燈(あかり)健康塾 正しいダイエット法

管理栄養士が健康的のための正しいダイエットに必要な栄養、や運動の仕方についてよもやま話をします。

肥満と肥満細胞について

2011-08-18 21:35:58 | 減量とダイエットの違い
今日は、肥満についてお話します。

体脂肪率が男性で25%を超えた人女性では30%を超えた人を肥満と言います。
肥満かどうかは見た目で決めてしまいがちですが、体重だけで判断すると大きな勘違いをしてしまいます。

筋肉が発達していて脂肪の割合が少ないのなら、見た目が太くとも肥満にはなりません。
逆に一見痩せているような人でも、筋肉が少なく脂肪の割合が高い「隠れ肥満」もいます。
このような「隠れ肥満」の方は、メタボ健診では見落とされてしまいがちです。

体重が少ないから良いわけではないのです.

肥満は余った栄養分を中性脂肪に変え、皮膚の下や内蔵に貯えますが、このとき脂肪細胞がふうせんのように膨らみ脂肪を貯えます。
この脂肪細胞の数は個人差があり、多い人程脂肪をため込みやすい体質といえます。

子どもの頃に、一度増えてしまった脂肪細胞は、生涯減ることはないと数年前までは言われてきましたが、
最近の研究では、この考え方は間違いだったことが明らかになっています。

脂肪細胞は、皮膚の細胞と同様に寿命があり、
新陳代謝して新しい細胞に入れ替わっているという事実は、
脂肪を落とすと脂肪細胞の分裂が少なくなり、
自然に数が減ってくるということになるからです。

そのため、幼いころから太っていた、先天的肥満のような人でも、
努力さえすれば健康的で魅力のある体型を得ることができる
のです。

脂肪細胞からは血圧を上げたり、色々なホルモンが出る事が分かっています。

続きは又…。



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