22時間の旅に短縮

角館に到着する少し前から調子の悪かった奥様が、到着後ついに絶不調となってしまったため、急きょ予定よりも2時間早い「こまち」で帰ることになってしまいました(泣)。

まっ、こんな強行スケジュールの旅に付き合わせた方が、悪いのでしょう。

幸い、新幹線の中での「爆睡」で、かなり回復したようです。

仙台を過ぎ、あと40分ほどで大宮に到着の予定です。

秋田内陸縦貫鉄道に、いつかまた乗車する機会があればよいのですが…。

角館駅到着

ついに角館駅に到着してしまいました。新幹線の発車までわずかの時間しかありませんが、定番の「武家屋敷」の街並みを歩いてみようと思います。

阿仁合駅到着

「マタギの里」でおなじみの阿仁合駅です。急行「もりよし3号」は、ここで14分ほど停車し、角館へ向かいます。

それにしても、この路線の沿線風景の素晴らしいこと。睡魔も負けてしまいます。

急行「もりよし3 号」

千葉県の小湊鉄道よりもよほど新しい列車が走っているので、驚きというか、これまた「ふるさとを捨てた者の身勝手さ」を感じてしまいます。

ここ鷹ノ巣町(現北秋田市)は、私が小学校入学前に「祖母が倒れた」という電報を受け、「上野発の夜行列車」で駆けつけた街でもあります。幸い、祖母は一命を取り留め、その後は通過するだけの街となってしまいました。

鷹巣から角館へ

奥羽本線「鷹ノ巣駅」前にある「鷹巣駅」から秋田内陸縦貫鉄道に乗り、角館駅へ向かいます。

この路線も他のローカル線同様乗客減による存亡の危機にあるそうです。

旧阿仁合線と角館線が結ばれたことを知ったときに、「いつかきっと走破してみたい」と思いつつ、20年が経過してしまいました。

大館花善「鶏めし弁当」

昨年3月に数十年振りにこの駅で食べて、すっかりハマってしまいました。

首都圏では駅弁大会でもお目にかかることができないため、ここだけでしか味わえない(秋田駅、東能代駅、盛岡駅などでも販売しているようですが)お弁当です。

大館駅到着

大館駅まで来てしまいました。ここで下車して「鶏めし弁当」を食べてから、秋田内陸縦貫鉄道の始発駅、鷹ノ巣へ戻ることにしました。

秋田駅到着

秋田駅に到着しました。

昨年3月に「さよなら夢空間」に乗車した後、盛岡駅から秋田新幹線に乗車して以来、約一年ぶりです。

昨年も感じたように、私の記憶にある秋田駅とは風景もアナウンスも違いすぎて、あまり「懐かしさ」を感じることができません。

きっと「ふるさとを捨てた者の身勝手な郷愁」なのでしょう。

夜が開けて

夜が開けて、羽後本荘駅に到着しました。進行方向に向かって左側には、時どき日本海も見えています。

夜汽車の車窓

日付が変わり、車窓から見える景色はほぼ真っ暗になりました。明日に備え、もう寝ることにします。