自宅で夕食を済ませてきたのですが、旅といえば「駅弁」。上野駅で買ったJTB時刻表1000号記念の「祝1000号はっこう弁当」です。
幼い頃は、夜行急行の眠れない夜が明けたあと秋田駅で買ってもらう駅弁が、とてつもない「大イベント」でした。
鮭、小さなフライ、卵焼き、小魚の佃煮と漬け物に、ごま塩がかかったご飯と、今のコンビニ弁当よりもかなり「質素」な内容でしたが、それでも子供にとっては「旅の重要な儀式」のようなものでした。
今でこそ、お弁当はコンビニをはじめとしてどこでも買うことができますが、当時は「売っているお弁当」は駅弁だけでした。
車両にゴミ箱がなく、食べ終わったあとは、ヒモで縛って座席の下に捨てるのが「お約束」だったことを覚えています。