奄美カンポンLIFE

being on the road. where is next? 奄美移住生活悲喜交々。

高いところが好き

2006-03-30 21:46:35 | クニオ

彼は常々「オレは高いところが好きなんだ!」と言いい、とりあえず、高いところへ登りたがります。木登りも得意です。

たまに勢いで登ったはいいものの、登った場所から降りれなくなる時もあり、「降ろしてくれや~」と助けを呼ぶ場合もあります。

ネコの世界も人には分からない色々な悩みがあるのかもしれませんが、彼を見ていると、何はともあれ、平和な気分になります。






旅と日常と

2006-03-29 10:43:54 | 亜細亜な旅
我が家は「スカパー!」を契約しています。僕は「釣りビジョン」という釣りの番組(一日中釣り番組)を、takaは韓国ドラマばかりみている訳ですが、二人でよく見るのが「ディスカバリーチャンネル」というドキュメンタリー番組で、その中の「グローブトレッカー(旧ロンリープラネット)」がこの上なく好きのです

世界を旅するバックパッカー的旅番組なんですが、これを見ながら旅気分に浸ります。自分が旅した国の時はテレビの前で一人悶絶します。

この番組を初めて見たのはタイの首都バンコクのゲストハウスでした。テーマソングを聞くだけで当時の旅が幻覚となって現れ、七転八倒します。

旅は非日常なのですが、旅も長くなるとそれ自体日常と化します。ここ奄美での生活も、内地での生活を思うと旅しながら暮らしているような、なんとなくそんな気がする時もあります。それでも旅の病に不意に襲われるのです。

困ったものです。

昔のような長い旅をする気力も体力もないのですが.....。

そんなことを思いつつ、年月を重ねていくのでしょう。

平凡な日常の暮らしがあることはとても幸せなことです。

我ながら何を書いているのかよく分からなくなりました。

とりあえず、深夜特急のビデオでも見ることにしよう。



いわゆるアンコールワットですわ。行ってみたいですわ。行くべきですわ。



アジア旅での飯は屋台に限ります。美味い!安い!早い!汚い!暑い!



タイ、カンボジア、ベトナム、ラオスに、それらの国々を貫くメコンリバー。



小乗仏教の国では小鳥を籠から放し、徳を積みます。これも一つの商売です。

加計呂麻ジャランジャラン

2006-03-27 21:06:47 | 奄美な仕事
本日は曇りがちで海は妙に濁っていましたが、寒くもなく、暑くもなく、ほどよい天気でした。これぐらいの天気だと仕事は一日中半袖です。

午後からある一人の利用者と加計呂麻の海岸線を散歩しました。感情や気持ちを上手く表現したり、コントロールしたりすることが難しい人も散歩したり、ドライブしたりすることで、気分転換を図ることができるように努めています。

平気で4、5キロ歩く人もいます。

場合によっては一対一の対応が必要な場合もあります。

もっと生活環境を整えていきたいと常々感じています。

「ジャランジャラン」とはマレー語で「散歩」という意味です。



テントウムシとか.....



ウミガメの頭蓋骨とか.....

デイゴに葉

2006-03-26 20:30:54 | 奄美な生活
山の新緑が本当に美しい今日この頃ですが、デイゴの木にも新しい葉がちょろっと出てきていました。まもなく春らしい心地よい季節となりそうです。去年はイマイチでしたが、今年のデイゴの花の咲き具合はどうでしょうかね?

4月から職場に新人さんが二人採用となります。小湊の奄美看護福祉専門学校(アマカン)の卒業生で、驚くことなかれ、生まれは60年!ついこないだかのような年代です。もうすぐ平成生まれの人達が社会人になるんですね。えらいこっちゃ。

そうそうtakaの職場の人の話では、先週末に加計呂麻島の須子茂にイルカの群れが入ってしばらく飛び跳ねていたらしいです。そういうの一回見てみたいなぁ。



古仁屋港にボードウオーク(?)出現!このあたり結構ヘドロ臭いんですけどね。

エソと宝勢丸とクロウサギ

2006-03-25 22:49:52 | 奄美な釣り

所用で名瀬へ、空いた時間に大熊漁港で釣り。写真に撮るほどのサイズではないのですが、とりあえずエソを一匹。他は全く音沙汰なし。しょぼい釣果である。

この魚も好奇心旺盛なようでよくルアーを追います。でもこのサイズだとほとんど引きません。何か引っかかっているって感じです。あえなくリリース。

イカ釣りのおじさんはボラで狙っていましたが、2キロほどのナイスサイズを釣り上げていました。たいへんウマソーなイカでございました。

帰り際宝勢丸が入港して水揚げしていたので覗いてきました。カツオ、キハダ、シイラなどが水揚げされていました。名瀬から瀬戸内への帰り道、網の子峠にてまたアマミノクロウサギさんを見かけました。




イカ釣りおじさん。




デカイ!




