奄美カンポンLIFE

being on the road. where is next? 奄美移住生活悲喜交々。

嘉徳、再び。その②

2005-08-31 20:24:29 | 嘉徳にて
写真の露出が合ってないのは、お許しを。露出補正し忘れた。

嘉徳の海岸を見下ろす場所に座って、じーっと海を眺めていた、おじいと犬。おじいはいったい何を想う?

みごとなアダンの茂み。他の海岸とは全然その厚みが違う。僕的には、嘉徳の海岸が奄美の海岸の中で一番好きかもしれない。全ての海岸を回った訳ではないけど。大浜海岸も、土盛海岸も、ヤドリ浜も美しい。他にも美しい海岸はいくつもあし、いわゆる南の島的な海岸とは言えないかもしれんけど、嘉徳の海岸は圧倒的な存在感がある。リバーリバイバル研究所のニイムラさんが、この浜が好きとおっしゃっていたことが僕なりに分かる気がする。僕の場合、ニイムラさんのような専門性はないんですけど。

昨日僕達が嘉徳の海岸を去った後、台風の影響で荒れていた嘉徳の海で無謀にもサーフィンをしていた人が流され、行方不明に。今日になって奇跡的に救出されていた。自然をなめてはいけないと、改めて思い知らされた。集落の人達もいい迷惑だろう。奄美に来て海の事故を耳にする機会が多くなった。

それにしても、今年は奄美に台風がまだ一つもまともに来ない。デイゴが咲かない年は台風が少ないとよく聞くけど、まさにそのいい伝え通り。たまたまなのか?はたまた、ほんまなのか?どうなんでしょう?

漂着物を二つほど。



*浙江省と読める。中国からだろうか?



*奄美の山から来たのか?海外の山から来たのか?



*かなり荒れてます。


また、天候が落ち着いたら嘉徳に行こう。



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嘉徳、再び。

2005-08-30 21:32:02 | 嘉徳にて
再度、嘉徳へ向かう。国道58号線から深い谷を5キロ下りていく、途中から嘉徳川沿いを走り、嘉徳川にかかる嘉徳橋を渡ると、その先に嘉徳の海岸がある。

今日は台風の影響でめっちゃ波が高い。ゴォーと波が唸り、水しぶきが霧状に上がっている。しばし、海を眺める。強風圏にも入っていない状態でこの波なら、台風の時はえげつない状態に違いない。

これでは、釣りどころの話ではない。


*それでも来た以上は釣りをする釣りバカ。(僕のことですね)嘉徳海岸奥の嘉徳川河口にて。この後、大物?をばらしてへこむこととなる。



*ニイムラさんへ。台風の影響もあってか、河口は大きく口を開けていました。



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世の中は多様な価値観で構成されている。

2005-08-29 00:21:32 | 亜細亜な旅
まずは、写真がボケボケなのをお許し下さい。

で、亜細亜を旅して感じたことの一つが、ちょっと大げさですけど「世の中は多様な価値観で構成されている。」ということでした。

写真はネパールの首都カトマンズの近郊、パシュパティナートというところです。この川はインドを流れるガンジス川の支流、パグマティ川です。ネパール人のヒンズー教徒は死んだ後、この川の辺で焼かれ、その灰をそのまま川に流すことを望みます。そうすることで輪廻転生するという価値観の世界で生きています。墓というものはありません。

もはや、日本人の価値観の範疇外です。でも、これがヒンズー教徒にとっては普通で一般的な価値観なんです。どっちが優れていて、どっちが劣っているという問題ではないと思うのです。

死体を焼いている横で洗濯するおばちゃん、泳ぐ子ども、見守るネパール人、観光に来た外国人....がこの写真の周りには群がっています。僕達もその中にいました。焼かれる死体を見ていると、物売りが笛を吹きながら土産物を売りつけにやってきました。

サドゥと呼ばれる行者もたむろしています。行者のくせに観光客に金をせびる輩もいます。こういう輩は観光サドゥと旅人の中では呼ばれています。もうめちゃくちゃです。公衆便所でサドゥと一緒に小便した時にはちょっと緊張しました。訳もなく「サドゥのくせに公衆便所使うなよ。」と思ったりした覚えがあります。

自分が生活している世界や価値観は、多様な世界や価値観のごく一部でしかない。その多様な価値観をお互いが認め合うことで、争い事や差別といった不毛なことは無くせるんじゃないかと思った次第です。

結論:あぁ、また旅がしたい。
でもネパールは遠くてしんどいので、とりあえずマレーシアに行きたい。ブログのタイトルは「奄美カンポンLIFE」やけど、奄美ネタとは全然関係ないなぁ。


