奄美カンポンLIFE

being on the road. where is next? 奄美移住生活悲喜交々。

海の季節ですなぁ

2006-04-30 17:53:16 | 奄美な釣り
本日は宿直明け。いつもなら、ぐったりしているとしているところですが、この気持ちのいい天気で家の中で過ごせる訳も無く、近くの海岸へ出かけました。

以前から釣れそうと目をつけていた場所、僕の目に狂いがある訳も無く(?)、みごとにイシネバリ君が釣れまくり。

伊須湾沿いでルアーをする人はほとんどいない感じで、おそろしいほどに反応がいいのです。半分天然釣堀状態。ルアーを目の前まで追いかけて来ます。

途中まで数えていたんですが、何匹釣ったか分かりません。

小さいサイズは全てリリースし、いいサイズを3匹キープ。普段野菜をよくいただく、隣のおばちゃんに贈呈致しました。

陸上から見ているとキレイな海ですが、相当泥が堆積していました。サンゴも死滅状態でオニヒトデ付き。これだけ釣れるってことはエサは豊富なのでしょうが。いい釣りでしたが、複雑な気分でした。



グッドサイズでございます。



腰まで海中。





運動会

2006-04-29 23:37:10 | 奄美な仕事
雨の中、運動会おつかれ様、僕。(てげてげ節風

保護者のみなさま、集落のみなさま、ボランティアのみなさま、御協力ありがとうございました。あいにくの天気でしたが、みなさまの御協力の元、無事運動会ができました。

そして、何より、利用者のみなさま、お疲れ様でした。

最後に挨拶をして頂いた区長さんの「私たち健常者が、入所者のみなさんを見習い、壁を無くしていきたい」という言葉、嬉しかったです。

デイゴ散る

2006-04-28 20:48:51 | 奄美な生活
古仁屋港コーラル橋横のデイゴの一部が満開、しかも既に散っています。毎朝出勤時に覗いてますが、花が咲いている木と咲いていない木が混ざっているのが妙に不思議です。

海峡の真ん中で出勤の船からウミガメを見かけました。

来月ぐらいからウミガメの産卵しそうな浜を巡回してみようと思っています。

明日は施設の運動会です。とりあえず、雨はやめてね。

リュウキュウコノハズクが鳴いてます。「コホッ」って。綺麗な鳴き声ですなぁ。

もうすぐアカショウビンの季節ですかね。



デイゴ散る。



諸鈍はまだまだ。



デイゴとは・・・



ちょっと、きしょい。ハエつき。

嘉徳レポート 06.4.26

2006-04-27 21:35:52 | 嘉徳にて
月一回は嘉徳へ行かないと気が済まない僕ですが、4月はもう間もなく終わり。昨日が今月最後の休日だったので、雨の中嘉徳へ行ってきました。

行く度に全く違う姿を見せてくれる場所です。国道から嘉徳へ向けて谷を降りて行く時は、いつもドキドキ、ワクワク、ちょっと心配もしながら、車を走らせます。

嘉徳橋から川を覗き、その水位で河口の様子がある程度予測できるようになりました。今回は水位は低いものの、しっかり流れていたので、河口封鎖はしていないなって感じで。

風が相当に強いこともあって、嘉徳橋から波の轟音が聞こえてきました。果たして海は大荒れ・・・。海が荒れていると漂着物(ゴミ)も多いようです。

たくさんの外国から流れ着いたと思われるペットボトルが転がっていました。その中で、この写真のペットボトルは、マレーシアのサラワク州クチンとの表示あり。しかも貝付き。

クチンって知ってます?僕、行ってみたいんですよね。半島マレーシアは2ヶ月程かけて一周したのですが、ボルネオ島へは行っていません。

で、海を眺めていると、黒い点が二つ動いていました。亀か!イルカか!はたまたクジラか!とやや興奮したものの、サーファーでした。なんと無謀な。君達は太平洋のど真ん中へ流されてしまいなさい。

雨の嘉徳も、それはそれで、とてもいい雰囲気でした。



大荒れ。



嘉徳川河口。



ゴミ多数。



ムンユスィの堀さんが職場で絵画教室を開いてくれるらしいのです。

加計呂麻島の教会

2006-04-25 22:12:32 | 奄美な生活
最近「奄美・加計呂麻島なんでもありBLOG」さんが記事にされていた、加計呂麻島の西阿室(ニシアムロ)にあるカトリック教会へ行ってきました。

奄美大島は相対的に北部に教会が多く、南部には少ないようです。瀬戸内町の中心地古仁屋には、カトリック系とプロテスタント系二つの教会があって、キリスト系の幼稚園や老人ホームもあります。シスターの姿も街中で普通に見かけます。