宝勢丸さん

島の田園風景・間もなく田植えです

2006-03-24 22:15:10 | 奄美な生活
加計呂麻島の諸鈍の田んぼでは、田植えの準備が進んでいる様子です。これはもしかして、「何でもあり」さんの田んぼでしょうか?

畦道のニオイが懐かしい気分にさせてくれます。昔よく泥んこになって田んぼや用水路で遊び、ヒルに血を吸われたりしました。仕事中のため、滞在約1分。もっとゆっくり眺めていたい気分でした。

稲作は一つの文化ですよね。島に残った貴重な稲作文化。その文化を守られている方々に敬意を感じます。大切に、大切にしていって頂きたいと思いました。



おばあちゃんが笑顔で通り過ぎました。



諸鈍からでした。

小チヌが釣れたのさ

2006-03-23 12:17:50 | 奄美な釣り

阿木名川にかかる国道の橋(阿木名橋?)の下流には、海から上がって来た魚が結構溜まっています。潮加減にもよりますが夏場はウジャウジャいます。

この時期はまだお魚さんをあまり見かけませんが、試しにルアーを投入してみると、みごとに小チヌさんが釣れました。この魚もよくルアーを追います。

おみごと!

相当小さいけど。

「何か釣れて?」

2006-03-22 22:45:03 | 奄美な生活
よく釣りをしていて小学生の下校時間に重なると、彼・彼女らは見ず知らずの僕に当たり前のように「こんにちはー」と挨拶をしていきます。

釣り好きな子は「何か釣れて?」と話かけてきます。

初めてこの挨拶の洗礼を受けたのはまだ移住前、旅行で来ていた時の古仁屋の堤防でした。正直そういう体験がなかったので当時はその普通さに驚きました。

何はともあれ、とても気持ちのいいものです。

urma [うるま] 奄美大島特集

2006-03-21 12:24:55 | 活字中毒的愛読書
urma[うるま]沖縄の元気を伝える亜熱帯マガジンという月刊誌があります。沖縄本島だけでなく、宮古、八重山を含めた様々な情報が掲載されていて、写真も豊富でとても楽しい雑誌です。4月号の特集は南大東島です。

少し古くなりますが、2000年12月号の特集は「琉球弧の島 奄美大島」でした。僕達は奄美への移住を考える前は沖縄への移住を考えていて、よくこの雑誌を読んでいました。移住先を奄美へシフトした頃この本を手に入れました。

笠利から加計呂麻まで奄美大島全域をカバーしていて、今読み返しても十分楽しめる内容です。ホームページのバックナンバーには登録されていないので、もしかしたらもう手に入らない貴重な一冊かもしれません。

urmaは奄美市アーケード内の新穂花さんに置いてあります。



「沖縄が失ってしまった美しさが今なお残る琉球弧の島」とまず紹介されてます。



海岸工事終了

2006-03-20 19:11:09 | 奄美な生活
家のすぐ近くの海岸工事が先日終了しました。高潮堤防工事との表示があって、もしかして目の前に堤防がせり上がって、視界さえも遮断されてしまうのではないかと心配していました。

干潮になると海中に埋めたコンクリートの塊(高潮堤防)がくっきりと見えます。水平線の先は太平洋で、台風になると波が非常に高くなるとのことです。

去年この浜で産卵に上陸した海ガメに出会いました。また今年の夏も海ガメに戻ってきて欲しいと願っています。



ブロック運搬中



横から見るとこんな感じ



大島海峡のマングローブ

2006-03-18 12:27:44 | 奄美な生活
大島海峡にマングローブの小規模な群生を見つけました。もしかしたら、大島海峡の大島側では最期の群生かもしれません。

昔は小規模群生はたくさんあったのかもしれません。古仁屋のあの川にも終戦直後まではリュウキュウアユがいたそうです。青酸カリやダイナマイトで乱獲し消滅してしまったとのことです。当時は食料難、経済難から海でも同様の方法で魚を採っていたという話を聞いたことがあります。

瀬戸内町の西方(西古見方面)には護岸がされているものの、小規模なキレイな川がいくつか残っています。もしかしたらどこかにリュウキュウアユが生き延びていないかと、つい思ってしまいます。



静かな湾奥にわずかに残るマングローブ。



小さな川、この河口にマングローブがありました。

グルグル仕事

2006-03-17 23:14:32 | 奄美な仕事
本日は仕事の関係で朝8時半に職場のある加計呂麻島を出発して、崎原~浜里~佐大熊と名瀬市内をグルグルと回り、18時ごろ加計呂麻島に戻りました。自宅は大島側にあるので帰宅するにはもう一度大島海峡を渡ります。

