中国経済ビジネス・文化・交流そして日中ビジネス!・北京の大学でMBA文化ツー(株)代表秋澤文芳コンサル業務

日中経済ビジネス、KBT観文研 北京第二外大研究生 都日中副理事長・経済ビジネス委員長、中小企業コンサルタント秋澤文芳

中国 庶民の眼 日本車人気でまだまだ売れそうです(山西省)

2012年10月31日 23時13分35秒 | 日中問題



 山西省でのトヨタ車ショールーム

まだmada現役バイク三輪車


山西省から北京に戻る際、省都でもある太原に立寄りました。

石炭の産地、刀削麺等で有名なこの省の省都太原は人口約350万人を有し、
これから着実な発展を続けると思われる内陸の地です。

省内の他の小さな町、村と比較すると大変巨大な都会でもあり、北京からも
新幹線で4時間程度と、距離的にも近い内陸の土地です。

駅から20分ほど離れたところで、日本や欧米の車を販売する一角を通った
際に、今、大変苦戦しているのは「自動車業界」だということを思い出し、
急遽、この自動車ディーラーが立ち並ぶ一帯を「見学」しました。

そんな中で、Toyotaの販売店に入り中を覗き込みましたが、以外?に
も、店内は大変な盛況でした(写真)。

平日にもかかわらず、順番待ちの顧客もいるほどで、これならまだまだ日本の
自動車市場も元気であることを改めて感じとりました。

中國マーケットにおいての日本の車も、やはりまだまだ多くの地元の中国人は
日本車の良さに期待をもっているようです。
  そういえば
   昨日午後、打合せに行ってきましたIT関連の会社の中国人スタッフも
   N社のちいさな車を買うそうです。
やはり 良いモノは支持されます・・・。


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中国庶民の眼 安い庶民的中国列車110㌔120円ローカルの旅(写真)山西

2012年10月31日 08時48分51秒 | (中国全土をあるく 1)中国 全土横断縦断の旅






一昨日、山西省南部地区の日本人にも人気の平遥から、省都太原まで列車に乗りました。

距離にして110キロ弱、約1時間20分の旅でしたが、座席指定込で約120円9元。
日本の鉄道とは比較にならないほどの安価です。

昼も夜も(夜行列車も)、通常の座席指定であれば確かに安い!:
次のように、中国内の「新幹線」以外であれば、快速列車は格安です。少々時間もかかり
ますが、100㌔乗車で1時間余りですから、先ずはこれで良しということにしたいと思
います。

(参 北京 17:17発 所要時間  北京からの距離 料金  寝台料金
  太原 03:52  10小时20分 568㌔    79元 -  149 元
  平遥 05:22 12小时 1分 676      92 -   170

一昨日は昼の移動でしたが、6人掛けで(向かい合わせで)和気あいあいと列車で旅すると
いうことも、たまには気分転換にもなります。

先週土曜日、標記列車に乗った際も、同じような状況でした。

それにしても、尖閣(魚釣島)の話題は、必ずと言っていいほど、話題になります。
というのも、テレビでは連日、各局が朝から晩まで同じような報道番組を流し、新聞でも
ほぼ連日のように活字となって掲載されていますので、庶民の眼からみても尖閣の問題は
もはや誰でもが頭の中にも焼き付いているという感じです。
(今回ばかりは、日中の修復、回復には相当の時間がかかりそうです)。
                       10.31朝 1時間遅れの北京宿舎にて:

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中国 老百姓(庶民) 运城盐湖と言われる死海の他名所旧跡多数(写)

2012年10月30日 16時48分25秒 | (中国全土をあるく 1)中国 全土横断縦断の旅

それにしても山西省南端の运城(運城)市は面積も広いことながら(福島県以上の
面積を持つ]、かの著名な関羽にゆかりの深い史跡のほか、数々の名所旧跡があり、
じっくり見るとすれば3日以上はかかりそうです。