加計呂麻島にも、西阿室にカトリック教会が一つあります。こじんまりとした教会で、集落の中に何気なく建っています。

どういう経緯でここに教会ができたのか、西阿室にはクリスチャンの方が多いのか、僕的には興味深いところです。ここには日本で4体しかない「マリア観音像」があるそうです。

今度覗いてみよう。

西阿室は夕日で有名です。古仁屋から夕日を眺めると加計呂麻島に夕日が沈んでいくのですが、その十分美しい景色を見ながらいつも「西阿室の夕日はスゴイんやろなぁ」と思いつつ眺めています。
 
一度眺めてみたいなぁ。

そういえば、西阿室には学校、郵便局、駐在所、民宿、商店と揃っております。加計呂麻でこの5点セットが揃っているのは西阿室だけかもしれません。



こんな感じ。



サンゴの石垣。



西阿室の防波堤。これができて景色が大きく変わってしまったらしいです。



西阿室川。ただ今河口封鎖中。昔は加計呂麻にもアユがいたんかなぁ?


「障害者」の「自立」を「支援」する?

2006-04-24 11:44:13 | 奄美な仕事
奄美カンポンLIFEを読んで頂いている方は、直接福祉の仕事とは関係のない方がほとんどだと思います。おこがましい話ですが、そんな方々に福祉のこと、特に僕が関わっている障害者福祉について知って頂きたいと思い、主観が入りすぎているかもしれませんが、たまに福祉に関する記事を書いています。

「障害者自立支援法」という法律が4月から一部施行され、10月から完全施行されます。今年は間違いなく障害者福祉の大きな転換点です。最近は新聞やテレビのニュースの特集で取り上げられる機会も多くなってきています。

この法律は本来その名の通り、「障害者」の「自立」を「支援」するべきものであるはずなのですが、その実態はそれとはかなりかけ離れたものであるという意見が多くあります。僕自身も実際に仕事をしながらそう感じています。

「障害者」と言う場合、一般的には「身体障害者」、「知的障害者」、「精神障害者」を意図し、障害者自立支援法はその3つの障害を全て対象としています。

障害者自立支援法の問題点を京都新聞の社説が端的にまとめていますので、一読してみて下さい。 ⇒ 京都新聞 社説 「看板に偽り」はやくを正せ

障害者自立支援法が一部施行されてまだ1ヶ月も経過していないにもかかわらず、その負担金が大きく授産所やヘルパーの利用を中止する動きが実際に出てきています。障害者が自立のため授産所で働いて得たお金を工賃と言いますが、その工賃さえも徴収され、いったい何のために働くのかその目的を失ってしまいそうです。

そして、重度の障害のある娘さんを介護している母親が、その負担金を払えないと福岡で心中事件が起こりました。不幸にも娘さんは亡くなりました。あまりに痛ましく、これがこの現代の日本で起こっている事態なのかと、言葉がありません。他にも同様の事件が発生しているようです。

いくつかの関係機関がその親子に関わっていたとのことですが、娘さんの将来や今後の生活を思うと、母親は精神的に追い詰められていったのかもしれません。これが日本の福祉の現実の一面です。京都新聞の社説にもありますが、福祉に関わる国の負担する費用を削減する、そこが出発点です。その過程でこの事件は起こってしまったと僕は感じています。

事件の詳細は西日本新聞の記事にて ⇒ 記事はコチラを

上手く書けませんが、この国のシステムは日本国籍を持ち若くて、心身ともに健康で、就労している人にはそれなりの利益がありますが、何かがそうでなくなった時、とたんに不利益を受ける、そんなシステムな気がします。今朝のニュースで流れましたが、米軍の普天間からグアムへの移転に日本が負担する金額が、なんと6100億円ですよ。これ税金ですよ。何か間違っている気がします。

嘆いているだけではいけないのですが・・・。

主観まじりのまとまりのない記事ですが、最後まで読んで頂いた方、ありがとうございました。手直しする力量もないので、このままで。

さて、昼飯の準備をしましょう。

上の写真は加計呂麻島の諸鈍です。

山間(ヤンマ)釣行記

2006-04-23 20:39:57 | 奄美な釣り
本日コショマヤさん亀甲音さんと三人で、奄美市住用山間へ釣りに行ってきました。山間港から対岸の磯へ渡り、釣り開始。8時から17時まで釣り続けました。

