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★沖縄で二度目の遺骨収容★

<メールマガジン216号>

 さる 8月14日に沖縄県糸満市において遺骨収容のお手伝いをしました。


 ガマフヤーの具志堅隆松代表とともに、今なお手つかずの新しいガマを掘り、流入した石や土砂をガマの外に出す作業に取り掛かりました。直ぐに汗と泥まみれとなり、1 時間半程作業を続けて、水も飲み干し、腕が上がらなくなって休息を取りました。出てきた 70 年前の電線や形を変えた砲弾の数々に、当時、小さなガマに身を寄せて降り注ぐ砲弾を避けようとした沖縄の皆様に思いを致しました。


 休息後、場所を移動して、南方からの砲弾を避けて身を隠せると思われる岩の裏を探して回りました。体一つしか隠せない小さな岩の裏で、頭蓋骨の一部をはじめ数本の歯を収容しました。生を信じて身を寄せた思いに胸が痛くなりました。歯は、先般、具志堅代表と須藤沖縄大准教授とともに山本厚生労働副大臣にお願いして、対象の拡大を了承いただいた DNA 鑑定に重要なものです。戦没者 遺骨 収集情報センター に お届けをお願いしました。

(沖縄タイムス2015.7.4付)

 なお、約 6 年前の出馬時に、「議員になったらガマを掘れ。」とご指導下さり、当選直後に行った遺骨収容も見守って下さった仲程シゲさんも酷暑の中をお運び下さいました。平和の尊さを懸命にお話し下さる真心に参加した青年局議員とともに不戦の誓いを新たにしました。


 沖縄には犠牲になられた住民と全国からの兵隊さんが、今なおご遺族のもとに還れず、収容を待たれています。同時にガマの作業が当時の苦しみを万分の一でも共感しようと努めることとなるならば、私はこれからも遺骨収容を続けようと思います。

 
 戦争ほど悲惨なものはありません。二度と戦争はしません。不戦の誓いと平和を守る誓いを貫いてまいります。

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