「运城盐湖中国死海」では潮の香りを嗅ぎながら大自然の様を眺めたり、体験し
たりしながら、更に、 运城解州关帝庙等などの廟、寺等があちこちにあります。

しかし、今回は名所旧跡というよりは、中国のローカル地方の生活の様子や、郊外
の村、そして人々の様子等をじっくり見ることにしました。

大都会では見られない、人々の日頃の生活の様子は通りや横道等を歩きながら十分
に楽しむことができます。

そして、こののち訪問予定の、これまた古代の街の様子を昔のすがたのまま、そっ
くりあらわしている(残されている)平遥地区の古城等においても、城壁の姿を
みて驚嘆されるかと思いますが、それ以上に、日常の朝から晩までの人々の様子を
眺めている方がよっぽど楽しと思われます。











(参考)こんなにもある運城地区での名所旧跡の数々・・・
山西永济鹳雀楼 山西永济普救寺 芮城永乐宫


运城合河遗址  运城禹王城址 运城洞宾故里

运城泛舟禅师塔 运城法王庙 运城秋风楼 运城栖岩寺 运城司马光墓

 运城福胜寺 运城蒲州故城遗址 运城太阴寺 运城堆云洞 运城黄河古渡

 芮城古文化遗址群 运城飞云楼 运城圣寿寺舍利塔 运城茅津渡
そして
运城李家大院
运城东下冯遗址
运城绛州大堂
运城西侯度遗址
运城太平兴国寺塔
运城马村砖雕墓
运城稷王庙
运城绛守居园池
运城白胎寺
运城绛州三楼
运城裴祠石刻等等です。

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~秋の野山~


中国 老百姓(~庶民)の眼 山西省最南端 死海 塩・ショッパイ・・(写真)

2012年10月30日 06時25分16秒 | (中国全土をあるく 1)中国 全土横断縦断の旅




三国時代の関羽のゆかりの地ですが、今や人口が約500万人もいます。
勿論、市の面積も大変広く、約1万4千平方キロもあります。

列車の駅から路線バス21号線で20分弱の所にある「死海」ですが、塩そのものが
将に剥き出し状態で湖のほとりに積み上げられています。

湖の手前のバス停で下車し、歩くこと数分で湖に到着します。
早速、塩を口にしてみると確かに塩味です。

数億年前の地形の歴史と、この塩をもとに当時関った数々の国家の盟主たちも塩をも
とに、当時の近隣諸国と取引に利用したいたことなどを思いめぐらすだけでも、中国
という歴史の重みが今でも感じ取られます。
当時から、特に唐の時代には長安を舞台に塩が取引されていたことなども興味深い。

湖の淵では、家族連れらしい人が3名程、塩を味わっていましたが、今では周辺の環
境汚染で湖そのものが危機にさらされているようです。

こんなところにも中国内陸部での空気や汚染の実態が深刻であるということもわかり
ます。

この湖の近くでは、周辺の人々が様々な個人経営の商売を営んでおり、小さな路線バス
や三輪車もひっきりなしに行き来しています。

この街には関羽に由来のある寺、廟も沢山ありますが、中国のローカルの旅を味わう
ためには、むしろ名所旧跡よりも今現在の、老百姓=庶民の生き様の方に、むしろ
関心があります。






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中国 老百姓(~庶民)の眼 山西省最南端 死海 塩・ショッパイ・・

2012年10月30日 06時25分16秒 | (中国全土をあるく 1)中国 全土横断縦断の旅

 白く積まれたような塩 


三国時代の関羽のゆかりの地ですが、今や人口が約500万人もいます。
勿論、市の面積も大変広く、約1万4千平方キロもあります。

列車の駅から路線バス21号線で20分弱の所にある「死海」ですが、塩そのものが
将に剥き出し状態で湖のほとりに積み上げられています。

湖の手前のバス停で下車し、歩くこと数分で湖に到着します。
早速、塩を口にしてみると確かに塩味です。

数億年前の地形の歴史と、この塩をもとに当時関った数々の国家の盟主たちも塩をも
とに、当時の近隣諸国と取引に利用したいたことなどを思いめぐらすだけでも、中国
という歴史の重みが今でも感じ取られます。
当時から、特に唐の時代には長安を舞台に塩が取引されていたことなども興味深い。

