今回のテーマは、「キリスト意識」についてです。
「キリスト意識」は、純粋意識と呼ばれています。神の意識 (天なる父の意識) です。
「私は在る (I AM THAT I AM.)」は、純粋意識です。
「一つの真我、唯一の実在だけが永遠に存在する。」
「肉体(身体)は真我の中にある。」
「身体のなかに「私」として立ち現れるものが心である。」
「心のなかに現れるすべての想念のなかで、最初に現れるのは「私」という想念である。」
--- ラマナ・マハルシの言葉 ---
1. 「キリスト意識」と深く調和する
レスター・レヴェンソンは、講演の中で、イエスキリストに会えると、話しています。「私は、身体である。」と考える人は、この体験はできません。
「私は、霊性である。(肉体、物質ではない。心、マインドではない。)」物質、物体ではなく、心の領域 (時間・空間・次元) を超えた存在である。分離をしていない存在である。と、霊性に集中する人は、この体験をします。
パラマハンサ・ヨガナンダは、「私は説明していません。理解です。私がどう考えたかでなく、内なる理解により、導かれるままに語りました。」と書いています。
私はイエスの意識と一体化し、彼が福音書に記されるように弟子や群衆に話したとき、どう感じていたかを感じました。私が伝えようとしているのは、彼の背 後にあった想いや意識です。私はキリストと合一し、たのみました。「私は聖書を私の視点で解釈したくありません。あなたが解釈してくださいますか?」そう して、イエスが私のもとを訪れたのです。
忘我のうち、魂のうちでキリストに意識を合わせ、私は私のうちに流れくる彼の解説を、最善をつくして書きとめました。私は説明していません。理解です。私がどう考えたかでなく、内なる理解により、導かれるままに語りました。
「普遍のキリスト意識」は、イエスという乗りもののうちに顕されました。「セルフ・リアライゼーション」のクリヤ・ヨガの瞑想の教えと、直観をへて授け られた本書の聖書の教えをつうじ、真に神を求める探求者らのうちに、今再び、キリスト意識が到来します。
『キリスト再臨』パラマハンサ・ヨガナンダ著より
- ヨガナンダ『キリスト再臨』
ヨガナンダ『キリスト再臨』
2. 考えをすべてやめる
「我々は心の背後の領域に到達したときに、(私たちは) 直感的に、思考することなく動作し、宇宙全体と調和しています。」
--- レスター・レヴェンソンの言葉 ---
講話一 神の化身---神の使者
=神の光を受けるべく意識を清澄にする人は、みなイエスのようになりうる=
神の光は万物に等しく輝きます。しかし幻惑という無知により、万物はあるがままの光を受けとり反射していませ ん。太陽の光は石炭にもダイヤモンドにも等しく降りそそぎますが、ダイヤモンドのみがその輝かしい光輝を受け反射します。石炭のうちの炭素にはダイヤモン ドになる可能性が秘められます。高い圧力による変質を要するのみです。つまりは誰もがキリストになりえるということです───倫理的で霊性の生き方により意識を清澄にする、とりわけ限りある命を不死性という魂の成就へと高める浄化の瞑想をすることにより。
『キリスト再臨』パラマハンサ・ヨガナンダ著より
「心は単にすべての考えの混成された合計です。」
「心は習慣的になります。」
「潜在意識は単に私たちが今見ていない考えです。」
「考えをすべてやめる。中止してください。そうすれば、残されるものはあなたの無限の幸福、あなたの存在することの中にあなたです。」
--- レスター・レヴェンソンの言葉 ---
レスター・レヴェンソンのリリーシングで行うことは、心 (私) が作り出した制限を手放すことです。
根本の、一番最初の制限は、「私はすべてから、分離した個人です。」
それを除去してください。
そうすれば、制限、すべての問題、すべての病気、すべての欠乏をすべて除去します。
--- レスター・レヴェンソンの言葉 ---
注記:「そうすれば、制限、すべての問題、すべての病気、すべての欠乏をすべて除去します。」について
全ての根底にあるのは、「自分を愛していない (non-love
