総合9位 東洋大 2:14'25(45.1km)
1区(8.0km)櫻岡駿 23'37(7位通過・区間7位)
2区(5.8km)中村駆 17'34(10位通過・区間9位)
3区(8.5km)服部弾馬 24'59(7位通過・区間3位)
4区(6.2km)渡邉奏太 18'40(9位通過・区間12位)
5区(6.4km)野村峻哉 18'34(9位通過・区間9位)
6区(10.2km)山本采矢 31'01(9位・区間8位)
私は順位やタイムはさておき、1年生がどれだけやれるかを注目して居ましたが、2区の中村、4区の渡邊共に全く駄目でしたね

1区の櫻岡はスターターとしての適性は無いと思います。ラストスパートが強い方では無いので、途中何度も仕掛けて逆に脚を使い過ぎ

それでもトップと差の無い14秒差の7位ですから、まだ勝負の行方は解りませんでしたが、2区の中村が全く通用しませんでしたね

元々高校時代かから1500mには強かったのですが、距離が延びるとまだまだ・・・。
エース服部が東洋大学として唯一見せ場らしきモノを発揮しましたが、流れを変えるには至りませんでした

服部以降は殆ど中継にも映りませんでしたが、私が一番期待していたルーキーの渡邊が大誤算

襷をもらった位置も悪かったのでしょうが、高校時代のクロカンでは
今の東海大学のスーパールーキーを抑えて優勝した経験


ここ数年東洋大学は、学生駅伝では最低でも4位 (昨年の全日本大学駅伝) と抜群の安定感でしたが、
今回のような完敗・惨敗は久し振りですね。
距離が短い出雲駅伝は、東洋大学は不得意と言われていますが、それにしてもこの負けっぷりは如何なモノでしょうかね

口町・堀・小笹を故障で欠き、小早川・竹下・今西・髙森が居るとは言え、箱根駅伝まであと二カ月半、酒井監督以下コーチ陣がどこまで立て直すか注目です。
東洋大学は今年、陸上競技と競泳に現役学生5名をリオ五輪に送り出しました。又女子サッカー部は今季から1部で戦い、男子サッカー部とラグビー部は1部昇格を伺っています。
競泳や陸上 (駅伝は除く) は個人スポーツですので、誰か一人断トツの選手を獲得出来れば、今回の萩野公介や桐生祥秀のように名前の後に (東洋大学) と書かれます。
東洋大学として、どのスポーツに力を入れるのかが問われています。駅伝は柏原~設楽兄弟~服部兄弟で一時代を築きました。大学として、もう役目は終わったと理解されたら、一気に戦力ダウンする事も考えられます。
そうでない事を祈りながら、来年の新入生のスカウティングから目が離せませんね

選手もスタッフも一から出直し、箱根では笑顔で終れるように、もう一度頑張って頂戴