大島海峡をニ往復して、なんだか一日車を運転していた気がします。

浜里へ行った際に奄美病院に寄り道して、「奄美大島探検マップ」別府亮さんの写真展を見てきました。大きなサイズの写真は見ごたえがありますね。建築のことはとく分かりませんが、奄美病院は病院チックでなくて好きです。

今の時代の福祉施設や病院は、その建物自体も「快適であること」「普通であること」「違和感がないこと」などなど、要求されるべきだと思います。

暖かいというよりは、むしろ暑い一日で、室内の温度計は25度ありました。三寒四温しつつ、着実に季節は進んでいます。先日のリバーリバイバルで日焼けしたようで、会う人会う人に「焼けたねぇ」と言われました。

上の写真は崎原です。



別府亮さん奄美病院での写真展



たっちゃん丸大島海峡を疾走!

河内川探索

2006-03-16 15:19:20 | 奄美な生活
昨日、ニイムラさんと嘉徳訪問のあと宇検村に回り、河内川周辺をウロウロしました。かつて河内川の河口域には役勝川のようなマングローブ群生があったそうです。そのほとんどを埋め立て干拓し、川の流れを限定したとのことです。

支流を回って見ましたが、マングローブは一本も残っていませんでした。僕にはかつての川の姿は想像できません。島の人に聞いてみると、確かにマングローブがあった記憶があるとのことでした。

川の本流の水はとてもキレイです。上流にダムや大きな工事がないためでしょうか。上げ潮になると潮の香りが漂ってきます。アオサもたっぷりと岸際に張り付いていました。護岸はされていますが、気持ちのいい川の景色です。

干潮から上げ潮になるタイミングでルアーを投げると、川の淵でガラが数匹釣れました。川で魚を釣ると川の水流が加わり、とてもよく引きます。



河内川本流



河内川支流① 汚れていますが、ボラやチヌの幼魚がたくさんいました。



河内川支流② 汚れすぎて、誰もいません。畜排水のようです。

嘉徳・吉川工房にて

2006-03-16 10:47:33 | 嘉徳にて
昨日の午前中、ニイムラさんとまずは嘉徳へ行き、吉川工房にお邪魔してご主人さんに色々話を伺いました。

昔の嘉徳川はとても水量が多く、この場所を染物をする場所に選んだ話、
今の嘉徳川はとても水量が少なくなった話、
昔の嘉徳川にはリュウキュウアユをはじめ生き物がウジャウジャいた話、
今の嘉徳川には生き物がほとんどいなくなった話、
工事が入るとすぐ川が汚れる話、
遺跡が見つかり、発掘で難儀した話、
瀬戸内町のゴミ処分場の裁判の話、
奄振の話、
海岸侵食が進み、昔の面影がなくなった話、
河口から海岸への砂移動工事の話、
役所との対応に難儀する話、
台風や風の話、
移住者やムンユスィ館の話、

などなど。

美味しいコーヒーを啜りながら、たくさん貴重な話を伺いました。ニイムラさんも初めて聞く話が多かったようです。今だけ見ていては分からない事が多くあって、過去、現在、未来とつながりを持って考えていかなくてはいけないと感じました。

快晴の嘉徳は一段と気持ち良かったです。



ニイムラさん撮影中。



吉川工房前の高台は昔の工事(嘉徳~青久~市)の残土らしいのです。



この河口から魚が川に上ります。結構急流です。

インターナショナル サンシン ナイト

2006-03-15 22:08:06 | 奄美な生活
昨晩アイリッシュファミリーとニイムラさんを囲む宴「インターナショナル サンシン ナイト(国際三味線夜会)」をカンポン宅で行いました。

僕はほとんど英語でのコミュニケーションがとれず、もっと英語が喋れたらなぁと歯がゆい想いを致しました。「神社と寺の違いは何か」「日本の税率はどれだけか」「EUに何故イギリスは入らないのか」「京都議定書を知っているか」などなど、話題は豊富。でもそんなん日本語でもまともに答えられませんて。

仕事の時間を聞かれ、「7時半頃家を出て6時過ぎに帰る」と答えたら、「Its too work」と言われました。奄美に来て自分の時間が増えましたが、それでもアイルランド人の価値観からすると、一日の中で仕事の占める時間が多いのでしょう。

夜11時頃お開きとなったのですが、当たり前のように親父さんとその娘二人で「more dish!」と言いながら皿を全部洗っていってくれました。こういうのをスマートというのでしょうね。そのさり気なさが相当カッコ良かったです。

来てくれたみなさん、ありがとうね。真横で聴くサンシンの音色はいいですね。