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私的新規購入本

2005-08-28 10:43:02 | 活字中毒的愛読書
先日、といってももう2週間前になりますが、鹿児島に行った際に購入した本のみなさんです。奄美は本屋さんがしょぼいのがつらいです。


①お仕事がんばります ~自閉症の息子と共に・・・③~ <赤石洋子 著>
 赤石さんの息子さんは重度の自閉症なんですが、公務員として既に12年働き、今は老人ホームで働いています。障害があっても地域の一員として、希望を持って生き生き生活している息子さんの記録です。今の希望は「結婚したい。」だそうです。仕事をしていく上で僕も勇気づけられた本です。先日NHKの朝の番組に親子で出演されていました。彼や母親の努力はもちろんなんですが、それを支える職場の人達、地域の人達の姿に「あるべき姿」を感じました。

②あしたいのちかがやけ ~平和へのメッセージfrom知覧~
 鹿児島県知覧では毎年平和へのメッセージを全国から募集して、その入選作品を終戦記念日に発表しています。その第十五回目のスピーチコンテストの入選作品集です。中学生から一般まで幅広く24作品が収録されていて、知覧で開催された今年の発表会には500人以上の聴衆が集まったそうです。発表会は僕が知覧に行った前日でした。


③憲法三十九条は削除せよ!是か非か <呉智英・佐藤幹夫 共編著>
 最近佐藤幹夫さんの「自閉症裁判」という本を読んで以来、触法障害者の問題に関心があって、自分自身も仕事上関わった経験があるので、改めて勉強してみようと思いました。よく意味不明な事件、残忍な事件があると精神鑑定が行われますが、その根拠がこの条文で、「心神喪失者の行為は、罰しない」「心神耗弱者の行為は、その刑を減刑する」とされています。とても難しい問題です。

④特攻基地知覧 <高木俊郎 著>
 知覧特攻平和記念会館に行った時、これは勉強せないかんと直ぐに感じて、一番分かりやすそうな本を探しました。初版は昭和48年で、もう既に17版、改版されて12版という、版を重ねてきているノンフィクションです。まだ少ししか読んでないんですが、とても詳細に当時の特攻の姿が描かれていて、胸が苦しくなります。自分の出身県からも、特攻隊の人達が出撃していたことを初めて知りました。もし仮に当時生まれていたら、自分が特攻隊だったかもしれません。

⑤マラソン <笹山薫 著>
 まだ読んでないんですが、最近映画化された韓国の実話に基づいた話題作です。裏表紙より・・・「自閉症の息子チョウォンに対する世間の冷たさと闘う母、母の愛を切望する弟、過去の栄光に溺れ再起を諦めた元ランナー。生きる喜びを忘れかけた3人の目の前で、チョウォンがたった一人マラソンに挑む。(中略)チョウォンの成長が胸を打つ感動の物語」


長くなって、すいません。いい本を手に入れることができ、非常に満足しております。本は新しい世界を僕に提供してくれます。そして、経験することで、その世界は広がり、かつ深まると思うんです。


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養護学校の卒業生OB会

2005-08-27 21:46:06 | 奄美な仕事
養護学校の卒業生のOB会が笠利の「ばしゃ山村」で開催され、施設に入所している卒業生と一緒に参加しました。(写真は、ばしゃ山村のレストラン)

奄美には養護学校が龍郷町に大島養護学校の一校しかありません。生徒数的には止むを得ないかもしれませんが、離島でしかも島もいくつにも分かれている事情を考慮すれば、もう一校徳之島あたりにあるべきだと思います。実際に設置の要望もあるらしいのですが、生徒数が減少し奄美全体で学校を再編している状況の中、実現は難しいようです。

ばしゃ山村のレストランでのおいしい食事、その後水遊びと定番のスイカ割りを楽しみました。天候にも恵まれ利用者の皆さんは、懐かしい友達や先生に再会することが出来てとても嬉しそうでした。昨日も書いたのですが、彼ら彼女らの笑顔が僕の仕事の糧です。

でも、やっぱり、笠利は遠いです。移動時間と滞在時間が同じぐらいになってしまいます。たいがい、疲れました。それはさておき、ばしゃ山村はいいですね。雰囲気が南国チックで、食事も美味しいし、今日もお客さん一杯でした。笠利方面に行くと、また瀬戸内とは雰囲気が違って、別の島に来た感じさえしてしまいます。

そうそう、笠利に行く途中に龍郷のエブリワン近くで、アカショウビンが国道を横切りました。たまに家の近くでも見かけます。


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障害者の虐待事件

2005-08-26 14:46:29 | 奄美な仕事

一般的にはあまり知られていないのかもしれないけど、障害者関係施設での虐待事件は悲しいことに後を絶たない。

先日も宮崎県の施設での女性利用者に対する虐待・暴力事件が朝日新聞の地方欄に小さく報道されていた。ピープルファーストによると、読売新聞でも報道されていたようだ。→報道内容はこちら