:非愛) 思考と感情」です。無意識の中で働いていて、すべての制限、すべての問題、すべての病気、すべての欠乏が、発生しています。
無意識の中にある、「自分を愛していない (non-love
:非愛) 思考と感情 (自己評価、自己制限、自己決断、後悔と懺悔など)」を、意識に上げて受け入れます。そして、愛に変えます。
- 制限を回復するには
制限を回復するには - 説明と開放の手順 - 5. いい感情を手放す 2014-06-07 04:28:30 | 感情のリリース
3. 参考サイト:般若波羅蜜多の咒
- 般若波羅蜜多の咒
「般若心経」の終わりの所にある「ぎゃてい、ぎゃてい、はらぎゃてい、‥‥」という文句。 - 1 2014-01-26 15:07:11 | 参考-話題 (opinion)
国をでる直前、玄奘は、一人の病人に出会います。衣服や食べ物を施すと、病人は、「旅のご加護があるように」と、ある言葉を教えてくれました。
「羯諦 羯諦 <ぎゃてい ぎゃてい> 波羅羯諦 波羅僧羯諦 <はらぎゃてい はらそうぎゃてい> 菩提薩婆訶 <ぼじそわか>」
玄奘は、この言葉を胸に、危険な旅に出かけます。
自我は反応の集成で、自我が変れば外界も変る。他者に依存する自我が、執着、怒り、愚かさから「苦」が生じるのだから、それに気付けは「苦」から脱却できるだけでなく、自由な行動が取れる。しかし、この「気付く」ことは難しく、そのために八正道があるのだが、やりやすい方法として、自他を許すこと、「今、ここに」生きることを提案しています。
是大神呪是大明呪是無上呪是無等等呪能除一切苦真実不虚
知恵の完成の大いなる真言、大いなる悟りの真言、無上の真言、無比の真言は、一切は苦しみを除去する真言であり、偽りがないから真実であると
般若波羅蜜多の咒
gate gate pāra-gate pāra-san-gate bodhi svāhā
ガティー カティー パーラ ガティー パーラ サンガティー ボーディヒ スワーハー
ギャ諦 ギャ諦 波羅ギャ諦 波僧ギャ諦 菩提薩婆可 般若心経
「ギャテイ ギャテイ ハラギャテイ ハラソウギャテイ ボウジソワカ」
これは梵語 <サンスクリット> の音をそのまま写したものである。
『般若心経』の成立には、「ギャテイの咒」を唱えることにより、「一切の苦厄を度する」という信仰が根底にあります。
般若波羅蜜多を唱える観法 (瞑想) によって、「この世のすべてが『空 (くう)』であることを覚った。」ことで、一切の苦しみから済度される。
すべての迷いを離れ、最上の覚りの境地に至ることができる般若波羅蜜多は、偉大にして最高の咒である。
「観自在菩薩」とは、この瞑想の修行をしている人であり、「観法 (瞑想) を自在に行う仏教の修行者」のことです。この修行者が「般若波羅蜜多 (ギャテイの咒) による観法をした時に、『五蘊 (ごうん) は、すべて空の境地に至り』、一切の苦厄から度された一切の”こだわり”から解き放たれた」のです。
般若心経 Imee Ooi - Mantras Of The Sanskrit.flv
https://www.youtube.com/watch?v=hjRrdJfzJoc
https://youtu.be/hjRrdJfzJoc
アップロード日: 2011/06/17 (Jun 17, 2011)
gotannme894
https://www.youtube.com/channel/UCtPcWeZl-Gw56WdNdSFFIZw
真言宗 貞福寺
Song:Prajna Paramita Heart Sutra Mantra with Lyrics
Artist:黃慧音 (Imee Ooi)
Album:佛曲精選
Licensed to YouTube by
The Orchard Music (on behalf of 2020 Harvest International Media Co.,Ltd.), and 4 Music Rights Societies
2021-02-05 19:23:31〜2021-03-12 17:42:01 記述しました。