湖の淵では、家族連れらしい人が3名程、塩を味わっていましたが、今では周辺の環
境汚染で湖そのものが危機にさらされているようです。

こんなところにも中国内陸部での空気や汚染の実態が深刻であるということもわかり
ます。

この湖の近くでは、周辺の人々が様々な個人経営の商売を営んでおり、小さな路線バス
や三輪車もひっきりなしに行き来しています。

この街には関羽に由来のある寺、廟も沢山ありますが、中国のローカルの旅を味わう
ためには、むしろ名所旧跡よりも今現在の、老百姓=庶民の生き様の方に、むしろ
関心があります。






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中国 庶民の旅 山西省南端 運城へ夜行列車の旅(写真)

2012年10月28日 23時18分06秒 | (中国全土をあるく 1)中国 全土横断縦断の旅
土曜の夕刻、北京駅発寝台車に飛び乗りました。980キロ 運城へ。
北京 始发站 17:17 ~ 白涧~ 涞源~ 灵丘~ 五台山~

 ・・・ 忻州 ~省都 太原~ 平遥 霍州 洪洞 临汾  侯马 ~ 运城 10:12 到着



 いざ北京駅出発 それにしても人が多い


 それにしても北京駅 ホームが長い、長すぎる 400m位

 指定、寝台超満席 デッキで座り込む人も 

 山西省内 鉄道沿線には廟、寺等の姿も・・

 そして沿線では公害垂れ流しともなるばい煙も

 沿線の各駅近くではマンションラッシュ

 自然な川も公害の初期現象も

 目的地 運城駅到着

 駅前より路線バスで郊外へ




次回より市内へ・・・・


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中国(老百姓~庶民)の眼 高齢化の波より深刻に

2012年10月27日 08時33分19秒 | 中国日々の生活編

高齢化問題、祖母による孫の子守等

本日、隣の山西省の方へ行ってきます。北京から約17時間、距離にして1000㌔
弱の所に位置する運城の街や、途中の太原等も立寄る予定です。

中国の列車は料金的にも安く、約1000キロを座席指定であれば1500円程度、寝台車で
あれば3000円弱に費用で行くことができます。但し予約が大変です。

直ぐ西側は陝西省でもあり、更に東側は河南省です。昨年秋も、すぐ隣の河南省南部
の都市、安陽まで行きました。(ここは中国古代、殷の時代にゆかりのある土地です
が、中国にはこのような歴史的な街があちこちに点在し、考古ファンや三国志のファン
なら答えられないほどの、まさに歴史の宝庫です)。

今回は、観光的な要素としては死海の様子や、歴史的には関羽にゆかりのあるところ等
も見学予定していますが、最も気になるところは、街の郊外の村、農村などです。

医療保険問題、年金問題、高齢化等で問題をかかえる村の様子なども僅かですが垣間見
ることもできます。

農村、農民、農業等の三農問題に加え、年金などで苦しむ人々の様子は、今後更に深刻
な課題として取り上げられるのではないかと思われます。


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~秋の野山~






中国庶民の眼 平均的な豊かさの時代到来前に高齢化

2012年10月26日 22時48分29秒 | 中国 老人問題・高齢化問題
~平日の昼間 街を歩いていて必ず目にする光景とは---~

朝方、小さな子どもの手を引きながら保育園、幼稚園送ったりするおばあさんや
おじいさんの姿が目立ち、そして昼間は孫の手を引きながら一緒に散歩したり、
一緒に孫と遊んでいるおばあさんの姿は今や中国の代表的な光景です。

一般的には働く女性も55歳で退職し、そして60歳になって会社、役所等を退
く男性は年々激増しています。

12~13年前には既に高齢化社会へと突入し今や1億5千万人が60歳以上、そ
してあと8年後にはなんと2億5千万人が60歳という超高齢化時代を迎えようと
する中国の社会です。