九州地区だけでも、福岡と鹿児島の施設での虐待事件が裁判中である。その内容はあまりにも陰湿で執拗、あえて書かないけど読むだけで、つらく悲しくなる。しかも施設長が加害者で、その罪を認めようとしない。

その被害者の気持ちや、負った精神的苦痛を想像すると、いたたまれない。

どうして、障害者の人権を擁護すべき人間が、その全く逆の行為を平気で行うのか?発覚しているのは一部と思われる。施設がこうした事件の温床になっているという事実を重く受け止めなくてはいけないのだろう。

そもそも利用者にとっての人権とは何なのか、もう一度考え直したい。施設という狭い世界では当たり前とされていることが、一般的にはおかしかったり、違和感があったりすることもよくあると思う。僕自身も仕事に慣れてくると、その辺の感覚が麻痺してくることは否定できない。そうならない為にも、広い視野を持って、新しい情報や知識を取り入れ、自分の姿勢を問い直していきたいと思う。

利用者の生き生きとした姿と笑顔が僕の仕事の糧です。


話は替わって、

昨日加計呂麻島で飲み会があった。その飲み会後、大島海峡を海上タクシーで渡っている時、夜空を見上げると満天の星空、海上天然プラネタリウム状態だった。


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風の通り道

2005-08-25 00:38:36 | 奄美な生活

暑い、というか、もはや熱い昼下がり、目的地に向かって歩いていると、

まず、波の音が聞こえて来て、

次に、海からの風が吹いてきて、

一気に視界が開けた。そこは太平洋。視界の限り水平線。その先に喜界島がぼんやりと見えた。

音と風のセットがとても心地良い。ほんの一瞬暑さを忘れる。(次の瞬間には暑いけど。)写真からも波の音が聞こえ、風が吹いてきそうだ。(僕だけか)


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オオグチユゴイを釣りながら、ふと思う。

2005-08-24 11:26:36 | 奄美な釣り
昨日所用で名瀬に行った、要は海に落として壊した携帯の機種変更に行った帰り、瀬戸内町の阿木名川にてルアーを投げる。

台風の影響で海岸はやや波が出てきていた。河口エリアに多くの魚が入り込んでいて、ポッパーを投げると、すぐにこいつがヒットした。この魚、結構ルアーを追いかけておもしろい。

ターポンだろうか?垂直に跳び跳ねる細長い魚がいた。チヌもいたんやけどなぁ。また次回。以前エイやシマアジやダツが川に入り込んで来ていた。エサが豊富なんだろう。ここの海岸はウミガメの産卵も確認されている。生き物の密度が濃い場所な気がする。

川には赤土が入り込んでかなり濁っていた。採石場の影響だろうか?役勝川も上役勝周辺の工事の影響で、上役勝から下流が完全に茶色の状態。あの護岸工事も疑問だ。平気でシャベルカーで川底を走っている。その感性を疑う。島には仕事が少ない。公共工事に頼らざるを得ない状況もある。でも、もう少し配慮と思想と想像力を持って、事業を行って欲しい。

釣りの話が、また愚痴になってしまった。申し訳ないです。



*こんな魚。20センチぐらい。



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「城」と書いて「ぐすく」と読む。

2005-08-23 09:51:11 | 奄美な生活
住用村の国道沿いに「城」という集落がある。「しろ」とか「じょう」とは読まずに「ぐすく」と読む。その沖縄と同じ読み方に文化のつながりを感じる。たぶん、何かしら中国文化の影響を受けているのだろう。

集落の前の海は外洋でサーフポイントになっている。ここも、なんか釣れそうな雰囲気を醸し出している。






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嘉徳川の淵

2005-08-22 23:52:42 | 嘉徳にて
川好き人間の僕は、こういう感じの淵を見ると、かなりそそられる。よくアマゴ釣りをしたことを思い出す。

リュウキュウアユが泳いでいた。初めて見た。思わず「アユや!」と叫んでしまった。内地のアユと比べると一回り小さいけど、明らかにアユの顔をしている。亜熱帯の島にアユという組み合わせが、どこか不思議な感じがする。この貴重な魚を守っていかなくてはいけない。

名前は分からんけど、ゴリ系、ヨシノボリ系の魚もたくさん川底にいた。今度網を持って捕獲に行きたい。僕はこの系統の魚をすくうのが得意なんです。



*川の水はあくまで透明。


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念願の嘉徳デビュー

2005-08-21 20:37:03 | 嘉徳にて
初めて嘉徳へ行ってきた。

本やブログの紹介で、奄美の中で自然のままの状態の海岸が残っているのは、もはや嘉徳だけっていう知識はあったけど、実際に目の当たりにすると、その自然のまま景観は、とにかくすばらしい。

