アーケードの囲われた感じと、店などがごちゃっと寄り添った感じ、
そして人と人との距離感がとても心地良く好きだ。
昨夜、公園のベンチでスマホをいじっていて、ふと夜空を見上げたら、流れ星が流れて行った。かなり低いところを飛んでいるように見えた。燃えて黄色く光り、少し光が増し消えた。流れ星は天高くに高速で流れているのは見たことがあるけれど、昨日のように燃えているのが見た目で分かるような、低い位置のものは初めてだった。燃えカスが隕石として地上に落下したかもしれない。6時20分PMころ。川崎で。東から西へと流れた。
スマホは手に持っていたけれど一瞬のことで自称スナップ写真の名手である自分も目で追っただけだった。しかし、瞬間撮りなど出来るはずもなく偶然か、もしくは待っていて狙って撮るのだろうが寒い中待つのは想像するだけでも嫌である。偶然の方がいい。やっぱり撮れることはないだろうな・・・。
・・・だからその写真はない。文章だけ・・・。絵で描いてもいいけど、線一本で何が何だか分からない。
かつて、ある山小屋の少年と話をしていたら天体のことに詳しく、なになに流星群が見えるよと教えてくれた。天体に詳しくなく星々を見るだけの自分は、今、地球は流星群に遭遇しているのかなと、ふと思った。
仮想通貨のことがなにかと話題になっている。よく分からないながらもどうも思わぬ陥穽があるような気がしている。見ていて、これはねずみ講ではないか?いやいや、マルチ商法の一種では?などと思って、ところでねずみ講とはいったい何だっけ、と調べたりした。物好きなものである。調べると、どうもねずみ講ではないようだしマルチ商法にも当てはまらないようだ。全く新しいものというのは、それまでのカテゴリーの中に入ってこないものなのかもしれない。ただ投機的色合いはとても強いようだ。熱を帯びるというところだろう。そう思って見ていると今度はギャンブル?博打?などという言葉が頭をよぎるのである。胴元などという言葉も出てくる。新しいものであるだけに、崩壊することもあるかもしれない。外国情報に弱い国民性を突くように、ニュースでどこそこの国ではもう国として認めているなどとそれが先進性であるかのようにやっていて、見ていて、へー、それならいいのかな、などとつぶやいているのだ。現行通貨が各国にあるというのに、偽札が横行しているわけでもあるまいに、なんでまたわざわざ、と掃除をすることでさえ尻の重い自分は思ったりしているところだ。
上手く作っている・・・
日本海側の北陸地方の積雪が多くてニュースになっている。車が立ち往生したり、ガス欠、スリップ、また野菜つくりのビニールハウスなどが雪の重みで押しつぶされたり、除雪作業中の年寄りが事故で亡くなったり・・・。寒さで亡くなった人も出ているようだ。また除雪車が進めなくなり雪の山を前にして立ち往生している写真もニュースに出ていた。除雪車が?と笑えるような笑えないような・・・。
一方で雪の良さが出ている話も数多くあり、一つは平昌オリンピック。ウィンタースポーツは雪が無ければどうしようもない。また、カマクラ・・・。テレビなどでは作って中で遊んでいる様子が映し出されている。子供は雪が降るとはしゃいで遊んで、概して元気いっぱいだ。クリスマスなども雪は付きものだ。
新潟などは昔から豪雪地帯として知られる場所だが、雪国の大変さは東京に住む自分などには想像がつきにくい。旅行などで新潟へ出かけたときなどは物珍しさも手伝って子供同様、嬉しくなって歩きまわったのだが、寒さが増す夕方になるとすぐに暖房の効いた宿にこもったりするのだ。
かつて冬の札幌を訪れたときは、いたるところ雪が積もり、雪解けというのが果たしてあるのだろうかと思ったくらいだ。紋別というところでは、車を使わなければならないときがあり、朝早くにエンジンがかからず、大きなやかん一杯に湯を沸かしてその凍り付いたエンジンにかけて暖めたりした。それでもなかなかかからなかった覚えがある。ガソリン車とディーゼル車の2台だったのだが、どちらだったか、確かガソリン車の方がかかりが良かったと記憶している。雪国では湯を沸かしたり暖房をガンガン入れたりと燃料費が馬鹿にならないのだな、と芯まで凍った頭で思った。
雪の重さというのは相当なものらしい。自宅庭のサンルーフは軽くて簡単なもので、 雪が降って屋根に積もるとその重みで真ん中のところで小さな梁が折れて下へ沈み込むという脆弱な構造となっている。東京近郊の少しの雪でさえそうなのだ。雪が降りそうなときは下に木の長い棒をつっかい棒として入れなければならない。最初は、大雪の晩にガタッと音がして何事かと外へ出たら、屋根がへこんで下へ沈んでいて驚いた。慌ててつっかい棒になるものを探した覚えがある。夜中の2時頃だった。しかし、東京近郊でのことなのでそういうこともまだ可愛いものである。雪の下になり、咲くのを楽しみにしていた花が消えてなくなったり・・・。
前回の雪の朝、新聞を取りに出ると郵便受けのフタのカタっという音がいつもと違い、周りの雪に吸音されて乾いた残響のまったく無い音として聴こえたのは新鮮なことだった。