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★フィリピン保健省より★

<メールマガジン212号>

 過日、フィリピン保健省のテオドロ・ヘルボサ元次官と竹中伸一元アドバイザーのお二人が東京事務所を訪ねて下さいました。


振り返って、25年11月にフィリピンを襲ったヨランダ台風被災支援の調査のために、河野議員とレイテ島およびサマール島に向かったのは昨26年1月。


 現地で、竹中アドバイザーに迎えて頂き、調査後には医師でもあるオナ保健相(当時)と意見交換を行い、①少なくとも分娩等の医療を確保するための措置として国立東ビサヤ病院の再建、②被災後の麻疹(はしか)の大流行をふまえ慢性感染症対策として結核対策が必要であるとして、国会で質疑を行い、岸田外相よりいずれも前向きな答弁を頂いたのは昨26年3月の参議院予算委員会。


 国会で提案したままに、日本政府が供与した顕微鏡が結核診断の役に立ち、日本政府による国立東ビサヤ病院再建の予算も措置され、その件で当時の次官であったヘルボサ元次官からオナ大臣名の入った感謝状を拝受したのは大変に光栄なことです。


 現在はフィリピン大学で防災について教鞭を執るヘルボサ元次官。私も 大学で講義の際には、今回のフィリピンに対する台風被害の支援は、多くの離島を抱える両国が共同で対処することにより、災害の備えを両国で共有できることも重要であると説明していると申し上げる等、その後の医療提供体制や感染症対策の強化について活発な意見交換を行いました。


 「日本は近い。」と語ったヘルボサ元次官。隣国同士が防災対策を平時よりお互いさまの関係で共有することは両国の友好を深める一助となりましょう。

深い友情に感謝し再会を約して見送りをしました。隣国との友情を深め世界平和のお役にたってまいります。


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