お誘いを受けて三渓園に行く。
近そうで遠い、遠そうで近い
本牧通りから桜道に入ると
閑静な住宅街のゆったり感がある。
そしてこの門を入ると別世界。


藤が終わり、ショウブやサツキは
まだのようで眩しい新緑が気持ち良い。
じゃりじゃり歩いて進むと格調高い「鶴翔閣」へ。
竹工芸の人間国宝 藤塚松星さんの講演会。

繊細で美しい作品が並ぶ。
冒頭に
「竹取の爺をいふ者有りけり
野山にまじりて竹を取りつつ
よろづものに使いけり」と竹取物語の
お話から始まった。
続いて「竹は木でも草でもなく「竹」は竹」と。
「竹」と「竹細工・竹工芸・竹芸」のお話をうかがい
「思いを形」にしている、とのこと。
お話される内容の一節一節が深く力強い。
少し「竹」に詳しくなったような気がして
お誘いいただいたHさんに感謝。
ワタシらしからぬ文化的な昼下がりとなった。
我が家の近くにも、短いが桜並木がある。

対岸は八重桜でこれから咲く。

実は八重桜並木が楽しみ。
あともう少し!
今年は花冷えが長く、
寒暖差は体に堪えるが、
サクラを長く楽しめる。
団子も花も楽しめている

当初の予想では21日くらいに開花だった。
少しズレたが、通勤路の夜桜が5部咲きに。



大島桜
の下を通り抜ける。
1週間くらいそのルートで🌸を楽しむ。
大きな仕事にとりかかっている。
ひと段階踏んで、今は小休止。
たまりにたまった何かを落とす?ため
久しぶりに鍼灸院に行ってきた。
市営地下鉄駅前には学校があり、
校門の所に桜が咲いていた。

弘明寺かんのん通りの大岡川は
未だ開花していなかったが、1週間も
すれば咲き出すだろう。

体は元々硬いが、ガチガチにかたまった
首や肩を鍼、足に灸をしてもらい
だいぶほぐれた。
帰り道、近所の木蓮は満開を迎えていた。

2本目の木蓮もあと少しで満開。

大好きな白木蓮が咲いている姿は
とても清々しくて嬉しい。
今年の春節祭のランタン設置は
横浜で50カ所近くあるそう。
日々の中で見かけたランタンをご紹介。
馬車道の関内ホール前は「貴婦人と馬」

鶏肉の名店「梅や」帰り道。

Barの並ぶ吉田町の「獅子舞」

伊勢佐木モール有隣堂前「三面柱」

大通り公園の「桃の木と蓮」

楽しいお散歩。
ギャラリーで陶芸展をしていると聞き
覗いてきた。


水平線ギャラリー。
温かみのある空間に優しい作品が並ぶ。
ブローチ好きのワタシは
グレーのメガネブローチをGet

メガネにメガネをぶら下げる装いになる。

これがとても便利!
何せ、いつもメガネを探している~
オシャレで便利なGoods
話題の「カルーセル」を観てきた。
横浜美術館の前に設置してあり、
小さいながらも存在感バッチリ。
ルイ・ヴィトンのマークが燦然としている。


おさるさんもお馬さんもモノグラムの服を
身に付けている。なんて贅沢なんだろう。

なんて夢があるのだろう。としばらく見惚れる。
あいにく乗る時間には間に合わなかったのだが、
人も減って、ゆったり観ることができた。
ベイバイクを飛ばして来た甲斐があった
とっても癒された。
帰宅してシュトーレンをいただき、カルーセルと
シュトーレンでようやくクリスマスらしさを
感じることができた

さてさて、最後は
「柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺」
長い参道入口付近でバスを降り、

「斑鳩の里観光ボランティアの会」の方に
声をかけられ、ガイドいただくことに!
これが本当に素晴らしく、ガイドのS様に大感謝!
法隆寺の入口「南大門」から始まり
語りなしで、取り急ぎ画像を~


















最後に法隆寺を振り返って眺める。
多くの建築物の工法は工夫に工夫が
重ねられ、今なお活きていることに
感動しかない。
何か大きな大きな思いが、
深く、清く、尊くあり続ける奈良
のような気がしてならない。
多分、また訪れると思う。

今、ワタシは奈良! (だから
)
最後にいつもながら楽しい旅を
ご一緒いただける旅友に心より感謝
国宝・文化財が多いのは
東京・京都・奈良だそうだ。
改めて納得。
カレー後は世界遺産の「薬師寺」へ。

国宝の「東塔」
創建当時から唯一残る建物で
六重に見えるが三重の塔。

創建から1300年、平成から令和に12年かけて
初の全面解体大修理が行われたそうだ。
度重なる災害に見舞われたが
「西塔」1981年再建

東塔と「金堂」1976年再建
金堂内には国宝の薬師三尊像があり、
心身の健康を護ってくれているそうだ。

そして、美しい散華をいただいた。

続いて、世界遺産の「唐招提寺」へ。

またまた広い。そして美しい建築。
国宝の「金堂」

気になった「戒壇」
石段のみ鎌倉時代のものだそうだ。

初夏には境内の池に蓮や菖蒲が咲くよう。

少しだけ紅葉が残り、初冬を感じ
ちょっと駆け足の唐招提寺となったけれど
深き、清き、尊き時間となった。
続く
ちょうど半年ぶりの奈良。
前回、かなり奈良が気に入り
再びの奈良旅となった。
そして、絶対に乗りたい!!と思った
「あをによし号」に往復乗車という
贅沢な旅をしてきた。
京都から奈良まで30分程だが、
エレガントな車両と車内に、グッと
気持ちが上がる


途中、車窓からは平城京跡を眺める
ことも出来た。ススキも美しい。

まずは「秋篠寺」に向かう。


本堂内に天女像の「伎芸天像」があり、
諸技諸芸の守護神だそうだ。
確かに優美なお姿だった。
そして、美しい苔庭。

心落ち着く時間、奈良旅が無事始まった!
続く