なかなか当たりがなく、ようやく当たりを捉えると、強烈な引き!チヌか?グレか?と引き寄せると、妙に白い。上がってきてのはイスズミ君でした。残念。

で、結局僕はこの一匹のみ。

微妙な疲れ・・・。

かつては。「磯に上がればそれだけで良し」、その内「磯で魚が釣れれば良し」となり、今は「お金を払って行く以上おいしい魚を釣りたい」と、だんだんと望みが肥大化してきました。釣り人とはなかなか欲深いものです。

しかし、好きとはいえ、我ながらこれだけの時間釣り続ける根性はたいしたものです。その根性を他にも活かしたいものです。

でも、やっぱり、釣りは楽しいのです。また性懲りも無くすぐに行きたくなります。釣り人の悲しい性です。釣りをしている間、頭の中は「魚をいかに釣るか」しか考えていません。たまには、そういう時間があってもいいでしょう。

コショマヤさん、亀甲音さん、また懲りずにリベンジしましょうね。今度はニイムラさんもね。



朝日のマングローブ。釣りに行く日(に限って)は早起きなんです。



こんな場所で釣りました。右端にちょこんと見えるのはトビラ島です。



対岸から見た戸玉の採石場です。採石の音が対岸まで聞こえていました。

鶏飯パーティー

2006-04-22 22:19:05 | 奄美な生活
本日カンポン宅にDive cicoのcicoさん、makoさんとALTのサイブ、サイブの父ちゃんリアムをお招きして、鶏飯パーティーを催しました。

僕とcicoさんが「瀬戸内町の現在と将来」について激論を交わしている間に、makoさんとtakaが、鶏飯と餃子を作ってくれました。全く手伝わずにスイマセン。

めっちゃ美味しかったです。間違いなく僕が一番食べました。最初から最後まで食べ続け、写真を撮ることは全く忘れていました。しかも誰も撮っていませんので全く写真はございません。あしからず。

また遊びましょうねぇ~。

今後「瀬戸内町の海と福祉を考える会」「瀬戸内町在住関西人会」等のイベントが予定されていますので、興味のある方どしどし参加して下さい。(冗談です)

鶏飯の写真がないので、Dive cicoさんのステッカーを撮らせて頂きました。

職場の窓から

2006-04-21 23:19:49 | 奄美な仕事
職場の窓から大島海峡が望めます。対岸の古仁屋までよく見えます。

大島海峡の色は、その日の天候や時間帯によって全然違います。今日は久しぶりに真っ青な海でした。見慣れた景色にはなりましたが、「おー、すげー青いなぁ」と改めて感じます。

ドタバタと仕事をしながら、ふと海を眺めて南の島にいることを今更ながら実感します。仕事も悲喜交々ですが、まだまだ勉強せないかんと思う日々です。

こういう仕事をする以上、少しでも利用者の役に立ちたいものです。利用者からの言葉に救われることも少なくありません。「ありがとうねー」利用者からのそんな一言が仕事のモチベーションとなります。

職場にあった、とある研修の報告書の中に「実践なき理論は空虚である」「理論なき実践は無謀である」との言葉がありました。その通りだと感じました。仕事上利用者と関わる上で、知っておくべきことは多岐に渡ります。「もうこれでいい」と言う線は無いんだと思います。

どんな仕事も同じだと思いますが。

本日の独り言でした。失礼致しました。

助かりました

2006-04-20 20:13:09 | 奄美な生活
仕事で諸鈍の郵便局に行って用事を済ませ、さて帰ろうと思ったら車のエンジンがかかれへんやんけ!

「げー」と思いながら、「職場に電話して利用者を迎えに来てもらって、加計呂麻板金に電話してバッテリー充電してもらって」と考えていたら、「げー」携帯忘れたやんけ!

あーあ、郵便局で電話借りないかんと思っていたら、そこに救世主登場!

諸鈍郵便局の局員さんが外回りから颯爽と帰って来て、笑顔を振りまきながら目にも止まらぬ早業でバッテリーをつなぎ、目にも止まらぬ早業でエンジンをかけてくれました。どーもありがとうございます。助かりました。

「また止まったらいつでも電話してねー」「お互いさまだからねー」と本当に親切な諸鈍郵便局の局員さんなのでした。

逃した魚はデカイ(かもしれない)

2006-04-19 22:24:31 | 奄美な釣り
奄美生活3年目の一日目は、やっぱり釣りです。釣りばかりしていると言うより、釣りしかしていないと言うか。(そんなことはないのですが。)

日曜日に「Amami enjoy life」のコショマヤさんと久しぶりに本格的に釣りに行くので、本日はそのプラックティス、つまり練習ですな。(釣りに行く口実)

