A.M.'s kitchen

ふと心に浮かんだことを、短く、軽く、たまに鋭く、書き残しておく場所です。

夜食夜話 (74) エリンギ

2010-09-16 16:11:10 | 食生活
 エリンギはめったに食べない。嫌い、だというのではない。いや、逆に「食べ応えのする」きのこだと思っている。

 ただ、どういう場面で使えばいいか、まだつかめていないだけである。

 なんといっても、しっかりした大きさがあるので、細かく刻んだり、薄くスライスするのでは価値がない。かといって、マツタケやしいたけのような独自の「香り」があるわけでもないので、炙っただけでたべるというのもピンと来ない。

 たとえば、炊き込みご飯でも、カレーでも、鍋でも、「きのこ尽くし」のメニューの中に含まれていると、それはそれで存在感が出る。

 ある意味、マツタケの代用という感じもする(お吸い物の素で香りを補うという、プロも使う手口があるし)。


 意外なところで、さっと茹でて、刺身のように食べる、というのはどうだろうか。しょう油ではなく、出汁で伸ばした梅干ペーストで食べる。香りの不足も、これで補えるし、持ち味の食感も損なわれない。

 茹でるのは、お湯よりも薄めの出汁がいいだろう。味が深くなるはずだ。鶏のささ身を相方にすれば、さらにボリュームもでそうだ。

 お腹がすいてきたので、この話は、ここまで。

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