街中の公園で、そして道端では老人同士が集まって将棋やマージャン等をしている
状況を見ていると、今、将に高齢化社会に直面していることがよくわかります。

更に深刻な現象だと思えることは、昼前という時間帯に、多くの若者たちがベンチ
に腰掛けながら携帯等で遊んでいる彼らの姿を見るにつけ、将来の中国のあり方に
は人ごとながらも心配になります。

高齢者を今後とも養わなければならない若者がそのような状況にある一方で、農村
地区を中心に、ほんのわずかな金額しか受け取っていない年金制度のことも考える
と、これからの中国社会の舵取りの難しさというものが心配になります。

日中とも、以上のような超高齢化問題を抱え、今後も財源問題や經濟の成長性等に
ともに共通の課題も持っていますので、高齢化と社会問題等について共同で研究を
勧める必要もありそうです。

今、ちょうどこの時間帯に、国営のテレビ放送で、尖閣の問題に関して報道していま
す。72年当時の日中関係の緊密さ等を盛んに放映もしています。早くこの問題にも
歩み寄りをという中国側の意図も読み取れます。

今、直面している問題はさておき、標記のような共通の課題について、私たちはこの
やがては重くのしかかる高齢化、老人問題等にもっと真剣に取り組む必要がありそう
です。

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中国庶民の眼 北京秋天 秋色季節 花に魅了13連写(写真)

2012年10月25日 06時02分25秒 | 中国 自然と花の美しさ 
北京秋天 この日ばかりは穏やかな、少し汗ばむような青空が見えてきました。

午前中にて授業も切り上げ、午後は北京郊外の植物園方面へ足を伸ばしました。
東の果てに位置するキャンパスから、西の果ての香山の麓に位置するこの場所も
ご覧のとおり一面秋色、紅色です。

新緑の青葉の頃の風景が一変して紅に衣替え。
4か月前に訪れた時の緑色旅行も、今では、また本来の紅葉の旅となりました。

中国では、緑色旅行といえば新緑の中の山歩きとかエコツーリズム等の楽しみ方
を意味しますが、紅葉のなかの野山での散策や森林めぐりも緑色旅行と言います。

北京広しと言えど、現在住んでいる東の果ての地から、この香山の麓まで、バス
~路線バスを乗継ぎ約2時間半、片道50円弱で来られるというのも庶民ならで
はの細やかな楽しみ方です。

 しかし、この、あまりにも短すぎる北京秋天ですが、平日というのに登山、ハ
 イキング客、団体、紅葉狩り等の人で昼も夕方大混雑でした。
 特に、夕刻6時頃、市内方面へ戻る路線バスには朝夕のラッシュアワー並みの
 込み合いでした。2回の乗継で家路に着くころにはさすがに温度も下がり、途
 中の夜の露天でこの季節、初めての手ぶくろまで買ってしまいました。70円
 でした。


~さまざまな秋色~北京秋天~














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中国庶民の眼 上海発~江蘇、安徽、山東省鈍行新幹線車窓より(写真)

2012年10月24日 07時01分13秒 | 田舎 小さな旅

 通常通りの新幹線・・・大都会を通りすぎ・・



「寝台用座席」の上に通常の座席指定席に貼り替え






水郷地帯から長閑な田園へ













 一時停車30分~ホームで待ち疲れ食堂車へ

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中国市民の眼 チャレンジ精神旺盛な大学院1年生

2012年10月23日 21時27分43秒 | 中国 大学・キャンパスライフ
今日も大学のキャンパスへ・・・。
事務所より渡された時間割に基づいて、「旅行学」という授業が行われる
予定の教室に急いで駆けつけました。

が、案の定、先週末と同様のことが起こりました。やはり授業内容、スケ
ジュールが変更となっており、またまた「キャンセル」です。

信頼のおける事務所のスタッフに再確認しても「??」という状況です。
もはやこれ以上、事務所にも任せっぱなしというわけにもいかず、周辺の
教室、クラスに集まってきた学生たちを捉まえては、「これから何の授業
がこの教室で始まるのか、先生は誰?」ということを一つつづ確認しまし
た。