本日の釣り場は瀬戸内町のトンキャン。一風変わった地名ですが、瀬戸内町立図書館の東側一帯がトンキャンという地名です。

一応フカセ釣りで狙ったものの、小オジサン、小イラブチ、小ベラと小物ばかり。贅沢を言ってはいけません。まあ、それなりに楽しかったです。

一匹大物をかけたのですが、ドラッグの調整を怠っていたため、針をひん曲げて逃げて行かれました。あ~あ、何やったんやろ?相当デカかったのになぁ。

ここで釣っていると目の前を「半潜水艦せと」が何度も通過していきます。その度にお客さんはみなさん僕に向けて手を振り、写真を撮って行きます。少々モデル気分でした。みなさまの思い出作りに一役貢献です。

追伸:トンキャンの方も「魚が減った・・・。」と言われていました。



ひん曲げられたチヌ針1号。誰や!もう少し大きい針にすべきやった・・・。



こちらは(清水)セイスイです。。ここで一昨年ウミガメを釣りました。



君は誰や?初めて釣った魚。ヒゲがあるのでオジサン系の魚とは思いますが。

奄美移住生活悲喜交々

2006-04-18 20:55:58 | 奄美な生活
日本地図を見ると、思えば遠くへ来たものだと何気に思います。僕たちは東海地方のとある地方都市から奄美にやってきました。中日ドラゴンズファンです。

そう、今日で奄美に来て丸2年になるんです。2年前の今日、大阪発の琉球エキスプレスに車2台、人二人、ネコ一匹を乗せ、奄美に上陸しました。

もう2年になるんやなぁ。つい最近のような、もっと前のような・・・・。

奄美移住生活悲喜交々ですなぁ。

上の写真は2年前の昨日、乗船した琉球エキスプレスが大阪南港を出港した直後に撮った写真です。大阪湾に沈む夕日を見ながらの出港でした。

この2年間での最大の珍事はウミガメを釣ったこと、最大の感動はウミガメの産卵を見たこと、かな。

今後とも奄美カンポンLIFE及び、奄美カンポンライフ番外編、並びにクニオさんをよろしくお願い致します。



以前の職場の前の道。一日中コンビナートから煙が上がっていたなぁ。

オーリアン

2006-04-17 13:35:49 | 亜細亜な旅
「オーリアン」とはタイ語で「アイスコーヒー」、異常にに甘いのです。

takaが通販で購入して昨日届きました。他にも何点も注文していて、その箱を開けながら僕たちは相当興奮状態。直接タイから届いたようです。

このどうしようもなく甘ったるいオーリアンを飲むと、タイの路上で汗をかきながらストローで「チューチュー」と飲んでいたこと、タイの雑踏、タイ語の甲高い響き、トゥクトゥクという三輪タクシーの爆音、そんなことが思い出されます。

タイ語はニョロニョロとした文字で全く読めません。

「こんにちは」 ⇒ 「サワディーカー」
「ありがとう」 ⇒ 「コップンカー」
「美味しい」 ⇒ 「アローイ」
「いくら?」 ⇒ 「タオライ?」
「1,2,3」 ⇒ 「ヌン、ソン、サン」

とかね。

タイ行きたいなぁ。

クリーン作戦

2006-04-16 17:37:07 | 奄美な生活
Dive cicoさんが以前記事にしていた古仁屋港周辺の「クリーン作戦」に少しだけ参加してきました。

集合時間に遅刻して、どうしていいのか分からないので、とりあえず海中から上がったゴミの分別を手伝いました。

cicoさんが「ゴミは全く減りません」と書かれていましたが、自分が想像した以上にすごい量のゴミでした。「ゴミが多い」と話で聞くのと、実際に「ゴミが多い」と目で見て実感するのは大違いです。

毎年このクリーン作戦を実施してこのゴミの量ということは、一年間でこれだけのゴミが海に捨てられたという訳で、もし、このクリーン作戦をしていなかったら、毎年これだけのゴミが海中に溜まっていくということになりますよね。

怖ろしい。

そして、このゴミを捨てているのは、おそらくほぼ瀬戸内町民なんでしょうね。「癒しの島」と謳い、海や自然を売り物に観光客を誘致し、世界遺産を目指すのであれば、まず、「ゴミは海に捨てないようにしましょう」から始めなくてはいけないと何気に思いました。

勝手なこと言いまして、スイマセン。

cicoさん、情報ありがとうございます。ちょいちょいと手伝っただけですが、いい経験ができました。

追伸:cicoさんによると、まだタイヤやバッテリー、粗大ゴミが海中に残っていて、完璧に海中掃除をすると、この倍の量になるそうです。怖ろしい......。



ドボーン!



ダイバーの方が一つ一つ海中のゴミを拾います。



フェリーかけろまと海自の護衛艦。加計呂麻バザーでフェリーはすごい人でした。