浜が広く長い、堤防やテトラが一切ない、アダンが何重にも重なっている、目の前は太平洋。その景観だけで、僕は感動していた。確かに他の海岸とは一味も二味も違うし、スケールも大きい。

天気が悪く、写真が下手くそなんで、そのスケールがうまく出ていないのが悲しい。晴れていたら、もっとすばらしい景色になるだろう。

この砂浜が、それ程の流量の無い嘉徳川が何百年にも渡り、延々と運んできた砂の蓄積であると思うと、自然の営みの偉大さを感じてしまう。

サーファーがサーフィンをしている、集落のおばちゃんが釣りをしている、おじちゃんは犬を散歩させている、そして、釣り人もちらほら。ガラ(シマアジ)の子どもが釣れている。

ちょっと、これは通いたくなる。でも嘉徳は小さな集落、マナーは守りたい。

太平洋に面しているから、朝日が美しい気がする。外洋からの漂着ゴミが目立った。ちょっと探しただけで、マレーシア、タイ、台湾、韓国製の容器が見つかった。



(タイ製)*読めん。



(マレーシア製)*サラワク クチンと書いてある。



*僕の釣ったシャークをプレゼントしたおばちゃん。



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はげ~、シャークが釣れた。

2005-08-21 00:39:57 | 嘉徳にて
嘉徳でルアーを投げていたら、シャークが釣れた。めっちゃ引いた。

集落のおばちゃんが欲しいと言うので、プレゼントした。おばちゃんはシャークの尻尾をつかんで、嬉しそうに家路についた。どうやって食うんだろう?

キビナゴのエサ釣りでもシャークが釣れていた。

嘉徳の景観はすばらしい。それは、また後日。

興奮し過ぎて携帯を海に落として壊した。最悪。


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島のガソリンスタンド

2005-08-20 09:44:38 | 奄美な生活

島のガソリンは輸送コストの関係でかなり高い。補助の陳情をしているようやけど、「陳情をした」という報道のみ。全国的にガソリンが値上がりしているから、奄美は更に値上がりしている。

僕の住む瀬戸内町は名瀬市と比べ更に高い。ので、いつも名瀬に出かけたついでにガソリンも入れてくる。

しかも、島のガソリンスタンドは値段の表示が全くされていない。ことごとくされていない。表示しているガソリンスタンドを見たことがない。何故なんだ?お互い協定を結んでいるのか?表示しなくてもいいという決まりでもあるのか?誰か知っている方教えて下さい。

奄美に来る前はいつもセルフのスタンドで給油していたので、どうも、色々店員さんに世話を焼かれることにまだ慣れない。

ガソリン入れん訳にいかんしなぁ。


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知覧特攻平和会館に想うこと

2005-08-19 22:24:36 | その他もろもろ

「知覧」という地名も、そこに「特攻隊の基地」があったことも知識としては、学生の頃から知っていた。

でも、百聞は一見にしかずとはよく言ったもので、実際にその地を訪ね、直接自分の目で見て、自分の肌で感じることは、知識として知っているのとは全く別物であることを知った。

こんな飛行機に片道だけの燃料と爆弾を積んで、死ぬためだけに飛び立った1,000人以上の人達がいる。どんな気持ちだったんだろ。僕の想像力では到底計りしれない。

今は何故そんな馬鹿げたことをって思うけど、そうするこを拒否することが出来なかった時代。そんな時代があったことも、僕にはもはや想像できない。

現地に着いたものの、なかなか会館の中に足を入れることができなかった。会館外の飛行機や宿舎といった展示物、石碑や石塔を見るだけで堪えるものがあった。

意外にもといったら語弊があるかもしれんけど、多くの来館者がいた。小中学生、若いカップル、親子、外国人、みんな静かに、でも真剣に館内を見学していた。館内には遺品の他に、遺書がたくさん展示されており、その数は膨大で、その一つ一つがとても、とても重いものだった。(僕の少ない語彙では他に表現のしようがない。)

これ以上、言葉にはなかなか出来ない。それを言葉に出来るようになりたいとは思うけど、気軽に言葉に出来るものでもない。

何度も書いて、くどくて申し訳ないけど、平和の大切さ、戦争の愚かさだけは改めて実感した。戦争になっていつも犠牲になるのは、いかなる戦争においても一般市民である。そんな馬鹿げたことはない。

縁あって今は鹿児島県民。縁あって知覧の地を訪れることが出来て、僕にとっては色んな意味でとても良かった。

ブログのタイトルは「奄美カンポンLIFE」のはずなのに、最近奄美ネタが少ない....。


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