最初の二つばかり(のクラス)は、別の学部(経済、財務、法律、文学等)
の授業でした。学生たちの答えてくれる「授業の内容」は、旅行関連とは
程遠い内容のものもあり、そして聞いたことのない単語(マルクスやら、
マクロ経済やら・・難解な中国語での回答でもあったため、最初は何の学科
?かもわかりませんでした。

しかし、3つ目、4つ目のクラスに入って尋ねたところ、同じ旅行学部関連
のクラスに出くわし、中でも同類のホテル関連~国際飯店管理という授業が
これからあるということで、そのクラスへ飛び込みました。あとは、始まっ
てから、担任の先生へ事情を話し、了解を取り付けるという段取りで臨みま
した。

以上のように、時々、というより度々そのようなケースに直面することがある
ため、こちらの大學での研究生というのは授業の選択に苦労する場合がありま
す。(最初の1年目は、こんなこともほとんどなかったのですが・・・・)。

中国の社会、キャンパスにおいても、何事も果敢にアタックして前に進まない
と、(黙っていると)すべてが取り残されてしまいます。

  ところで、今日、ある学生から突然話しかけられ、勿論、日本語ででした。
  私の姿を見て判断したのか、日本に関していろいろ話したい、教えてほし
  いということでした。

  話を聞いてみると、四川省出身の大学院生の1年生ですが、本来は当大学
  の本科を4年卒業して、この9月から大学院に入るというのが殆んどです
  が、彼は大連の大學を苦労して夜学で4年通い、無事卒業し、先月北京に
  入り、当大学に国の奨学生として入学したということです。

  所属は日本語学部通訳科。ほぼ毎日、午前中授業を受け、午后は図書館に
  て、課題の予習復習の毎日という日課になっているとのことです。

  別の大學を夜学で通ったということは、昼間は別の職を持っていたという
  ことですが、聞いてみると、なんと観光関係の仕事をずっとしていたとい
  うことです。

  これから、大学院で再度学び、また、将来性のある別の夢を求めて再び
  学院生として学ぶという、そのチャレンジ精神には逞しさというものを
  感じました。

  現代中国の大きな社会問題として、貧富の差の拡大と超高齢者問題ととも
  に、職の持てない大学卒業生や若者の問題が大きくクローズアップされて
  います。

  しかし、彼のように何事もチャレンジ精神を持って力強く前に向かって
  行動を起こすような若者がまだまだ中国社会に存在するということは、こ
  れからの中国そのものの未来にも 大きな明かりが見えてくるということ
  にも繋がります。

  80年代、90年代生まれの、いわゆる80后 90后という、いかにも
  ひ弱で、親の過保護のもと育った若者たちが圧倒的に多い中、仕事も、勉
  強も、そしてこれからの未来についても熱く語れるような若者がまだまだ
  存在するということは本当に力強いものだと、今日、又、改めて感じました。



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中国庶民の眼 北京郊外「文明村」ではどこも・・(写真)

2012年10月22日 18時48分58秒 | 中国 庶民・農民工の生活


 ”文明村”の名を冠して(双橋村農村)~東部地区



 村に入るとほとんどがどこも建設工事・・、裏道、横道も・・



 各家庭に福来たれ・・

北京郊外東部地区のの村の一つに「文明村」という農村があったので、門を
くぐり中の様子を覗いてみました。

大通りは勿論、横道に入ってもどこも「建設」ラッシュです。
建設といっても、農民工と言われるような職人数人が、レンガを積み上げ、
また梯子を使っての外壁のカベ塗り等に追われていました。

道路のわきにセメント等を捏ねる女性作業員やブロック運びの職人が、いか
にも忙しそうに汗水垂らして動き回っています。

どうみても非効率的な作業手順です。その工事現場の周辺ではホコリ、粉塵
が飛び散り、さすがにマスクの着用が必要です。このような工事現場が通り
のあちこちに見られ、勿論、脇道でも裏通りでも皆、同じような状況です。

更に、バス通りとなる大通りでは舗装はしてあるもののダンプ、作業車、自
家用車、リヤカー、三輪車等などがけたたましく行き交い、舗装といっても
道路のあちこちで割れ目や凸凹があり、車両が過ぎ去ったあとの埃といった
ら目も口も開けていられないほどです。

