阿木名川、梅雨明けで晴天が続いているにもかかわらず、赤土を含んだ濁った水が流れ込み続けています。
この土砂は当然そのまま海に流れ込み、海に堆積していきます。
地元のおっちゃんに話を聞くと、昔はこの川でリュウキュウアユやユゴイ、テナガエビがたくさん採れたそうです。
ちなみに、島の方言でリュウキュウアユはヤジ、ユゴイはミキュウ、テナガエビはタンガ(タナカ)と言います。
最近ここで全く魚が釣れません。僕の腕にも問題があるかとは思いますが、釣れてもサビキでボラの子ども程度です。
川に魚が沢山いた頃は、人が川に集い、川に関心を持ち、生活と川が近かったんだと思います。
それが川が汚れ、魚がいなくなり、人が川に集わなくなると、川への関心は薄れ、ますます川が汚れ、ますます魚はいなくなり・・・と悪循環は止まらなくなるんだと思います。
マザーテレサはこの世の中で一番怖いのは「無関心」だと言いました。(正確には愛の反対語は無関心)
川への関心が無くなった時、川はドブが単なる水路になる気がします。
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カヌーイスト野田知佑さんの受け売り・・・>