シャープ & ふらっと

半音上がって半音下がる。 それが楽しい、美しい。
思ったこと、感じたことはナチュラルに。  writer カノン

ドリームランド閉園20年

2022-02-17 12:01:20 | 懐しい話
横浜市にあった『横浜ドリームランド』
2002年2月17日に閉園されてから
今日でちょうど20年だ。

私は1才10ヶ月の時にここへ行った。
アルバムにそう記されているのでそうであろう。
昭和40年(1965年)4月。
写真が私である。

入口に近衛兵が立つ。
イギリスと同じ、真っ赤な服に黒い帽子。
私はこの写真のあと、この近衛兵を下から覗きこんだが、
この兵隊さんはピクリともしなかったという。

右の写真は私の叔母とであるが、
奥に「ホテルエンパイア」の高い建物が見える。
あまり高層建築物などなかったこの当時、
このホテルはとても目立ったという。

ドリームランドではヘリコプターに乗るアトラクションもあった。
私は父と一緒に乗ったのだが、
今でも、空から駐車場に停まっている車を見た記憶が残っている。
ここで、というのが正しければ、
私の記憶で最も古いものになる。
2才前の記憶なんて残っているものなのかとも思うが、
父は「たしかに駐車場の上を飛んでいた」と言った。


ドリームランドは、
大船駅からモノレールが開通したが、
強度不足が問題になり、一年後に早々に休止。
それ以来動くことはなく廃止された。
車やバスも、横浜有数の渋滞地点を通過するため、
アクセスに難があった。

その後、各地に遊園地やテーマパークが出来、
ドリームランドは廃れ
20年前の今日廃止となったのだ。

でも私のような
昭和の30~40年代生まれにとって、
ドリームランドは、家族とのレジャーを楽しむ
最たる場所だったと思う。
雰囲気も当時としては斬新で、新鮮味があったのではないか。
今のディズニーランドのような役割を
ドリームランドは提供していたように思う。

今はどのテーマパークも体験型。
この当時は、列に並んで見せる乗せる、
そして売店や食堂で、家族並んで昼食のタイプだったが、
皆、楽しく幸福な時間を過ごしたに違いない。


古い写真に写る、50年以上も前の私。
この時一緒にいた写真の叔母は健在だが、
両親も叔父も他界した。
年月とはそういうものなのだろう。
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