文明村といえば・・教育、礼儀・マナー等すべてに力を入れて村づくりをし
ようという意味もありますが、もう一つの今後の大きな課題は村の環境問題
です。今後も何らかの環境に配慮した村委員会の取組みが待たれます。




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中国庶民の目 連日報道日本 安倍新総裁拝鬼、玄葉外相欧州成果無

2012年10月21日 08時15分57秒 | 日中問題

~~ “拜鬼’ 安倍総裁等の靖国参拝等をテレビで連日報道~
それにしても連日のように朝から夜遅くまで、国営のテレビ総合番組、報道専門番組で、特集
等を組みながら自民党安倍総裁の拝鬼・靖国参拝を報じています。

テレビでの娯楽番組以外のニュースや、夜の人気番組でもあり、学生たちもよく見ている国営
の総合番組でも、尖閣に関する日本政府の対応を鋭く批判し、時には大学教授などを登場させ
議論を闘わせている討論会でも、今回の日本政府のとった国営化の判断の在り方等を鋭く批判
もしています。

勿論、新聞でも大きく報じていますが、中国から日本を見る目そのものが、歴史問題を全く理
解していない日本政府としてとらえています。(対照的に、欧州でのドイツの対応は戦争過を
国が、政府が深く反省し国として謝罪していることも同時に報じています)。

更には、玄葉外相の尖閣問題に関する日本の立場を説明するため欧州歴訪については成果は得
られず、むしろ欧州が中国を重視しているというようなコメント、リポートを度々繰返し放映
しています。

このようなマスコミ・メディア報道は大学生たちも図書館等に設置された大型画面のテレビを
見ており、更には校内の大型スクリーン設置の放送で大きく校内に流しているため、学生達の
耳にも否応なしに入ってきています。

もはや現在の状況を元通りに戻すには、前駐中国大使が述べているように、このままでは現状
回復には40年はかかる、というのも確かに説得力もあります。

学生たちも、先生も、そして身近な人々も現在の日中の状況等について語り掛ける人はなく、
特に若者たちも皆、遠慮してか語る人はいません。

今はむしろ政府関係者の言動等よりは文化人そして草の根運動等で活動している人たちによる
今後の日中のあるべき姿や小さな文化交流等をアピールした方が得策かもしれません。

(参考)人民日報・中国新聞他
日本最大在野党自民党总裁、前首相安倍晋三,17日参拜了靖国神社。18日,包括日本国土交通大臣羽田雄一郎和邮政改革担当大臣以及前首相森喜朗在内的67名政要,也参拜了靖国神社。这是自2011年8月日本战败投降日50多名日本政要参拜神社之后,又出现的新一轮“拜鬼”风。

日媒称日外长就和平解决钓鱼岛问题取得一致2012-10-20 00:17 中国新闻网 35 字号:TT   中新网10月19日电 据日本共同社报道,正在国访问的日本外相玄叶光一郎当地时间19日在柏林与国外长韦斯特韦勒举行了会谈。玄叶就钓鱼岛问题称“应该遵照国际法和平解决”。双方就此取得了一致。
玄叶在会谈后的联合记者会上就日方今后如何应对表示:“为使事态平息,必须(与中国)加强沟通。”韦斯特韦勒也表示:“没有人不希望和平解决。”日本の立場への協力を望んだが手応えはつかめなかったようだ。


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中国庶民の眼 村の通り・道路上での即席会場にて(写真)

2012年10月21日 07時15分36秒 | (中国全土をあるく 1)中国 全土横断縦断の旅







北京市内から路線バスにて東の方面へ、乗ること約1時間半の村です。
名前はどこにでもありますが大一村(総称)の通りを歩いていると、
道路上にはお祝い用の爆竹や花火の跡、燃えカスなどが散らばっています。

道路上には、どこでもよく見かける特設のイベント会場風に設置された
「結婚式場」が真っ赤に彩られ、なかでは多くの庶民たちが酒盛りをしな
がら新郎新婦等の門出を祝っていました。

