毎年行こうかなと思いつつもここ何年か時間が合わず行けませんでしたが、毎年行っている知り合いに連絡してみたら楽日に行くとの事だったので一緒に行くことにしました。
行ったのは椿組の天保十二年のシェイクスピアです。
この作品を今年の夏は上演すると知った時から観たい!と思っていました。
先日亡くなった井上ひさしさんのこの作品、シェイクスピア好きな私は前回いのうえひでのりさん演出で大きな劇場で観ていますから、椿組のテント公演でどんな感じになるのか見たかったのです。
連日満員御礼だったようで、この日は千秋楽。
当初から混雑が予想されていたのですが、凄い人でした。
役者扱いのチケットでお願いしていたのですが、どうも早く受付しないと座れないよとのことでチケットを既にもって来てくれたと知り合いに合流した時に言われました。
ダーリンが仕事の用事でちょっと開場に間に合わず、席を取っていてもらって私が外で待っていたのですが…
ギリギリ詰めてくださいといわれている時だった為、中に入って席を確保できました。(一度見てみて埋まっていたら列に並んでくださいと言われていたので)
通路にも空いているところには全てぎっしり、入れずに帰って貰った人もかなり居たそうです。
上手く台を組み合わせての場面転換等、なかなか工夫されていて楽しく観ることが出来ました。
演出もシェイクスピアのどの場面かを強調するなどかなりわかり易くて面白かったです。
そして、最後の屋台崩しは崩しっぷりが凄くて見事でした!!
ちゃんとお芝居の最中は人が乗っていた部分です。
3時間を越す長い芝居(休憩有り)ですから終わった後は足が何だか変な感じでした(笑)
木のベンチに薄い座布団というテント小屋ならではの簡易席ですからね~~
知り合いとも久々に色々話が出来てとても楽しかったです。
こうなってくると蜷川版の天保を観に行きそびれたのが悔やまれますね。