中国経済ビジネス・文化・交流そして日中ビジネス!・北京の大学でMBA文化ツー(株)代表秋澤文芳コンサル業務

日中経済ビジネス、KBT観文研 北京第二外大研究生 都日中副理事長・経済ビジネス委員長、中小企業コンサルタント秋澤文芳

中国農村三農問題 北京郊外東部 柿と白菜、ここでも尖閣が (写真)

2012年11月04日 17時24分25秒 | 中国内 乗物 各種





先週の山西省南部地区に引続き、一昨日の午後も北京郊外通州区と河北省の境界地区
の農村まで行ってきました。

現在も、さまざまな課題を抱える農村ですが、この地区も農業と農村という点では大
きな課題を抱えています。

 この地区を管理する村委員会〈実質的に土地、農地他役場的な機能を有し)が土地
 の管理等を行っていますが、国から土地を借りている農家の実態等は必ずしも十分
 に把握し切れていません。 北京北部地区の昌平区での、外部からの流入者が多く
 人口そのものも掴みきれていないということと、林立するアパート建設の実態その
 ものも管理しきれていません。

このような土地の管理については、中国内の内陸、西部地区でもほぼ同様な現象が
起きていますが(一部は野放し?状況)、土地の賃貸と、畑から収穫する農産物等の
値段、収支等がなかなか不透明になっています。

今回、以上のような問題は置いておいて、2軒ばかりの農村農家を訪れました。
今回も突然の訪問でしたが、庭先には白菜を天日干しにし、これからの冬の時期に
向けてた保存の準備もしていました。
  この農家でも老夫婦2人のみで細々と農業を営んでいますが、年ベースにして
  も大変定額の収入にしかならないようです。

  こちらが日本人だとわかると、すぐさま尖閣の話にもなりました。そして、すぐ
  近くの寄合所にも老婆たち数人が雑談していましたが、やはり話題の一つとして
  尖閣問題を切り出してきました。

  もはや、7年前の反日デモ、前回一昨年の反日デモの時とは、今回ばかりは全く
  様相が異なっています。農民のすべてが毎日ほとんど尖閣の様子をテレビで見て
  いますので、まさに13億人すべてに尖閣問題は周知されているようです。

  今後、これ以上は大きな問題にはならないでしょうということで話そのものは
  終わりにしましたが、これからは、どこに行ってもこの厄介な課題は必ずと言
  っていいほど話題になりそうです。

別れ際には、農家の主人が、柿の一枝分、8個を手土産に渡してくれましたが、こ
こは快くいただきその場を離れました。

何ごとも話せばわかる、会話一言で意思の疎通も図れることを、今後、国・政府も
心掛けてくれることを望みます。~何ごと下準備と行動が大事です~

この村には3時間ほどの滞在でしたが、中距離路線バスを乗り継いて、再び北京へ
戻る夕刻5時頃は、外もほぼ真っ暗に暮れて、この晩秋初冬の北京の寒さを一段と
感じずにはいられませんでした。

~そういえば、今、この時間、東部地区の北京では雨からみぞれ交じりの、白いもの
 も空から降ってきました。 今日の気温は0℃~3℃です。

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~野山~




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