勿論、参加者・参列者はいつも通りの平服で駆けつけています。新郎新婦は
派手な衣装でドレスアップ。。。。

道路上の仮設の会場のような雰囲気の為、いつでも誰でもが中に入り共に祝
得るような感じさえします。

通常であれば、ホテルやレストランを貸切り派手に繰り広げられる披露宴が
一般的ですが、この村の仕来たりなのでしょうか、近所組合の人たちが参加
した村を挙げての、この村伝統的な結婚式会場の様子でした。

それにしても、手前の道路上に無造作に、そして大量に燃え残った爆竹のカス
の様子から見ると、地元の人は元来、このようなド派手なお祝いの演出が好き
なようです。

庶民的な、安上がりですが多くの方に祝福されての田舎の村の結婚式会場です。


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中国 庶民の眼 孔子の故郷曲阜へ 新駅と在来線駅~(写真)

2012年10月20日 07時38分22秒 | (中国全土をあるく 1)中国 全土横断縦断の旅


 (孔子の故郷 曲阜東 新幹線駅にて)

 (新しい 駅舎 曲阜東)

 (在来線 曲阜駅~かつての昔の面影が・・・・)


今回、駅だけの比較になりますが、表記は
 新幹線の駅である新しい 曲阜東駅と
 従来の在来線駅である 曲阜の駅です。

新幹線の駅は、中国内ではどこも街から離れていて(おおむね30分以上、街から
離れていて不便極まりない)、通常は路線バスで両駅が結ばれています。
 私自身も 新駅と従来線の駅を路線バスにて1往復しましたが、街までは軽く
 30分、そして新駅から終点のバスターミナルまでは40分位かかります。

タクシ-利用となれば、約20元程度の金額で客待ちの運転手が駅前で客引きして
います(それでも、距離を考えると、そして北京市内での初乗り10元プラス燃油
代金3元=合計13元 と比較するとあまりにも安いという感じがします)。

しかし、従来の在来線の駅はまさに無人駅のような駅舎そのものであり、切符を
販売する係員も1人のみで、駅舎内もうす暗く、もはや列車利用者はすべて新駅
から、便利な列車に乗るようにと地方政府も暗示しているような感じです。

それでも、収入の少ない庶民の立場からすると、何処に行くにも最も安い切符を
求めて、そして、たとえ夜行列車で北京へ行くにも立席ででも極力安く行きたい
という需要はまだまだあるようです。

しかし、私も、この曲阜駅から在来線を利用して北京へ戻ろうとしましたが、何し
ろ列車そのものが1日に2本程度で、切符そのものも売切れてない、という状況
でした。駅員も盛んに高速鉄道利用を勧めているほどでした。

  論語でも紐解きながら、この街を散策するには少なくとも2,3日は架かりそ
  うな、そんな昔の面影を残す旧い街並みが魅力的です。



车次 站次 站名 到达时间 开车时间 运行时间 里程
                  硬卧上/中/下 软卧上/下 二等/一等软座

(参考)南京を過ぎてからの 6番目駅(Chuzhou)や7番目駅では待ち時間が・・・

D318 1 上海虹桥 始发站 08:22 0分
D318 2 昆山南 08:39 08:42 17分     50㌔   寝台 315/355 15元/0
D318 3 无锡东 09:00 09:02 38分     108       315/355 35/0
D318 4 常州北 09:21 09:23 59分     165       315/355 50/0
D318 5 南京南 09:58 10:00 1小时36分   295       315/355 90元/0
D318 6 滁州 10:20 10:49 1小时58分    354 
D318 7 定远 11:08 11:40 2小时46分    416 
D318 8 宿州东 12:19 12:33 3小时57分   558 
D318 9 徐州东 12:54 13:07 4小时32分   626 
D318 10 枣庄 13:27 13:35 5小时5分    691 
D318 11 滕州东 13:48 14:11 5小时26分 
D318 12 曲阜东 14:29 14:44  6小时7分  783㌔ 寝台620/695 座席指定245元


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