私の三丁目

映画「ALWAYS 三丁目の夕日」と共によみがえるあの頃、そして今

旅と言えば駅弁

2009-05-15 23:06:12 | だからわたしは北国へ

自宅で夕食を済ませてきたのですが、旅といえば「駅弁」。上野駅で買ったJTB時刻表1000号記念の「祝1000号はっこう弁当」です。

幼い頃は、夜行急行の眠れない夜が明けたあと秋田駅で買ってもらう駅弁が、とてつもない「大イベント」でした。

鮭、小さなフライ、卵焼き、小魚の佃煮と漬け物に、ごま塩がかかったご飯と、今のコンビニ弁当よりもかなり「質素」な内容でしたが、それでも子供にとっては「旅の重要な儀式」のようなものでした。

今でこそ、お弁当はコンビニをはじめとしてどこでも買うことができますが、当時は「売っているお弁当」は駅弁だけでした。

車両にゴミ箱がなく、食べ終わったあとは、ヒモで縛って座席の下に捨てるのが「お約束」だったことを覚えています。

「あけぼの」出発

2009-05-15 21:20:01 | だからわたしは北国へ

定刻通り21時15分、上野駅を出発しました。

明日は、東能代~大館間のどこか(まだ決めていません)でいったん下車して、鷹ノ巣駅から秋田内陸縦貫鉄道で角館へ向かう予定です。

本当は復路も「あけぼの」に乗車したかったのですが、日曜日は早朝から仕事の予定が入っているため文字通り「24時間弾丸ツアー」となってしまいました。

上野駅13番線ホーム

2009-05-12 18:30:12 | だからわたしは北国へ

上野駅13番線ホーム。幼い頃、夏休みにふるさとへ帰る列車はいずれもこの地平ホームから出発しました。もちろん、ふるさとから帰る列車の終点もこの場所でした。「×」印の標識の手前で、線路が大きくのけぞっている「車止め」が印象的でした。

先日、「はつかり号」の復活運転に乗車した際にもこの地平ホームの13番線を利用しました。日中は、混雑する高架ホームと同じ駅とは思えないような寂しさを感じてしまいます。

「はつかり号」を除けば、最後にこの地平ホームを利用したのは、今から20年以上も前、寝台特急「あけぼの」に乗車した時でした。その後、数回、ふるさとへ向かったことがありましたが、いずれも鉄道ではなく飛行機や夜行バスを利用してしまいました。今にして思えば「なんともったいないことをしていたのか」と悔やまれます。

今、カシオペア、北斗星など「上野発の夜行(寝台)列車」は、いずれもこの13番線から出発しています。

何もなければ(旅の前はいつもこれが不安です)、この週末に、13番線から21時15分に発車する寝台特急「あけぼの」で秋田に向かい、「秋田内陸縦貫鉄道」を走破する予定です。存亡の危機にある列車とローカル線に「ただ乗るだけ」の24時間の短い旅。

「ただ疲れるだけ」の旅になるかもしれませんが、「自分の覚え」として、ここに旅の思いでを綴りたいと思っています。

時刻表を見て思うこと

2009-05-10 23:44:44 | だからわたしは北国へ

通算1000号の「JTB時刻表」です。テレビで紹介された時に、すでに近くの書店にはなく、例によって amazon.co.jp から購入しました。もっとも、1000号よりも999号の方が人気があるようです。

久々に時刻表を見て、燃えました(苦笑)。いや、「燃えた」というよりは「焦り」を感じたといった方がよいかもしれません。

深夜の青森港で震えながら聴いた「津軽海峡・冬景色」にうたわれた「上野発の(青森行き)夜行列車」は、今や寝台特急「あけぼの」だけになりました。しかも、来年末に東北新幹線が新青森まで延伸された時には、廃止される可能性が高いとか。

新幹線や飛行機、さらには高速バスなどとの競争に追われ、日本の鉄道、特に長距離の路線はボロボロになっているようです。

私の遠いふるさと秋田への道のりは、奥羽本線が山形・秋田新幹線の建設に伴う広軌化により寸断されてしまいました。仮に、JR東日本が「急行津軽復活運転」を企画してくれたとしても、幼い頃に乗車した急行津軽と同じ路線を走ることは物理的に不可能....ということのようです。

さらに地元にお住まいのみなさんの「足」だったはずのローカル線は、ほぼ例外なく乗客減に苦しんでおり、「バス化」の足音が忍びよっているようです。

1000号の時刻表を見ているうちに、「今のうちに、もう一度ふるさとへ」という思いが強くなってきました。

実質的に24時間対応の仕事をしている身では、あらかじめ予定を立てても、次々と「空き」が埋められてゆきます。新しいサービス開始や月末締めなどのタイミングを避け、わずかな隙間を見つけて、コンパクトな計画を立てて、「思い立った時に行動」しなければ、ズルズルと先延ばしになってしまいます。

ということで、またまた「24時間の弾丸ツアー」を考えています。今回のお題は「だからわたしは北国へ」。「だから」は「なくなってしまいそうだから」という意味です。

果たしてプラン通りに実行できるかどうかわからないのは、いつもと同じ。旅の前のワクワクする気持ちよりも、不安でイライラが募る一週間になりそうです。

救助隊復活

2009-05-09 22:33:06 | 映画「三丁目の夕日」

2007年12月25日に解散した救助隊は、昨年春の大阪遠征で一時的に復活しました。

そして、公開から1年半以上が過ぎた今日、またまたきまぐれに復活しました(笑)。

公開当時、ガシャポンに何度200円を投入しても、全8種類中3種類、しかも「東京タワー」ばかりが出てきてしまった「ALWAYS 続・3丁目の夕日ピンズ」。

今回これをフルコンプとすべく、救助隊が一年ぶりに再復活。みごと、写真のように全8種を「救助」することができました。

なんか、観ているだけで幸せです(笑)。