コロナ騒動で、収録の撮り溜めが尽きてしまい、6月に一時中断が決まったNHK大河ドラマ「麒麟がくる」ですが、このまま予定された回全て放送して欲しいと願うものです。
今回は前半生が余り知られていない明智光秀が主人公と言う事で、一応斎藤道三縁で娘の帰蝶の従兄と言う設定です。
信長や秀吉なら若い時から良く知られているエピソードや史実がありますが、光秀にはそれがないので、ここまでのところ、道三や信長の陰に隠れているのも致し方ないところでしょうか?
ところで、配役・キャスティングが今までの戦国物とはかなり趣が違う事が話題になっています。
わりかし細身で大柄、直情径行的で残虐なイメージがある信長を、今回は小柄で丸顔の染谷将太が演じ、やけに人間臭く描いています。
小柄なイメージがある秀吉は、実際には180cmを超す佐々木蔵之介を抜擢しました。
秀吉はまだ出番が少なく、論評は避けますが、信長は結構面白く見ています。これから比叡山焼き討ちや旧臣の追放、浅井・朝倉の髑髏酒💀などをどうやって描くのでしょうね?
又前回登場した柴田勝家が男前過ぎてビックリしました。演じる安藤政信と言う役者を私は知りませんでしたが、どんな演技をするのやら?
勝家と言えばやや小太りで豪傑のイメージがあり、大河でも宍戸錠や中尾彬などが演じていますが、あんなイケメン勝家なら、お市の方が嫁に行くのも無理からぬところです。
ユースケサンタマリアが朝倉義景役で初登場しました。ネットでは賛否両論あるようです。私は余りさ賛成は出来ないのですが、優柔不断さを前面にだすのか、掴みどころのない煮ても焼いても喰えない策士として描くのかによって、ユースケの評価も違って来そうですね。