おうどうもん(Oudoumon People of Hakata)

福岡周辺における祭りや四季の移ろいを・・・・・・

2018 志賀海神社 寒禊ぎ(青年は厳冬の玄界灘にいざいざ進まん)

2018年01月16日 07時00分02秒 | 日記

 

  歩射祭で射手を務める若者達は、胴結舞が終わると志賀島北端の勝馬にある沖津宮、中津宮に参拝をする。

若者たちは、しばし焚火の日で体を温めるとふんどし一枚の姿で

  海岸から100m程沖合にある沖津宮目指し、寒風が吹く冬の海を騎馬を組んで進んでいく。

今年は、潮がかなり引いていたので膝ぐらいまでの水深しかなかった。

若者たちにとっては、幸運な潮廻りだがレンズを向けるオレにとっては物足りなくもあった。

神事に絵模様を言っては畏れ多いし、潮廻りが悪いと過去に潮に流される若者もいた。

岩場でガラ藻を採った若者は、沖津宮に参拝をして戻ってくる。

海を渡る彼らを少しタイムスリップさせ、昔の雰囲気にしてみた。

時代が遡り若者が多かった時は、射手になるにも希望者が多く選抜に苦労したという話もある。

今年は新しい4人の新顔が、寒風吹きすさぶ海を渡った。

 

 

 

 



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