒ コチラで
mokuのホームページ ⇒ コチラを

旅行人山荘

2006-01-18 14:09:39 | その他もろもろ
霧島の旅行人山荘に行ってきました。奄美には温泉が全くなく無性に行きたかったのです。温泉最高!お肌ツルツル!僕がツルツルになってもしょうがないけど。

旅行人山荘は実は奄美に移住する10年以上前から行きたいと思っていた場所なんです。もちろんその頃には、鹿児島県民に自分がなることは全く想定していなかったのですが。分からないもんですねぇ。

バックパッカー御用達の雑誌に「旅行人」という雑誌があります。旅本も多数出版していて、僕も何冊か持っています。その旅行人の編集長の蔵前さんの実家が鹿児島県霧島の旅行人山荘なんです。

周囲の豪華ホテルのようなきらびやかはなく、規模も小さいのですが、逆にその地味さが落ち着いていい雰囲気で、サービスも行き届いている感じです。障がい者の方のためのバリヤフリールームもあります。僕達のような嫌煙家のための禁煙ルームもあります。リピーターも多いようです。

天気がいまいちで霧がかかっていましたが、晴れていると錦江湾や桜島まで見渡すことができるそうです。夜には野生の鹿とも出会えました。

あ~また行きたいなぁ。やっぱり温泉はいいなぁ。



露天風呂の眺めは最高!晴れていれば桜島が見えるそうです。でもこれで充分。



旅行人の本も販売していました。ほとんど読んだことがあります。おもしろいですよ。



旅行人のホームページ    ⇒ コチラを
旅行人山荘のホームページ ⇒ コチラで


ドトールコーヒーにて

2006-01-17 16:45:01 | Weblog
ドトールコーヒーは安くてよろしい。禁煙スペースが広いのも嬉しい。

僕達の旅行は昔からいつも特に予定がない。あってもすぐに変更されてしまう。ツアー旅行の経験はない。

どうしてもアジア旅の延長というか、行き当たりばったりというか、計画性が無いというか、そんな感じになってしまう。行ってみたら定休日ということもよくあり、そんなことにも何時の間にか慣れてしまった。

島から一旦出るとお金の減りがめっちゃ早くて驚くというか困る。今更ですが色々な暮らしがありますね。

ルートビア発見

2006-01-16 13:50:10 | Weblog
エンダーのルートビア、初めて飲んだのはシンガポールのチャンギエアポートで、ほとんど飲めなかった。二回目はマレーシアのクアラトレンガヌという街で、半分がやっとだった。

三回目の沖縄で何故か虜になり、以来見つけると必ず買ってしまう。

久しぶりのルートビアはやっぱり旨かった。久しぶりぐらいで丁度いいのかもしれない。

ちょっと休憩

2006-01-15 15:04:04 | Weblog
すいません、スターバックスラテ下さい、トールで。

隣の席で外国人の女の人4人が戦争について話をしている。「ママが殺されたらどうする?」、「9.11はどこにいた?」などと。

僕は紀伊國屋書店で買った『スロウなアジア』を読んでいる。僕達が旅した国や街も載っている。あの土地の匂いがよみがえる。

奄美の海は荒れ模様

2006-01-14 08:43:01 | その他もろもろ
ちょっと、旅行に行ってきます。

出張や帰省でない旅行はかなり久しぶりです。

大丈夫か、天気?

さて、準備、準備。

ブログしている場合じゃない、君はブログ中毒か?

とりあえず、マックとスタバかな。

あ~あ、また太る。

さあ、準備、準備。