食事編 (2日目)
造り 相模湾産季節の鮮魚 妻色々 山葵 |
この日のメニューは「鳴海料理長 特選 和らぎ会席 虎落笛の会席」。刺身の内容では、ぼたんえびとマグロ以外は名前を失念。ぼたんえびのミソもしっかりいたくだく |
前菜 鱈丹波焼き かます焼目寿司 落ち鮎有馬 烏賊ろう焼き 銀杏豆腐 紅葉丸十 |
何だか、やたら出てきた、とにかく食べよう。そんな感じ。前回の和食に比べると、かなり充実度が上がっている気がする。いつもは、「やはり洋食の方が」という話題が出るが、今回は和食が優勢 |
先附 菊花和え 平目昆布締め 松茸 いくら 貝割れ菜 松の実 加減酢 |
だれもがメニューを見て目が止まるのは『松茸』。しかし、そこはあくまで「先づけ」なのであって、がっぷり食べられる量が出るはずもないのは先刻承知の助。 |
椀物 虎魚丸仕立 かき餅 焼き豆腐 芽葱 露生姜 |
オコゼの身と、香ばしいかき餅に心が安らぐ |
凌ぎ 飯蒸し 焼きたたみ鰯 九一あん |
「おー、たたみ鰯ーっ!!」というほど、懐かしい。そのいわくはさておき、飯蒸しの食感が快感だった。まさに、和の骨頂 |
蒸し物 蕪蒸し 甘鯛 車海老 湿地茸 木耳 南瓜 人参紅葉 軸三つ葉山葵 銀あん |
やはり蒸し物も、和ならでは。この辺で締めくくられても、十分な量と内容 |
焼き物 鮟鱇杉板焼き 共味噌 白胡麻 梨柚子奉書巻き はじかみ |
アンコウを焼き物にもってくるとはーーーっ。そして、梨。と意外性の連発 |
油物 鮑みじん粉揚げ 車海老 肝塩 百合根新挽揚げ 慈姑新挽揚げ 青唐 帯素麺 |
そろそろ終わりかと思ったら、さらに揚げ物攻撃。材料いずれも文句ナシ |
酢の物 茄子鳴門巻き 焼き舞茸 りんご酢 |
ここで重くなった口がさっぱり。お腹も最高潮に張ってきている。しかし、ベール用のお腹は四次元対応 |
食事 炊き込み御飯 香の物 止椀 赤出汁 |
そうだった。和食は、最後にご飯が出るのだ。炊き込みご飯も嬉しいが、赤出汁は名古屋生まれには嬉しい。まさに、今年のドラゴンズ優勝を祝うかのようだった(??) |
水菓子 寄せ白胡麻 石榴 |
長いストーリーがやっと終わった。ちゅるんとしか食感とざくろの香りが今でも脳裏に蘇ってくる。これにて、一件落着 |