おうどうもん(Oudoumon People of Hakata)

福岡周辺における祭りや四季の移ろいを・・・・・・

赤いバラの誘惑

2013年10月12日 06時24分41秒 | 日記

 春のバラは、爛漫の季節を謳歌するように咲き乱れるが、この時期に咲くバラの花はどちらかといえば、ひっそりと佇んでいるように咲いている。色あせていくまわりの風景からしてそのように感じるのかもしれないのだが、長雨だったり季節外れの猛暑にさらされなんとなく弱弱しくさているような気がする。

 それでも赤いバラには、引き寄せられる。「ちょっと撮っていきなさいよ」と、あだったぽく手招きをされているような錯覚に陥る。

 

 

 

 


すじ雲と三連水車

2013年10月09日 06時30分00秒 | 日記

  深まりつつある秋に合わせるように、このところ青空に筋雲が見られるようになった。夏の入道雲からこの雲に変わるとやはり秋を感じてしまう。朝倉にある三連水車も、もうすぐその役目を終わろうとしている。 

 水だけの力でひたすら回り続ける水車、誰に文句を言うわけでもなく、誰に愚痴を言い募るわけでもなくひたすら回り続ける。唯一赤いカンナの花が慰めになっているおかもしれない。

 

 

 


香り豊かな柚子胡椒

2013年10月06日 06時30分05秒 | 日記

 山あいの道路わきで地元のお婆さんが、自分の畑で採れたのだろう野菜を売っていた。三段ほどの棚に柚子と胡椒があったの買い求めた。これから鍋の季節なるので柚子胡椒は、かかせないものになる。道の駅や山の中の農産物直売場に行けば1000円も出せば出来合いのものを売っている。

 ちょっと自分で作ってい見ようという気になって、早速柚子の皮を剥きにかかった、柚子の実は小ぶりのミカンほどしかなく包丁で向くと薄皮の下の白い部分も削り取ってしまう。結局最初の一個だけ包丁で皮をむいて、残りの三個は、ピーラーで皮をを剥いたが、最後のひとつになって指の皮まで剥いてしまった。

 青唐辛子は、使い捨て手袋をしっかりはめて中の種をとり、柚子の皮、唐辛子、塩とそれぞれ同分量をミルで細かくして冷蔵庫で4日程熟成させる。その後は冷凍庫に入れておくと長期保存が可能になる。

手作りの柚子胡椒は、やはり柚子香りがいい、量的には小ぶりの瓶一杯にはならないので次回は、量を増やして造ってみよう。写真は、お婆さんの店の傍に咲いていたキバナコスモスで、柚子胡椒とは何のつながりもない。

 

 

 

 


かかってきなよ

2013年10月02日 06時35分40秒 | 日記

  彼岸花の花のゆりかごでカマキリが日向ぼっこをしていた。構図が悪かったので頭の後ろをつかんでちょっと移動してもらった。噛まれると痛いのでさっさと、捕まえて近くの花に移つした。カマキリはよほど脅かさないと飛んで逃げることはない。よほど自分に自信があるのかもしれない、それはなんとなく顔つきに出ている。

 楽天を優勝に導いた、田中投手も闘志が顔に出ている。顔に出ればいいというわけではないが、内面の気持ちはやはり顔の表情に現れる。昔からそうだったわけでもないのだろうから、いつの時か彼も習得したに違いない。

 野球は、一応ソフトバンクホークスがきになる。まぁ、気になるほどだからそれほどのファンでもないのかもしれない。寺原隼人という投手は、新人でソフトバンクに入団をし、他球団を渡り歩いて今年戻ってきた。これまた気になるのでずーっと頑張れと小声で応援している。田中投手と寺原投手マウンドでの顔つきは、やはり違っているような気がする。両投手とも素顔はとても優しいのだろうが、マウンドという戦いの場で両者の顔つきは明らかに違っているように感じる。

 

 藩によっても違うのだろうが、江戸時代中ごろまでの武士は、毎朝切腹の作法を確認していたといわれる。いつ殿様から腹を切れといわれても迷うことなく、腹を切れるように日頃から怠ることなく覚悟を決めていたという。覚悟はその場その場で違ってくるのだろうが、最大のピンチを迎えたでマウンドの上で孤独にバッター対峙する彼らの覚悟は、その潔さから毎回息をのむものがある。今年最後になるかもしれないテレビ画面に映し出される。寺原投手の鬼気迫るアップの顔を期待しているのだが。